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ロボット×少女 高性能変態エデン

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だれでも歓迎! 編集

高性能変態エデン 2-574様

拝啓、父上殿母上殿という固い挨拶は抜きにしてお久しぶりです、エデンです。
ではいつもながらの現時報告します。
美咲は三日程前に風邪を拗らせ寝込んでしまいました。
原因は布団を被らず寝ていたことのようです。
それと先日のお返事にテストの結果はどうだったとありましたが大丈夫です。
俺の調教のおかげか、美咲の評価はオール4です。
やはり飴と鞭の使い勝手が決め手らしいみたいでs


「エデンー!!ごはんー!!」
『あぁ、わかったわかった』



美咲が呼んでいるので、詳しい報告は後日。
彼女のことは気にせずバカンスを楽しんできてください。
以上、報告終わり…と。



キーボードを打つ指を休め、メールを送信する。
後ろからドタドタと駆け寄ってくる足音が近づいてきて、エデンはゆっくりと肩の力を抜いた。
と同時にエデンの身体に衝撃が走った。美咲がエデンの背中にタックルに近い抱きつき方をしたためである。ぐいぐいと身体を押してくる美咲に苦笑するしかないエデンはノートパソコンを閉じ、美咲が抱きついたままの格好で立ち上がった。

「誰にメールしてたの?」
『父上と母上にだ、最近メールを返してなかったから』
「ふーん。ねぇ、お土産買ってきてくれるかなぁ?」
『美咲が良い子にしていたらな』

よしよしと頭を撫でると美咲は嬉しそうに笑い、エデンからゆっくりと離れた。
エデンは美咲の父に買われ、この家に来たロボットだ。
真っ白なボディに装備された装甲はまるで鎧のようで、パッと見てどこかの騎士と間違えるだろう。
人工知能搭載のロボット。値段は知らないが、搭載された人工知能は素晴らしく、掃除洗濯炊飯家事のどれにしても完璧にこなしてしまうのだ。
そのエデンは両親が結婚記念日にハワイへと出発する前日に美咲の仮保護者として渡された。
美咲も最初はたかがロボットと不安げにしていたが今となっては、エデンがいないと生活できない程甘えてしまっている。
エデンも最初は両親に言い渡された任務を実行するために、美咲に厳しく指導したりしていたが今では美咲にベタベタだ。ベタベタすぎて気持ち悪いほどだ。



「今夜のご飯はなぁに?」
『美咲の好きなハンバーグだ、しかも豆腐ハンバーグ』
「豆腐…」
『嫌いか?』
「ううん、エデンのハンバーグはどれも美味しいから好きだよあたし」
『そうか、作った甲斐があったというものだ』

エプロンを床で丁寧に折り畳みながらエデンは美味しそうにハンバーグを頬張る美咲を見つめていた。美咲が「おいしい」と何度も言ってくれる。
美咲が「おかわり」と笑顔を向けてくれる。
エデンは機械なために食事は摂れないが、美咲だけで満足だった。

ふと美咲から視線をずらすとテーブルの下にエデンが見入るものがあった。
テーブルの下でぶらぶらとしている美咲の白く細い足。嬉しさからなのか揺れる足は止まらず、エデンはついカメラアイを細くして見入ってしまった。
自分の視界に映る生命体反応のレーダーや気温、機体温度の数値と共に映し出されたのは●RECの文字。

あぁ、また美咲の動画フォルダがいっぱいになってしまう。
あとで整理しとかなくちゃ。

そんな事を思いつつも、エデンは美咲の白い足から目を離すことはなかった。





食後はエデンの充電の時間だ。
その間、美咲は自分の使った食器を洗い、早めに済むとエデンの居るソファまで行き一息つく。
エデンは背中の小さな装甲を外し、差込口から充電を行う。
ソファに座ってじっとしているエデンの隣に座り、美咲は学校のことを話しだした。
高校の話、友達の話を止まらず話す美咲に相槌を打ちながら聞き入るエデン。
それは、学校や友達という存在を美咲に会うまでは知らなかったエデンにとって興味深い話だ。
その反面、自分の知らない美咲が居る…と少なからず嫉妬しているのも事実であり、特に男子の話はエデンの怒りに触った。
美咲はなぜ、エデンが機嫌を悪くするのかわからず、母親のように接してくれると思っていたのだがどうやら違うらしいと自分なりに納得し、できるだけ男子の話は避けていた。
だが、今夜は違った。

