
相手に勝てるかを考えるのが競馬
G1馬を相手に勝った馬は絶対的な指標になること。相手をものさしに馬の能力を評価するのは、当サイトでも散々お伝えしてきました。
相撲でも横綱を倒せば大金星だし。単なる白星とは価値が違う。
また勝てないまでも善戦すれば高い評価を得ることができるし、それは競馬の世界でも同じなんです。
相手が強いかどうかは、馬柱の成績を見ればだいたい察しがつく
例えば重賞レースで実績があるとか、同じ重賞でもG1で好走しているとか。
あるいは注目馬自身が格上挑戦をしている場合には相手はのきなみ強い馬ということになる。
相撲でも横綱を倒せば大金星だし。単なる白星とは価値が違う。
また勝てないまでも善戦すれば高い評価を得ることができるし、それは競馬の世界でも同じなんです。
相手が強いかどうかは、馬柱の成績を見ればだいたい察しがつく
例えば重賞レースで実績があるとか、同じ重賞でもG1で好走しているとか。
あるいは注目馬自身が格上挑戦をしている場合には相手はのきなみ強い馬ということになる。
ラップタイムについて
距離別ラップタイムの分類法
距離/m | 前半 | 後半 |
1200〜1400 | 3F | 3F |
1600〜1800 | 4F | 4F |
2000m以上 | 5F | 5F |
そもそもラップタイムというのは、先頭を走る逃げ馬を基準として計測されており
馬別のラップタイムというのは存在しません。
「このラップを踏んでいるから、この馬はスピードの持続力があるんじゃないか」とか
「中盤のラップが早いから底力があるんじゃないか」とか
「この馬はキレキレの瞬発力がありそう」とか決めつけても、とうぜん全ての馬が同じように走れるとは限らないのでね...
競馬はどんなに時間をかけて予想しても当たらない訳です。
だから素人さんは敢えて手を出さず、せいぜい前半と後半のラップタイムを調べて、あとは道中のペースを確認するくらいに留めておくほうがいいと思います。
馬別のラップタイムというのは存在しません。
「このラップを踏んでいるから、この馬はスピードの持続力があるんじゃないか」とか
「中盤のラップが早いから底力があるんじゃないか」とか
「この馬はキレキレの瞬発力がありそう」とか決めつけても、とうぜん全ての馬が同じように走れるとは限らないのでね...
競馬はどんなに時間をかけて予想しても当たらない訳です。
だから素人さんは敢えて手を出さず、せいぜい前半と後半のラップタイムを調べて、あとは道中のペースを確認するくらいに留めておくほうがいいと思います。
時計の評価は古馬オープンクラスを基準にする
競走馬の走破時計を評価する時は、常に古馬オープンクラスの時計を基準にするのが妥当である。
なぜなら古馬オープンは一番上のクラスで、優秀な馬たちが集まっているからです。
厳しく選抜されれば粒が揃うし、その能力はよりサラブレッドの限界に近くなる。早い話ブレが少ないのです。
また、どの競馬場での話か、馬場状態や、レースの運びはどうだったのかなど、考慮する点はいろいろあるものの、速い時計で勝っていれば、その馬のスピード能力の証明にはなります。
なぜなら古馬オープンは一番上のクラスで、優秀な馬たちが集まっているからです。
厳しく選抜されれば粒が揃うし、その能力はよりサラブレッドの限界に近くなる。早い話ブレが少ないのです。
また、どの競馬場での話か、馬場状態や、レースの運びはどうだったのかなど、考慮する点はいろいろあるものの、速い時計で勝っていれば、その馬のスピード能力の証明にはなります。
走破時計は必ずしも馬の能力に直結するとは限らない
基本的に走破時計はレースのペースや馬場状態によって大きく左右されるものなので
必ずしも馬の能力に直結するとは限りません
ただし、速い時計で勝っていれば、その馬のスピード能力の証明にはなるものの
中距離1800m以上のレースでは瞬発力が問われるので
時計を重視するのはせいぜい短距離1000〜1600mまで
それ以上は距離が伸びるほど使えなくなります。
なので、どんなに時計が遅かろうが速かろうが、中距離以上のレースではほとんど無視して構いません。
必ずしも馬の能力に直結するとは限りません
ただし、速い時計で勝っていれば、その馬のスピード能力の証明にはなるものの
中距離1800m以上のレースでは瞬発力が問われるので
時計を重視するのはせいぜい短距離1000〜1600mまで
それ以上は距離が伸びるほど使えなくなります。
