ボウ・ア・ロアオ
「小指の爪ほどの黄金で雇われてどんな殺しでもするゴロツキ」と自嘲しつつも、汚れ仕事ながら任務と仲間には誇りを持っており、それを侮辱されたと見れば怒りを顕わにし、雇い主にも食ってかかる。
総てが終わった後に仇敵の筆頭であるショク・ワンとの問答の果てに毒気を抜かれ、止めの一言(「ナラスのような邪悪さを感じない」)に心を揺り動かされたのか、その時は断ったものの数年後にジゲン・ノコウ(彼も朋友リグロウをうっかり殺害)が取り仕切る吾伽式国の諜報機関に加わった模様。
ちなみに外道一味の中でボウのみ、特殊能力や「混沌の存在」に帰依して得られる外法ではなく、尋常なる武繰と気闘法の修練を突き詰めて「人間の形をしているが人外の領域に踏み込んでいる」超人で、そのせいか儀象然士との戦闘時も駆け引きを楽しんでいる節が見受けられた。
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サン・ブレイズ ちゃっかり回収、事態を激変する楔となる。