人外と人間
ボルゾイ♂×ヒト女 給料日の後はヱビスで 獣人・和姦
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給料日の後はヱビスで 5-345様
「ただいまー」
仕事から帰ってくると、自分の彼女であるメイと
テーブルに並べられた鰤の塩焼と筑前煮が出迎えてくれた。
こんな時、ボルゾイ系の獣人である自分の内臓機能は人間寄りでよかったと心から思う。
同僚のビーグル系はチョコとネギがアウト。塩分に気を付けた食生活を強いられているというし。
仕事から帰ってくると、自分の彼女であるメイと
テーブルに並べられた鰤の塩焼と筑前煮が出迎えてくれた。
こんな時、ボルゾイ系の獣人である自分の内臓機能は人間寄りでよかったと心から思う。
同僚のビーグル系はチョコとネギがアウト。塩分に気を付けた食生活を強いられているというし。
「おかえりー」
胸の辺りまで伸びたストレートの茶髪。外見はチャラいのに『金曜は学校ないし、家でご飯つくってまーす』とか言っちゃう健気な彼女は油揚げの味噌汁をよそいながら尋ねる。
大抵ご飯と共に待っているのだから頭が上がらない。
1度、連絡もせず同僚に(あのビーグルに!)無理矢理飲みに駆り出された時は
キレたメイに目の前でハンバーグを捨てられた。
それから金曜の夜は酒を2缶買うのが約束になっている。
胸の辺りまで伸びたストレートの茶髪。外見はチャラいのに『金曜は学校ないし、家でご飯つくってまーす』とか言っちゃう健気な彼女は油揚げの味噌汁をよそいながら尋ねる。
大抵ご飯と共に待っているのだから頭が上がらない。
1度、連絡もせず同僚に(あのビーグルに!)無理矢理飲みに駆り出された時は
キレたメイに目の前でハンバーグを捨てられた。
それから金曜の夜は酒を2缶買うのが約束になっている。
「今日はヱビスでーす」
「うっそ!金麦じゃないの!?しゅーくんやるじゃぁん」
「給料入ったばっかりだし、ちょっとフンパツした」
「やったー!じゃあご飯食べよ!!」
ヱビスでそんなに喜んでくれるのならお安い御用です。
さして薄給なわけでもないし、これから発泡酒は避けるかなー
と思いつつスーツを脱いで食卓に着いた。
「うっそ!金麦じゃないの!?しゅーくんやるじゃぁん」
「給料入ったばっかりだし、ちょっとフンパツした」
「やったー!じゃあご飯食べよ!!」
ヱビスでそんなに喜んでくれるのならお安い御用です。
さして薄給なわけでもないし、これから発泡酒は避けるかなー
と思いつつスーツを脱いで食卓に着いた。
2m以上ある、全身を白い毛で覆われた二足歩行の獣。
大抵の人間は自分に恐怖心を抱く。
大抵の人間は自分に恐怖心を抱く。
しかし目の前にいる長谷川メイは初対面にして
頭2つ分サイズの違う相手に「モフモフしていいですか?」「尻尾触らせてください!」
なんて聞いてきたのだった。
そこに恐怖心は感じられず、あるのは好奇心と親しみ。
そんなメイに戸惑いを覚えながらも、惚れるのに時間はかからなかった。
一緒に遊びに行くまで3ヶ月
しゅーくんと呼ばれるようになるまで5ヶ月
付き合い始めるまで半年
9ヶ月目で部屋の合鍵を渡して。
メイさえよければいつでも同棲できるのに。
頭2つ分サイズの違う相手に「モフモフしていいですか?」「尻尾触らせてください!」
なんて聞いてきたのだった。
そこに恐怖心は感じられず、あるのは好奇心と親しみ。
そんなメイに戸惑いを覚えながらも、惚れるのに時間はかからなかった。