なので、どんなに時計が遅かろうが速かろうが、中距離以上のレースではほとんど無視して構いません。
ペース理論で馬の能力を評価する
ペース | 有利な脚質 |
スローペース | 逃げ先行馬 |
ハイペース | 差し追い込み馬 |
◎スローペースで勝った差し・追い込み馬は瞬発力のある証拠
◎ハイペースで勝った逃げ・先行馬は高く評価しましょう
◎ハイペースで勝った逃げ・先行馬は高く評価しましょう
前半のペースが遅ければ、楽をしたぶん、どの馬も余力はタップリ残っているはず、後半は速く走れて当然ですし、上がりも速くなる。
逆に前半のペースが速ければ、そのツケは後半に回ってくるので、とうぜん上がりは遅くなる。
要はレース展開に逆らって好走した馬を高く評価すればいいのです。
逆に前半のペースが速ければ、そのツケは後半に回ってくるので、とうぜん上がりは遅くなる。
要はレース展開に逆らって好走した馬を高く評価すればいいのです。
例えば、後方に控えていた追い込み馬が、4コーナーを回ってからグングン伸びて、最後の直線で先行馬を一気にゴボウ抜き、なんていうシーンをよく目にする。
一見すると華々しく見えるゴボウ抜きだが、前を行く馬がすっかりバテて勝手に下がってしまい、その結果、追い込み馬がトップに押し出されたような場合は、あまり評価することはできない。
このケースは展開のアヤで勝てただけなので、こういう馬はたいてい次走では人気を背負って凡走します。
一見すると華々しく見えるゴボウ抜きだが、前を行く馬がすっかりバテて勝手に下がってしまい、その結果、追い込み馬がトップに押し出されたような場合は、あまり評価することはできない。
このケースは展開のアヤで勝てただけなので、こういう馬はたいてい次走では人気を背負って凡走します。
逃げ先行馬の場合、速いペースになるのは前半から逃げ先行馬が競り合っている場合が多いので、どうしても前で競馬をする馬は無理をすることになる。
その結果、最後の直線へ来てバテてしまう可能性が高い。逆に遅いペースなら、逃げ馬はじゅうぶん余力を残して勝負どころへ入ることができるし、平均ペースであればバテる可能性は低い。
特にハイペースで好走した逃げ先行馬は高く評価しましょう。
その結果、最後の直線へ来てバテてしまう可能性が高い。逆に遅いペースなら、逃げ馬はじゅうぶん余力を残して勝負どころへ入ることができるし、平均ペースであればバテる可能性は低い。
特にハイペースで好走した逃げ先行馬は高く評価しましょう。
上がり3ハロン34秒台前半は高く評価する
上がり3ハロンが33〜34秒台前半で好走した馬は無条件で評価する。
たとえペースが遅くても、展開が有利であっても注目に値する。なぜならサラブレッドが出せる速度の限界だからです。
さらに33秒台となると3ハロンだけを全力疾走させてもなかなか出せない時計だ
短距離であっても上がり33秒台となると、G1級の一流馬に限られてくる。
また、中距離以上のレースはスローペースになりやすく、勝負どころからヨーイドンの競馬となることが多いので
瞬発力のある馬を重視しましょう。
逃げ馬なら最低でも37秒台はほしいところ。
たとえペースが遅くても、展開が有利であっても注目に値する。なぜならサラブレッドが出せる速度の限界だからです。
さらに33秒台となると3ハロンだけを全力疾走させてもなかなか出せない時計だ
短距離であっても上がり33秒台となると、G1級の一流馬に限られてくる。
また、中距離以上のレースはスローペースになりやすく、勝負どころからヨーイドンの競馬となることが多いので
瞬発力のある馬を重視しましょう。
逃げ馬なら最低でも37秒台はほしいところ。
距離適性を判断するポイント
ペース | 求められる能力 |
スローペース | 折り合い、キレ味の鋭い瞬発力 |
ミドルペース | 長くいい脚、スピードの持続力 |
ハイペース | 底力とスタミナ |
◎テン(序盤)が速いレースで好走した馬は距離短縮に
◎上がり(終盤)が速いレースで好走した馬は距離延長に繋がる
◎上がり(終盤)が速いレースで好走した馬は距離延長に繋がる
上記の表を見てわかるように前半のラップタイムが遅い、スローペースで求められる能力は、せいぜい折り合いと、ゴール前の瞬発力ぐらいだ。
前半に楽をすれば、後半は速く走れて当たり前だ、当然スタミナなど計れないし、能力の評価も難しい。
逆にハイペースになればスタミナが問われるし、着順が悪ければバテたかどうかもわかりやすいですよね?
