最終更新日
2024-07-0118:55:05

地域ごとの概説


各地方によって、大きく文化や環境、気候から生息生物も異なり、それぞれの距離は大きく離れている。
ここでは、その中でも明確に差を持つ、各地方、特定地域ごとの特徴を記す。




「ウィーウェーゴ大陸」




「エトノーザム地方」


気候:温暖湿潤

説明:

潜森士はもちろん、それ以外の森辺の民においても、
「森」の入口としてはポピュラーなエリア。
ナナシアやルカたちが住んでいるのはここ。

海嘯や時化の発生時以外は気候も安定しており、周辺にも「骨」が多く、
初心者はもちろん、深部へと挑む中~上級者も含めてこの寄港地を利用する潜森隊は多い。


「テッテンラ地方」


気候:氷雪

説明:

大陸北方に存在する、巨大な氷湖を中心に、大地生の骸が沈むようにして存在するエリア。
尾が原形を留めたまま湖の外に向かって長く伸びており、その繋がりを失わずに岸を越えて続いていて、
屋根のようになったその連なりの下で人々は生活を営んでいる。

透明度の高い氷の下では、げっ歯類のような骨格を持つ大地生が丸まって眠っており、
かつてこの地が暖かかったとき、緩やかな氷の流れが彼の存在を包み込んだのだとされている。


「コトロクシワ地方」


気候:温暖湿潤

説明:

乱立する柱のような数本の巨大な「骨」と、それらが時折生きているかのように、ぬかるんだ地を揺らしながら鳴動する骸。

内郭に近いが、落ち着いた湿地帯に近いこと、ぬかるみが「森」のけものをも阻んでいるためか、
「森」の環境も比較的安定している。が、当然ながらエトノーザムよりは危険が多い。

また、内郭への距離の近さはあるものの、入り組んだ環境が人族の侵入をも拒む区域でもある。


「イシタダ地方」


気候:灼熱帯

説明:

「森」の激的な環境下のはざまに位置する、外郭の中でもかなり過酷な地域のひとつ。

「骨」の上に築かれた珍しい街が存在するが、その下には今も活動する溶岩が沸き起こっており、酷暑は折紙付き。
内郭に近く、アクセスの利点だけを選んで滞在する潜森士たちが少なからず存在する。

代表的な地では双つの骸が折り重なるように港を形成していて、
それぞれが「ラララテ」と「ララワ」と呼ばれている。
最終更新:2024年07月01日 18:55