一緒に遊びに行くまで3ヶ月
しゅーくんと呼ばれるようになるまで5ヶ月
付き合い始めるまで半年
9ヶ月目で部屋の合鍵を渡して。
メイさえよければいつでも同棲できるのに。
そんなことをぼんやりと考えていたら
「明日土曜だけど何しよっか」
と酒で頬を染めたメイが尋ねてきた。
お願いだから無意識に胸を寄せるのはヤメロ。
目のやり場がない。
「どこか行きたい所ある?」
「あー…スーパー行かなきゃ。冷蔵庫になーんも入ってないから。
あとGEOでDVDでもレンタルする?」
と、全く欲のない返事。
とりあえず家でゆっくりしたいんだろう。
「あ、DVD見たいならむしろ買いたいDVDが」
「ナニ?」
「マイコー」
「いいよ。あーでも売り切れてナイといいね」
「確かに」
「朝イチで行こっか」
「明日土曜だけど何しよっか」
と酒で頬を染めたメイが尋ねてきた。
お願いだから無意識に胸を寄せるのはヤメロ。
目のやり場がない。
「どこか行きたい所ある?」
「あー…スーパー行かなきゃ。冷蔵庫になーんも入ってないから。
あとGEOでDVDでもレンタルする?」
と、全く欲のない返事。
とりあえず家でゆっくりしたいんだろう。
「あ、DVD見たいならむしろ買いたいDVDが」
「ナニ?」
「マイコー」
「いいよ。あーでも売り切れてナイといいね」
「確かに」
「朝イチで行こっか」
「じゃあ買い物行って、フードコートでたこ焼きでも買って帰るか」
「ソレいいねー」
あ、でもフライドポテトも食べたいしうどん食べたいなー
じゃあ昼ごはんはフードコートってことで…
なんて、夕飯を食べつつ明日何を食べるかで盛り上がっている自分達はちょっとバカだと思う。
「ソレいいねー」
あ、でもフライドポテトも食べたいしうどん食べたいなー
じゃあ昼ごはんはフードコートってことで…
なんて、夕飯を食べつつ明日何を食べるかで盛り上がっている自分達はちょっとバカだと思う。
夕飯もあらかた片付くと、メイはバスタイム。
自分は洗い物担当。(食事を作ってもらっているのだから当然だ。)
しかしながら一緒にお風呂☆とかちょっと憧れる。
そもそも風呂は湯船に毛は浮くし濡れた毛を乾かないし面倒な作業なのだが。
以前一緒に入った時は体を洗うスポンジにされた。
もっこもこに泡だった俺に吸い付いてきて、メイを包み込む様に洗って…
自分は洗い物担当。(食事を作ってもらっているのだから当然だ。)
しかしながら一緒にお風呂☆とかちょっと憧れる。
そもそも風呂は湯船に毛は浮くし濡れた毛を乾かないし面倒な作業なのだが。
以前一緒に入った時は体を洗うスポンジにされた。
もっこもこに泡だった俺に吸い付いてきて、メイを包み込む様に洗って…
スポンジもなかなかイイ思いしてるんだな…
ガチャリと浴室のドアが空く音がした。平常心、平常心…
「お風呂ありがとう。次どうぞ」
と化粧水をつけながら言う。
上気した頬とか少し湿った髪とか
格好はジャージでも、そんな姿に尻尾が揺れそうになる。
平静を装いながら
「今日はパス。昨日入ったし」
「そっか。じゃあ耳掻きは?」
「…ソレハオネガイシマス」
あぁ、尻尾が大きく揺れる。
「了解。待ってて~」
「お風呂ありがとう。次どうぞ」
と化粧水をつけながら言う。
上気した頬とか少し湿った髪とか
格好はジャージでも、そんな姿に尻尾が揺れそうになる。
平静を装いながら
「今日はパス。昨日入ったし」
「そっか。じゃあ耳掻きは?」
「…ソレハオネガイシマス」
あぁ、尻尾が大きく揺れる。