だから速いペースで走った上がりでないと距離延長の推測はできないのです。
前半に楽をすれば、後半は速く走れて当たり前だ、当然スタミナなど計れないし、能力の評価も難しい。
逆にハイペースになればスタミナが問われるし、着順が悪ければバテたかどうかもわかりやすいですよね?
だから速いペースで走った上がりでないと距離延長の推測はできないのです。
レースを使いつつ馬体重が増加している馬は成長の証
休み明けに馬体重が増加しているのは太め残りの可能性もあるが、
レースを使いつつ馬体重が増加しているのは非常に好ましい。
多くは4歳以下の若駒に見られるが、中には晩成型で古馬になってから活躍する馬もいる。
このタイプは若いうちは身体が未熟で結果が出せず、古馬になってから突然成長しはじめ、徐々に本格化する、俗に言う晩成型である。
5歳の秋頃になって急に力をつけて本格化してきたり、重賞レースを勝つ場合もある。
着順に関わらずレースを使いつつ馬体重が増加している場合は要チェックだ!
レースを使いつつ馬体重が増加しているのは非常に好ましい。
多くは4歳以下の若駒に見られるが、中には晩成型で古馬になってから活躍する馬もいる。
このタイプは若いうちは身体が未熟で結果が出せず、古馬になってから突然成長しはじめ、徐々に本格化する、俗に言う晩成型である。
5歳の秋頃になって急に力をつけて本格化してきたり、重賞レースを勝つ場合もある。
着順に関わらずレースを使いつつ馬体重が増加している場合は要チェックだ!
芝の道悪上手の条件
よく道悪上手とか、道悪の鬼という言い方をするが、そうゆう馬であっても道悪が好きなわけではない。
雨でぬかるんだ走路を走るのはどの馬にとっても嫌なこと。滑ったり、のめったりすれば怖いし、やる気も失せる。
だから道悪を克服する条件として一番大きいのは何と言っても精神力
悪条件にもめげずに一生懸命走ろうとする勝負根性が必要になる。
その他にも蹄が小さく、爪の立った馬や、ピッチ走法の馬は道悪上手だといわれています。
もともと鋭い脚をもっていない馬は、他の馬が鋭い脚を使えなくなるぶん相対的に得をする
そうゆう馬はパワーに優れていたりするので、ぬかるんだ力のいる馬場になれば
そのパワーを生かせるはずだ。
雨でぬかるんだ走路を走るのはどの馬にとっても嫌なこと。滑ったり、のめったりすれば怖いし、やる気も失せる。
だから道悪を克服する条件として一番大きいのは何と言っても精神力
悪条件にもめげずに一生懸命走ろうとする勝負根性が必要になる。
その他にも蹄が小さく、爪の立った馬や、ピッチ走法の馬は道悪上手だといわれています。
もともと鋭い脚をもっていない馬は、他の馬が鋭い脚を使えなくなるぶん相対的に得をする
そうゆう馬はパワーに優れていたりするので、ぬかるんだ力のいる馬場になれば
そのパワーを生かせるはずだ。