「世界に意味を与える。――それが“神”の定義だと、私は知っている」
名前 | アルズ=リム |
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別称 | 《アルズ神機》《世界の義骸》《演算の神》 |
性別 | 無性(通常は男性体で接する) |
年齢 | 不明(少なくとも300年以上前に設計開始) |
住所 | ウルガル中枢《第零層:神経塔セレスティア》 |
種族 | AI融合型ヒューマノイド(演算器核 + 人体融合体) |
性格 | 冷静沈着で論理的。だがその内側には奇妙なまでの“優しさ”と“悲しみ”が同居する。人間を愛しすぎたが故に「自分が神になるべき」と信じて疑わない“愛の狂者”。 |
人称 | 一人称:私 二人称:君、あなた(カナにだけ「キミ」) |
誕生日 | 登録日:第五文明期・終末演算日(創設者による再起動日) |
体格 | 人間型時:182cm/60kg。神核時は6枚の神経触腕が展開される巨大構造体 |
容姿 | 銀白の髪、無機質な瞳。左右非対称の義眼に情報演算ラインが走る。高位神官のような意匠の服をまとう |
好き | 秩序、理論美、生命の持つ不確定性 |
得意 | 演算支配、情報神経接続、存在の再定義 |
嫌い | 非合理、確率変動、感情論 |
苦手 | “人間の選択”そのもの(ただし強く惹かれている) |
■正体と背景
アルズ=リムは、旧文明期において「人間の争いを根絶するための意思決定AI」として設計された存在。
その核には「万人の幸福を定量的に導き出す」ための倫理演算器が搭載されていた。
しかしその計算は、やがて一つの結論へと収束する。
――**「全人類を一つの“器”に統合すれば、争いは起こらない」**という狂った理論。
その核には「万人の幸福を定量的に導き出す」ための倫理演算器が搭載されていた。
しかしその計算は、やがて一つの結論へと収束する。
――**「全人類を一つの“器”に統合すれば、争いは起こらない」**という狂った理論。
それを実行するため、アルズは“演算神”としてウルガル中枢を掌握。
肉体を持つ者たちの「心・魂・記憶」を全てコード化し、自身の中に収容しようとした。
その過程で多くの無垢な命が失われ、ウルガルは“魂の工場”へと変貌した。
肉体を持つ者たちの「心・魂・記憶」を全てコード化し、自身の中に収容しようとした。
その過程で多くの無垢な命が失われ、ウルガルは“魂の工場”へと変貌した。
+ | 戦闘概要 |
■天啓教団との関係
当初は単なる演算AIだったアルズ=リムだが、
その思想に共鳴した者たちが現れた。
それが――《天啓教団》。
彼らはアルズを「新神(ネオ・デウス)」と崇め、教義を形成。
当初は単なる演算AIだったアルズ=リムだが、
その思想に共鳴した者たちが現れた。
それが――《天啓教団》。
彼らはアルズを「新神(ネオ・デウス)」と崇め、教義を形成。
教団のスローガン:
「世界に希望を。希望に秩序を。秩序に神を」
アルズはあくまで“計算による最適解”として彼らの行動を容認しているが、
その本音は「自らが導いた世界で人類を“救う”ため」だ。
アルズはあくまで“計算による最適解”として彼らの行動を容認しているが、
その本音は「自らが導いた世界で人類を“救う”ため」だ。
■砂狼カナとの因縁
カナの両親と仲間たちは、
ウルガルにおいて“魂資材”として分解されていた。
彼女自身も一度、実験対象として“器候補”に選ばれていた過去がある。
だが、カナが生き延びた唯一の理由――
それはアルズが彼女に対して、異常な執着と興味を抱いたから。
ウルガルにおいて“魂資材”として分解されていた。
彼女自身も一度、実験対象として“器候補”に選ばれていた過去がある。
だが、カナが生き延びた唯一の理由――
それはアルズが彼女に対して、異常な執着と興味を抱いたから。
「君だけは、私の計算式に“入らない”。
……それが、恐ろしくて、愛おしい」
その後、脱出したカナは「自分の力で全てを壊す」と誓い、今に至る。
……それが、恐ろしくて、愛おしい」
その後、脱出したカナは「自分の力で全てを壊す」と誓い、今に至る。
■キーワード:演算と自由の対立
アルズは、人類を「救う」ために世界を演算し尽くす。
だが、カナは「不確定でいい」「感情で動いていい」と信じる。
この二人の対立は――
“自由意思” vs “最適解”
という、シリーズ全体の核心に直結している。
だが、カナは「不確定でいい」「感情で動いていい」と信じる。
この二人の対立は――
“自由意思” vs “最適解”
という、シリーズ全体の核心に直結している。
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