"trelet liyär ï pir an trete tatreelür.
kulat liyär täš a magwet yaxöš aev ï täš.
lulpeelär! lulpee letüš aev a piš.
let ar a lav magwettalet ï maaš eav an."
共通語(原語名:xör fiv/ヘル・フィウ、ヘル・フィヴ)は、名無しの森世界観で話される言語。
リングア・フランカ(一種の共通語)として
潜森士に広く用いられる。日本語文献では、
「森林語」、「
森文字」、
「フィウ語」などとも呼ばれる。
概要
人類の生息圏は森によって分断され、その間を行き交うすることは容易では無くなった。これは、それぞれの言語の多様性を保全するのに役立った一方で、潜森士に依って立つ宿や森の外の共同体の一部では潜森士同士やそれに関わる人間の間でのコミュニケーションが難しくなった。これにより、ピジン的に形成されたのが共通語である。
基層言語は
古典普通語(xör ivendöuv trukav)であり、基礎語彙が共通しているが相互通用性は低い。
共通語は森の外の勢力同士の情報共有にも使われており、国際語的な立ち位置にある。共通語が話せない人間は田舎者と思われがち(共通語は高位変種である)だが、特別に潜森士などに関わらない住民は共通語を話せない場合のほうが多い。
名称
メタ的に(日本語の問題として)は「共通語」という呼び方はよりフォーマルな呼び方で言いたい時に使うとよく、「フィウ語」という名称はファンタジー的な固有言語名称を演出したい時に使うと良い。なお、いずれにせよ原語は "xör fiv" であるのでどちらがより正しいということはない。
「森林語」、「森文字」の名称は、よりファンタジー的な演出をしたい際に用いても良いが、本項及びそのサブページにおいては名称の統一上の目的で用いられない。
言語変種
森の影響を強く受けた探林家などには認知や主体としての認識に影響を受け、通常の共通語とは異なる話し方をする場合があり、これを「深森語」と呼ぶ。これと対比して、共通語のことを「浅森語」と呼ぶ場合もある。
また、共通語の根源となった中世以前の言語を「古(代)語」と呼ぶ場合がある。
一般的に探林家や宿に関わる者の話す共通語には訛りが少ない傾向があり、森に関係する者に近ければ近いほど共通度が高く、遠ければ遠いほど共通度が低い(訛っている)。
関連項目
最終更新:2024年07月01日 13:29