界異/妖界(ようかい)
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概要
怪異の中でも特に永らく地域伝承や昔話、逸話等によって存在等級が増強、
肥大ないし圧縮化された特異な存在を『妖界』と総称し、一般的な界異と区別、
界異とは似て非なる存在であると差別化した物を指す。
肥大ないし圧縮化された特異な存在を『妖界』と総称し、一般的な界異と区別、
界異とは似て非なる存在であると差別化した物を指す。
『妖界』の特徴
げっ歯類程度の大きさでありながら存在等級がⅤ号級に達している事がざらであり、現状界異の穢装等級等に当て嵌める事が非常に難しい個体群が大半である。
その為、測定される穢装等級と存在等級との乖離、格差が激しく、性質も非常に危険な個体から協力的な個体まで多種多様な『妖界』が存在する。
極一部は祓魔師の上級縁起『式鬼(しき)』として縁を結び協力する事もあるが、能力行使による呪詛的、霊的反動は並の縁起よりも大きく強い為、切り札となり得る反面未熟な祓魔師では反動を受け流す事はまず不可能であり、反動によって形代を総て貫通した上で落命の危険すら有り得る諸刃の剣である。
その為、測定される穢装等級と存在等級との乖離、格差が激しく、性質も非常に危険な個体から協力的な個体まで多種多様な『妖界』が存在する。
極一部は祓魔師の上級縁起『式鬼(しき)』として縁を結び協力する事もあるが、能力行使による呪詛的、霊的反動は並の縁起よりも大きく強い為、切り札となり得る反面未熟な祓魔師では反動を受け流す事はまず不可能であり、反動によって形代を総て貫通した上で落命の危険すら有り得る諸刃の剣である。
『妖界』の区分と識別
主に界異同様都市伝説(フォークロア)からの発生界異に分類されるが、永らく『語り継がれて来た伝承や伝説』によって存在等級が怪異に比べて極めて盤石であり、前述の通り存在等級はその個体全高、全長に関わらずⅤ号級に達している。
穢装等級も現状の界異とはその危険度にそぐわない事が多く、大半の『妖界』から測定される穢装等級では『妖界』の危険度を証明する事が難しい。
その為、確認個体毎に以下の区分情報を別途設定している。
穢装等級も現状の界異とはその危険度にそぐわない事が多く、大半の『妖界』から測定される穢装等級では『妖界』の危険度を証明する事が難しい。
その為、確認個体毎に以下の区分情報を別途設定している。
危険度 | 読んで字の如く、当該妖界と相対した場合の危険度 |
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穢装等級と存在等級が現行の界異から測定される脅威度と乖離している以上、改めて当該妖界の危険度として0~100に数値化し、設定を改た物である。
当該妖界との意思疎通の可否、人間に対する姿勢、態度、行動、人間の生命維持に及ぼす害等、様々な測定観点から計測、設定されている。
当該妖界との意思疎通の可否、人間に対する姿勢、態度、行動、人間の生命維持に及ぼす害等、様々な測定観点から計測、設定されている。
共存性 | 当該妖界の棲息する地域とその周辺住民との共存の可否、及び協調度合い |
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我々境界対策課としてではなく、当該妖界の棲息する地域とその周辺住民との協調、共存の可否、及びその共存可能LVを0~100で数値化し、設定を改めた物である。
上記危険度と必ずしも反比例する物では無く、例え高い危険度を持つ妖界でも生息地に無暗に入り込む等の不用意な行動によって、当該妖界を刺激する様な事をしなければ実害が発生しない、当該妖界が近隣住民に危害を加えないならば、共存性も高い数値を示す。
上記危険度と必ずしも反比例する物では無く、例え高い危険度を持つ妖界でも生息地に無暗に入り込む等の不用意な行動によって、当該妖界を刺激する様な事をしなければ実害が発生しない、当該妖界が近隣住民に危害を加えないならば、共存性も高い数値を示す。
行動範囲 | 当該の妖界が活動可能な条件と範囲を調査した物 |
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一部の妖界は特定地域、若しくは限定的な範囲内にしか存在出来ない場合があり、当該の妖界が活動可能な条件と範囲を調査した物である。
上記【危険度】【共存性】に大きく関わる項目であり、この行動範囲の把握が妖界の捕捉と交渉、ないし祓滅の成否に係る重要なパラメータであり、妖界の調査に際してもこの行動範囲の把握が最優先且つ最重要項目と云える。
上記【危険度】【共存性】に大きく関わる項目であり、この行動範囲の把握が妖界の捕捉と交渉、ないし祓滅の成否に係る重要なパラメータであり、妖界の調査に際してもこの行動範囲の把握が最優先且つ最重要項目と云える。
侵食度 | 形代貫通能力の有無、穢染速度等を総合した侵食速度の目安 |
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一部の妖界は界異と同様かそれ以上に強大な穢装等級を持つ個体も居る為、その穢れの侵食速度と侵食強度は通常の界異とは比べ物にならない程速く、深い。
殊更人間に敵対的な妖界の大半はこの【侵食度】が高い傾向が強く、祓滅以前に接敵するまでに必要な祭具も総じてⅤ号級界異以上の装備を必要とする。
余程の緊急事態でない限り、この侵食度の高い妖界への不用意な接触は避けるべきである。
殊更人間に敵対的な妖界の大半はこの【侵食度】が高い傾向が強く、祓滅以前に接敵するまでに必要な祭具も総じてⅤ号級界異以上の装備を必要とする。
余程の緊急事態でない限り、この侵食度の高い妖界への不用意な接触は避けるべきである。
関連ページ
【境界対策課】対特殊界異『妖界』報告資料【外部持ち出し禁止】(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22735925)
権利情報
権利者 | シユウ@オルカ号大魔神 |
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コンタクト先 | https://twitter.com/shiyou_PSO2 |
他作品での使用範囲 | 当方の許諾無しに死亡、欠損、重症表現はお止め下さい |
登場作品 | https://w.atwiki.jp/nandayo/pages/142.html |