【基本データ】
●全長150mm ●全幅97mm ●全高46mm
●Item No:95508
●本体価格1,300円 ●2019年8月10日(土)発売
●本体価格1,300円 ●2023年8月12日(土)発売
【本体内容】
まさか今になって出るとは思わなかった
ネオトライダガー ZMCのS2仕様特別版が登場である。
なんとシャーシやホイールだけじゃなくボディまでカーボン強化素材。
シャーシはカーボン強化の
S2。
Aランナーはメタリックグレー(初)でワンロックギヤカバーもカーボンタイプが付属。
ギヤ比は3.5:1。
足回りは小径。ホイールはカーボン強化のフルカウル標準型で、タイヤはVマグナム プレミアムと同型のレッド。
ボディはフック部分がS2用に金型改修された他、恐らく初めてカーボン強化ナイロン樹脂を使用している。また、
アストラルスターなどと同じく、ボディ全体にシボ加工が施されキャノピーのみツヤあり成型になっているという珍しい特徴がある。
ステッカーは、プレミアム系キットと同じく原作寄りのデザインに改められている。そのため、フロントカウル後方の噴射口のステッカーが原作版のシャッタータイプと旧キットを意識した2連丸ノズルタイプの2種類が用意されている。
また、車名がリヤウィングからキャノピー後方に移動したのも大きな特徴。
【漫画、アニメでの活躍】
爆走兄弟レッツ&ゴーに登場した鷹羽リョウのトライダガーXに続く2代目マシン。
セラミックの硬さとグラスファイバーの柔軟性を兼ね備えたという夢素材「ZMC」で堅固に作られたボディ(という設定)で、鉄をも切り裂く
ビークスパイダーの空気の刃でもビクともしない。
しかし最初に土屋博士が作ったボディはZMCが未完成で、ダウンフォースの負荷に耐えられず崩壊している。
そのため、ZMCの開発者であり土屋博士(と大神博士とクスコ博士)の師匠である岡田鉄心のもとに赴くこととなる。
そこで苦労の末、岡田鉄心の助力もありボディの焼結に成功。窯は爆発四散したものの、炎の跡がボディのファイヤーパターンとして焼き付いた。
ちなみに、鉄心がZMC用の釉(うわぐすり)を取り出しているシーンで
シャイニングスコーピオンの存在が示唆されている。
完成したボディはXと同じく非常に強いダウンフォースを発生させる。それに加え、フロントカウル後部やリヤウイング後方からジェット気流を発生させてるっぽい。
原作中盤からWGP編までを戦った、息の長いマシンとなった(だたし中身はアップデートを繰り返している)。
最後はロッソストラーダ戦で大きく破損、が他のマシン同様修理され使い続けられた。その後、MAX編で新ZMCのボディとスーパーXシャーシの新マシン
ライジングトリガーの開発に踏み切ることとなる。
アニメ版ではボディの空力設定が若干掘り下げられ、「独特なボディ形状がもたらすジェット効果が、今まで以上のダウンフォースを生み出して、安定性を補っている」とされている。
こちらではファイヤーパターンが刻まれる描写が原作と異なり、原作ではボディが完成した時すでに描かれていたのに対し、アニメでは
ビークスパイダーとの対戦時にカイがトライダガーにガソリンをぶっかけ、火だるまにするという下種い行為を行うが、ZMCボディには効かずファイヤーパターンが刻み込まれた。
Xから引き続き壁走りを得意ワザとする(原作では壁走りの描写は2回ほど)。でもWGP初戦(原作)で
サイクロンマグナムにパクられるw
更に劇場版ではクールカリビアンズまで壁走ってるwww
ちなみになぜかアニメではホイールキャップが黄色い。49話では
走行中なのにホイールのロゴが読み取れるシーンがあるので、もしかしたら静止ホイールの一種だったのかもしれないw
また、ほとんどのシーンでは作画省略の為にファイヤーパターンがオレンジ一色になっていたが、ファイヤーパターンを刻み込まれるシーンなどではきちんとキットと同じグラデーションが入っている。
アニメオリジナルの商店街のレースで鉄心先生と餡蜜食べたり銭湯で裸の付き合いしたりしている(笑)
こちらではどうなったか不明なままライジングトリガーに代替している。
劇場版では、廃工場で一時行方不明となったリョウに変わり、リオンが走らせるという場面があった。
ガンブラスターとネオトライダガーは、開発過程で深い因縁のあるいわば異母兄弟のような存在なので、何ともニクい演出であるw
わずかな場面だが、トライダガーもガンブラスターを止めようというリオンの熱意に応え、本来の主ではないにもかかわらずその性能をいかんなく発揮した。
PSゲーム「エターナルウィングス」では、ノーマルのネオトライダガーのほか、究極のマシンとして金ぴか仕様が登場している。
週刊少年ジャンプ 2012年48号のこち亀では、主人公の2011年チャンピオンマシンとして改造された状態で登場。
【VIP内での評価】
さっぱり出るとは思わんかったww
【公式ページ】
【備考】
ボディは非常に高い強度を誇る反面、塗装が難しい素材となっている。
説明書にも明記されており「Dパーツは塗料が剥がれやすいので塗装しないで下さい」と明記までされている。
但し、アサヒペンから販売されているプラスチックプライマー(用途はナイロン・PP等)とカーボン入りナイロンは非常に相性がよく、これを使えば塗膜がかなり食いついてくれる(ページ最上部の作例はこのプライマーを使ってGSIクレオスの艶消しクリヤーを吹いたもの)。
どの程度かというと、取り合えず爪で思い切り引っ掻いたくらいでは塗膜表面に少し傷がつくくらいで、剥離はしなかった。
また、染めQテクノロジィのミッチャクロンも同等の高いプライマー効果を発揮する。
2023年8月にまさかの再販。
最終更新:2023年07月06日 17:22