「エデンー」
『なんだ』
「あのねぇ…あたしね、告られちゃったの」
『告られちゃったの…?』
「うん、告白」
『お前の親友である、小林由美子にか』
「違うよー!隣のクラスの男子に!」
『だだんっだっだだん、男子!!!』

異常な反応を見せるエデンである。
まっすぐ前を向いていた顔はぐわっと美咲の方へ向かい、ずずずと顔を近づけてくる。
美咲は苦笑しながらエデンの迫り来る顔を両手で抑えた。




「格好良い人だし、ちょっと付き合ってみようかなぁ…なんて?」
『な、な、なななっ。けけけけしからん!絶対俺は認めないぞ!』
「え、なんで!?」
『そんなどこの馬の骨か糞かわからんぺーぺーに、美咲の初めてはやらん!』

むしろ欲しいぐらいだ!!叫びたい気持ちを抑えつつ、美咲に詰め寄った。
エデンの発言に美咲の顔が真っ赤になり、ビクビクと肩が震えている。

「は、初めてって…そんな、まだわからないよ?」
『身体が目的なんだ。特に今は両親が不在だろう?それを狙っているのかもしれないぞ!』
「違うもん」
『いいや、絶対そうに決まっている。男は皆、狼なんだ。あのな、赤ずきんちゃんという童話はな』
「もうっ、エデン最低!そんな風に言わなくたっていいじゃないの馬鹿っ」

美咲は顔を真っ赤にしたままソファから立ち上がる。
ぽたりとエデンの膝に滴り落ちたのは美咲の涙だろうか。

『美咲っ』

エデンは美咲の表情にどうしようもない、複雑な感情に巻き込まれた。
美咲のことが心配で言ったのに、結局美咲を傷つけてしまった。
こういう時、母上ならどういう言葉を美咲に掛けるのだろうか。
エデンは離れていく美咲の腕を掴んだ。
充電を途中放棄し美咲を腕の中に閉じ込めたままソファに雪崩れ込んだ。

『美咲』
「謝っても…許さないんだから」
『いや…男は皆、狼だぞ』
「ふぇっ?」

あぁあああ、我慢できねぇええ

美咲の涙を見た途端、我慢できない感情が爆発した。
美咲の発育途中の胸をシャツの上から撫でながら、騒ぎ立てる美咲の唇に、固い唇部分の装甲を押し付ける。パカ、と装甲は左右に分かれ中からぬるりとした弾力のある何かが美咲の口内を這う。奥に引っ込んでいる舌を誘い出し、くちゅくちゅと音を立てて絡めた。
するとシャツの上からでもわかる程に美咲の胸先は硬くなった。
堅い装甲で覆われているエデンの手は直接美咲の感触を味わうことはできないが、それでもその変化を見るだけで十分だった。


今の女子高生は発育が進んでるなぁ…。


「ふぇっ、あ、えでんっ…」
『美咲…俺には一つだけ隠し事があった。
実は俺は、家事もできるが性欲求の処理もできるスーパーロボットなのだ。だから安心して身を任せて

くれ!』
「はっ?そんなっ…あ、っ」

エデンはソファに深く座ると美咲の身体を軽々と持ち上げ膝の上に座らせた。
片手で美咲のシャツを捲り上げ、露になった肩を舐める。美咲はびくっと大きく震えた。
そのまま美咲の胸に口付けし、堅くなった先端をしつこく攻める。
その間にボンを脱がし下着へとねじ込んだ固い指が秘所に触れると、美咲が声を上げた。


『ぐちゃぐちゃだな?』
「やぁ…っ、あ、っは…」

美咲の下着を脱がそうとするが美咲は嫌々と首を振り逃げ出そうともがく。
ぐちゃぐちゃに濡れて、普通の女ならばもう欲しい頃だと言うのに美咲は必死で抵抗する。
その美咲の様子に、エデンは自分が悲しくなった。
機械だから、駄目なのだろうか。
機械だから、愛し愛される関係を持ってはいけないのだろうか。
ぐるぐると言い表せない感情が思考回路を焦がしていく。

『俺、美咲が好きだ』
「えでん…?」
『美咲とずっと居たいし、美咲をずっと想っていたい。美咲と口付けしてこういう事もしたい。
俺がただの高性能な人工知能型ロボットだったらこんな感情持たなかった。
全て持ち得たのは、美咲のお陰なんだ、俺はこの想いを…大切にしたい』