「了解。待ってて~」
耳に棒を入れるなんて狂気の沙汰じゃない!!と思っていた自分が、ベビーオイルを垂らした綿棒に病み付きになるとは思っていなかった。
最初は「アォンッ」とか声出たしね。
いやーあれは後で散々からかわれた。
最初は「アォンッ」とか声出たしね。
いやーあれは後で散々からかわれた。
「今からやるから頭動かさないでね」
メイの膝枕、床に寝転がってTVを見ながら耳掻きが始まる。
でも実際はTVの音さえも入ってこない。
意識は自分の耳とメイの腿の感触、湯上がりの石鹸の香りだけ。
弾力のある枕、規則正しいリズムで床を叩く尻尾
あ…鼓膜近くのソコの部分は…っ
「…ヮフッ」
「あ、ここ気持ちよかった?もうすぐで片耳終るからねー」「…ゥふ」
「はいはい。じゃあもう片耳ね」
「わフ」
メイの方に顔を向ける。
「TV見えなくなるよ?」
「音さえ聞こえればいいし」
嘘です。
TVなんて全然入ってこない。
腿が
自分を見下ろす目が
耳を蹂躙する棒が
薫りが
体の中の血を熱くさせる。
メイの膝枕、床に寝転がってTVを見ながら耳掻きが始まる。
でも実際はTVの音さえも入ってこない。
意識は自分の耳とメイの腿の感触、湯上がりの石鹸の香りだけ。
弾力のある枕、規則正しいリズムで床を叩く尻尾
あ…鼓膜近くのソコの部分は…っ
「…ヮフッ」
「あ、ここ気持ちよかった?もうすぐで片耳終るからねー」「…ゥふ」
「はいはい。じゃあもう片耳ね」
「わフ」
メイの方に顔を向ける。
「TV見えなくなるよ?」
「音さえ聞こえればいいし」
嘘です。
TVなんて全然入ってこない。
腿が
自分を見下ろす目が
耳を蹂躙する棒が
薫りが
体の中の血を熱くさせる。
「ハイ、終わりー」「……メイ…」
「ん、ナニ?」
「膝枕だけで濡れた?」
「ん、ナニ?」
「膝枕だけで濡れた?」
「っ!何言って…っ」
顔が瞬時に真っ赤に染まる。
「いや、イヌの嗅覚ナメたらいかんよ」
石鹸の中に混じる蜜の匂い。
「耳掻きしただけでシたくなったんだ?」
この鼻が、気づかないわけないでしょうに。
顔が瞬時に真っ赤に染まる。
「いや、イヌの嗅覚ナメたらいかんよ」
石鹸の中に混じる蜜の匂い。
「耳掻きしただけでシたくなったんだ?」
この鼻が、気づかないわけないでしょうに。
ま、俺は耳掻きされる前からする気だったけどね。
上体を起こしつるんとした耳を一舐め。
「ひァっ……んむッ」
直ぐに正面に回り込んでキスをする。
メイの頭ごとくわえられそうな大きな口にある、獣らしい鋭い歯で肌に傷をつけないよう
そっと、…いや理性が飛んでしまって貪るように口内をねぶる。
自分の爪程もない小さな歯を舌でなぞり
おずおずと自分の口内に入り込んできたものを絡めとる。
メイの口からは銀糸が落ち、服の色を濃くしている。
「ん…ぅんッっ」
長い舌を上顎の奥まで挿し入れると、流石に眉が寄り、目が固く瞑る。
毛玉に向かって非力な腕が何度か振り下ろされた。
「…はぁっ……しゅーくっ、はっ…苦し…ッ」
お嬢さん、そんな潤んだ瞳で抗議されても
世の男共を煽るだけなんですよ。
…あぁ、床じゃあヒトには痛いかもなぁ。
メイの抗議には一切答えず、大きな白い獣は軽々と女を抱き上げベッドへと向かったのだった。
「ひァっ……んむッ」
直ぐに正面に回り込んでキスをする。
メイの頭ごとくわえられそうな大きな口にある、獣らしい鋭い歯で肌に傷をつけないよう
そっと、…いや理性が飛んでしまって貪るように口内をねぶる。
