最終更新日
2024-07-0112:30:10



大陸


この世界には、観測されている範囲で四つの大陸があるが、
隔てる海の厳しさ、また陸路においても「森」による断絶があるため、
各大陸同士の交流は現段階ではほぼないとされる。

海もまた「森」かそれ以上の危険を孕んでおり、
未発見の大陸の存在が示唆されているものの、実際に確認できた者の存在は未だない。

地方


地方名は、その地方での隆盛を支えた最も大きな大地生から取られていることがほとんど。
この地方に存在する「骨」をまとめて「属骨」と呼ぶ。地方のことは「屋台骨」とも呼ぶ。

詳しい解説は「こちら


骸(むくろ)


大型の骨が稼働する、人の集まる地点のこと。
「港」、「寄港地」、あるいは「竜骨」などとも呼ばれる。

※「森」の世界に、竜の存在はない(竜のような容姿の存在は多数ある)が、
  日本語における伝わりやすさのために「竜骨」と表現している。

その地方における交易拠点であったり、人の流入出が多い、都市人口が多い中心地にあたる。
また、潜森士が「森」に入る際に拠点にする地域や、その周辺のことも同様に港と言うため、
「骨」の有無はその呼称に大きくかかわらない場合もある。

たいていの場合が長大な範囲に影響を与える「骨」によって形成されているが、
地域によっては多数の小さな「骨」の群衆によってできていることもあれば、
あるいは単に、極めて「森」の影響が少ないエリアであったりなど、場所ごとの傾向は多岐にわたっている。

「骸」の名は、多くの場合そこに最も関わりの深い大地生のそれから取られているが、
例外的にその地方で最も大きな場は、
地方名の元となった大地生の二つ名から名称が与えられている場合が多い。

この二つ名は、大地生がかつて人々とどのように交流していたか、
どのような恵みをもたらしていたか、記録に残る出来事などによって名付けられる。


潜森宿(ダイバーズキャンプ)/小骨


地方が大きな括り、港が中程度の括りとするなら、
潜森宿、あるいは単に「宿」と呼ばれるそれらは小規模の括りに当たる。

また、潜森宿の有無を問わず、
人が住んでいる一帯のことは概して「小骨」や、骨がなければ「泊地」と呼ばれる。
(骨の有無を問わず泊地と呼ばれることも)


灯台(トーチ/ライトハウス)


浮標(ブイ)の放つ航路線(ライン)が終着するポイント。永久浮標とも呼ばれる。

潜森宿や小骨の一部に配置されている場合が多く、
これを基準に航路が作られる。

浮標そのものと違い、固定されているため海嘯の影響を受けにくい(受けないわけではない)。

浮標と灯台の距離が遠すぎる場合、
間に「灯浮標」という灯台と浮標の中間の役割を持つ浮標を挟むことがあるが、
こちらは灯台よりずっと不安定なため、定期的に航路整備を行わないと容易にロストする。

灯台から逆向き、つまり浮標の側へと航路線を送ることはできず、
あくまで浮標からの目標地点としてしか設定できない。

多くの場合は近隣の小骨や港から出張ってきた灯台守がそこを整備しているが、
深部に位置する灯台では、そこを守るべき場として一生に渡って保全し続ける灯台守も存在し、
一族が何代も続けて維持している場もあるとされる。


例外など


明確にどの「骨」が何の大地生を基にしていたか等、
事実関係が不明なことも多いので、上記の名称規則は曖昧であることも多い。

一部の例外を除いて、
基本的には「地方→港→宿」ごとに、その地方での影響の大きさ、体躯の大きさなどの順から
大、中、小、の規模影響を持つ大地生の名前が使用される。
最終更新:2024年07月01日 12:30