アドバイス系
アドバイス系とは、主に以下の形式で用いられるお題です。
「これから◯◯する人に、アドバイスをしてください」
アドバイス系お題で抑えるべき基本事項
このお題は「面白いことを言え」ではなく「助言の形式で答えろ」という
フォーマット指定のお題で
セリフ系の回答を求められます。
したがって最低限守るべき条件は、必ず「助言の文型」になっていることです。
- 「~するといいよ」(やったほうが良いこと)
- 「~しないほうがいい」(やるべきではないこと)
- 「~してから行くといい」(準備や手順)
これを外すと、どれだけ面白い内容でもお題不適合となります。
このお題の本質は「世界のルール提示」
アドバイス系お題の回答は、実質的に「この世界では、そういう対処法・攻略法・運用ルールになっている」という "世界の仕様" の提示にあります。
言い換えると "助言の形をした世界観説" であるとも言えます。
善意のアドバイスであること
アドバイスである以上、言っている本人は基本的に「本気で役に立つと思っている」「善意で言っている」という前提が重要です。
笑いは、本人は真面目なのに、客観的に見るとおかしいというズレから生まれるのが理想形。
※ 露骨な「罠」「陥れる目的」になると、それはアドバイスではなく意地悪・トラップ系の別ジャンルにとなります。
「格言型」について
バリエーションとして
「二度あることは三度ある」
のような格言・意味ありげな言葉で答える型もあります。
ただしこれは
と、ただの無難な一言になりやすく、ボケとして弱くなりがちです。
格言型が成立する条件はその格言を "この状況に当てはめる神経が狂っている" ことです。
作例:「ズレの作り方」
アドバイス系の笑いは「助言としては成立しているが、その前提世界・ルール・価値観がズレている」ことで生まれます。
- まず「助言の文型」を守る
- 次に「この世界のルール」を1つ捏造する
- そのルールが常識からズレていれば、それがボケになる
① 対象・対処方法のずらし
お題「これからカッパを捕まえに行く人に、アドバイスを下さい」
回答「釣り竿の先にエロ本をぶら下げるとよく釣れるよ」
→河童を「魚レベルの小物扱い」
→攻略法が「思春期男子への罠」
👉 存在の格下げ + 手段の俗化
② ゴール(目的・評価軸)を変える
お題「これからカッパを捕まえに行く人に、アドバイスを下さい」
回答「くちばしが金色のカッパはレア個体で高く売れるよ」
→「捕まえる」→「換金する」→成功条件が「金になるかどうか」
👉 目的そのもののすり替え
お題「これからカッパを捕まえに行く人に、アドバイスを下さい」
回答「小ガッパを狩ると強いボスカッパが出現するので、青年カッパがおすすめ」
冒険者ではなく「運営・攻略Wiki視点」
👉 世界を "管理・運用されるコンテンツ" として見る
ずらし
お題「これからカッパを捕まえに行く人に、アドバイスを下さい」
回答「みりちゃむが罵倒して弱ったらモンスターボールで捕獲できるよ」
河童退治 → ポケモン的ゲームシステム
HP、捕獲、デバフという概念の持ち込み
👉 ジャンルそのものの変換
※ 実際には「③
メタ視点 + ④世界観変換」はセットで使われることが多い。
- 世界観変換の代表例(応用テンプレ)
- ゲーム化(HP・捕獲率・レアドロップ)
- ビジネス化(効率・回転率・コスパ)
- 行政化(申請・許可・管轄)
- ペット・害獣管理化(餌付け・去勢・保健所)
- 芸能化(プロデュース・炎上・ファン)
- サブスク・サービス化(規約・更新・解約)
- 医療化(検査・投薬・副作用)
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最終更新:2026年01月10日 12:53