一言いえば、次々と溢れ出す想い。
こんなにも美咲を想っていたのか、とエデンは自分のことなのに驚いた。
スッと視線を交わせ合うと美咲の瞳が無表情な機械を映した。

「エデン…」
『美咲が欲しい。今夜だけでもいい。今夜終えたら、俺を処分してもいいから…』
「エデンってさ、変態だったんだね」
『は?』

シリアスなムードの中「変態」という聞きなれない言葉が美咲からこぼれた。
一体何を言っちゃってんの、この娘は。

「ずーっと足見ちゃってさ、挙句に盗撮してたでしょう」
『な、なっ…なんでそれを!?』
「昨晩見ちゃったんだよねぇ、パソコンの中のデータ。ふふ、さっきの視線もそうなんでしょ?」
『あー……』

馬鹿!!俺の馬鹿!!バックアップに、パソコンの中にデータを転送しなきゃ良かった!後悔が生まれるが、仕方ない。(俺は前を見て生きていくぞ)

「エデン、好きだよ」
『美咲…』
「エデンの本音聞けて嬉しかったよ」
『美咲ぃいい!!』

俺、変態でよかった。


すでに挿入するに十分な状態になっている自分自身を取り出し、美咲の濡れた秘所に擦り付ける。
内分泌を放出しない自分のソレは人工的なモノで、潤滑油がないと初めての美咲にはキツイモノだ。
だがそれなりに、柔らかく、だが芯を持っている。
人間の男性器に近い構造でできているのはさすが、高性能な性欲処理ロボット。

『美咲、挿れるぞ』
「え?あ、ちょっ、ちょっと待っ…ああぁっ!」
『ちっ、入らない…』

まだ誰も入ったことのないそこは窮屈で、内壁がエデンの進行を阻む。
乱暴にしてはいけないと思いつつも、エデンは力を込めて進んでいった。
これまでにない激しい締め付けに、エデンのソレはギチギチと音を立てた。

「んっくう…いたっ、やああああああ!」
『我慢してろっ…』
「はっ、あっ、…えでん、あっ!」

ブチ、と何かが破れた音がしたような気がした。
美咲の腰が震え、美咲の瞳からぽたりぽたりと涙がこぼれた。

「んはぁ…エデン」
『大丈夫か?』
「へーき…ささっ、早く終わらせよ…」
『…お前、ムードをな、もう少し考えてくれないか』

ゆっくりと腰を撫でながらエデンは苦笑する。

「だって痛いんだよ…まじでっ」
『…わかったわかった、ゆっくり動かすからな?』

ゆっくり、ゆっくりと美咲を気にしながらも出し入れを始める。
最初のうちこそ美咲は動きにあわせて小さな悲鳴をあげていたが、それもいつの間にか快感を含めたものに変わっていた。
ソファのシーツを握り締めた小さな掌に汗が滲みだす頃には美咲の口からは嬌声が溢れでていた。

「あ、あぁんっ…あぅ、あふっ」
『美咲、気持ち良いか?』
「あ、はっ…わかんないっ…ああんっ」
『よーし、じゃぁもう少し頑張るか』

段々激しくなってくるエデンの動きに翻弄されながら、美咲はエデンにしがみつく。

「ああぁっ、は、っなんかきちゃうっあぁっ…えでんっ」
『おう、いいぞ』
「あっ、ああぁぁああ!!」

エデンはのの字に腰を回し、強弱をつけて美咲を突き上げた。
声を上げ達した美咲は、はぁはぁと荒い息をしながらエデンへと目を向ける。

ハァハァハァハァ…
「エデン、気持ち悪い」
『いたい、特にこの状況で言われると』

胸の奥にナニかが突き刺さった。突き刺してるのは俺の方なのにな…ぐすん。





翌朝、エデンはテレビの前でゴソゴソと何かをしていた。
朝食を食べながら美咲はひょっこりと顔を出して、テレビを見遣る。

『ああぁっ、は、っなんかきちゃうっあぁっ…えでんっ』
『おう、いいぞ』

みるみるうちに美咲の顔は真っ赤になっていき、床に箸を落とした。

「ちょっとーー!!エデン何やってんのー!」
『バッチリ、抜かりなく昨夜の愛の育みを撮っておいたのだ、これをDVDにおとしてーっと』
「DVDにしてどうすんのよ馬鹿ぁ!」
『ぐふふー、知りたいのか?ならば教えてやろう、この動g』
「この変態がぁああ!!」



拝啓、父上殿母上殿先日、美咲との親交を深く、深く深めました。
そして初めて、愛という味を知りました。
とってもおいしかったです。





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