自分の爪程もない小さな歯を舌でなぞり
おずおずと自分の口内に入り込んできたものを絡めとる。
メイの口からは銀糸が落ち、服の色を濃くしている。
「ん…ぅんッっ」
長い舌を上顎の奥まで挿し入れると、流石に眉が寄り、目が固く瞑る。
毛玉に向かって非力な腕が何度か振り下ろされた。
「…はぁっ……しゅーくっ、はっ…苦し…ッ」
お嬢さん、そんな潤んだ瞳で抗議されても
世の男共を煽るだけなんですよ。
…あぁ、床じゃあヒトには痛いかもなぁ。
メイの抗議には一切答えず、大きな白い獣は軽々と女を抱き上げベッドへと向かったのだった。
とすんっ
とメイを座らせ、一気に服を脱がせにかかった。
服の端を爪で器用に引っかければ、まるで魔法の様に裸に変身する。
自身の服も脱ぎ捨て、メイを見つめるその瞳はまるで捕食者のようだ。
「しゅーくん…早くぅ」
被食者は食べられることを望み
捕食者が動く。
とメイを座らせ、一気に服を脱がせにかかった。
服の端を爪で器用に引っかければ、まるで魔法の様に裸に変身する。
自身の服も脱ぎ捨て、メイを見つめるその瞳はまるで捕食者のようだ。
「しゅーくん…早くぅ」
被食者は食べられることを望み
捕食者が動く。
蜜の溢れる泉を舐め上げ、臀部を通り頂にまで達する。
爪でピンと弾き肉球で捏ね回し
そのまま抱き寄せる。
体を包む柔らかな毛によって肌をくすぐられるのは、メイにとって緩やかに続く地獄の快楽だ。
そうしてみっしりと毛の生えた腕に体中を撫でられ、耳から口から胸からいたぶられ
ようやくベッドに横にしてもらえた時には息も絶え絶えになっていた。
爪でピンと弾き肉球で捏ね回し
そのまま抱き寄せる。
体を包む柔らかな毛によって肌をくすぐられるのは、メイにとって緩やかに続く地獄の快楽だ。
そうしてみっしりと毛の生えた腕に体中を撫でられ、耳から口から胸からいたぶられ
ようやくベッドに横にしてもらえた時には息も絶え絶えになっていた。
「しゅーくっ、もぉ…っ…ムり…」
「…しゅーくんじゃなくって?」
「シューラぁっッ」
「いやぁ、俺まだ楽しんでナイし」
「…しゅーくんじゃなくって?」
「シューラぁっッ」
「いやぁ、俺まだ楽しんでナイし」
それからは早かった。
一気に秘所を舐め自身を突き立てる。
「あぁぁアっ」
と下にいるメイの身体が跳ねた。
お構いなしに突き上げ
一気に秘所を舐め自身を突き立てる。
「あぁぁアっ」
と下にいるメイの身体が跳ねた。
お構いなしに突き上げ
爆ぜる。
メイから発せられた
「ぉくっ…!ッやぁっ膨らッ……っシューラあっ……」
と抗議と嬌声の入り混じった言葉は耳に届いていなかった。
「ぉくっ…!ッやぁっ膨らッ……っシューラあっ……」
と抗議と嬌声の入り混じった言葉は耳に届いていなかった。
あぁ、またやってしまった。
そう「しゅーくん」ことシューラが気づいたのは、メイが気絶してしばらく経った後のこと。
自分の衝動を抑えきれず、欲望のままに動いてしまって後悔する。
自分の衝動を抑えきれず、欲望のままに動いてしまって後悔する。
眠りについたメイを見つめ、嘆き、謝ったのは何度目か。
明日、お詫びにハーゲンダッツでも買おうか。
それで許されるとは思わないけど。
どうしたら喜んでくれるんだろう。
それで許されるとは思わないけど。
どうしたら喜んでくれるんだろう。
…とりあえず、明日朝イチは無理だなぁ…
DVD売り切れてないといいけど。
DVD売り切れてないといいけど。
と、隣に眠る人の髪を撫でながらぼんやりと見つめているのだった。