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フォーマット指定

フォーマット指定とは「どんな形式で答えればいいか」が明示されているタイプのお題のことです。
つまり回答者は「何を考えるか(中身)」ではなく「その形式の中身を何にするか」に集中すればよい状態になります。


典型的なフォーマット指定の種類

① キャッチコピー指定型
お題「ギャルに人気のお菓子。そのキャッチコピーは?」
回答は必ず 「◯◯なお菓子」のキャッチコピー形式の一文 になります。
なぜなら既に「広告コピー」というフォーマットが指定されているからです。
回答例「カロリーよりノリを優先しました」

② セリフ指定型(決め台詞・一言)
お題「サラリーマンに人気の特撮ヒーロー。その決め台詞は?」
「セリフ」という話法フォーマットが指定されており、ヒーローの決め台詞っぽい一言 になります。
回答例「そのハンコ、俺が押す」

③ タイトル指定型(曲名・映画名・本のタイトルなど)
お題「話題の炎上系アイドル。曲のタイトルは?」
回答は「それっぽいタイトル」形式の短い名詞句 で、中身は「曲名」というラベル表現で処理する
回答例「ごめん、今燃えてる」

④ 企画内容指定型(何をしている系)
お題「登録者100万超えのYouTubeチャンネル。何をしている?」
回答はチャンネルの企画内容説明 になる。「何をしているか」という活動内容フォーマットが指定されている
「毎回、謝罪動画の練習だけしている」

フォーマット指定の本質

フォーマット指定は、「発想の入口」を強制的に1つに絞る装置です。
通常の大喜利では:
  • キャラにするか?
  • 世界観をいじるか?
  • メタにするか?
  • 行動にするか?
  • セリフにするか?
という 出力形式の選択 から考えなければなりません。
しかしフォーマット指定があると:
  • 「コピーを作る」
  • 「セリフを言わせる」
  • 「タイトルをつける」
  • 「企画を説明する」
という 書式が確定 しており、中身のズレ・発想のズレにだけ集中できる構造になります。

フォーマット指定のお題のメリット

① 初動が軽い
  • 何を書けばいいかはもう決まっている
  • 「どういう形式で出すか」で迷わない
→ 特に初心者・ウォーミングアップ向き
② 回答の比較がしやすい
全員同じフォーマットという土俵で戦うので、純粋に「発想のズレの質」だけが比較される
③ ボケの方向性が収束しやすい
フォーマット自体が、短文化、言い切り化、ラベル化を要求するため、キレ味重視・瞬間理解型のボケ になりやすい。

フォーマット指定と発想法の関係

フォーマット指定は発想法そのものではなく「発想を載せる器」 の指定です。
中身には常識の反転極端化メタ視点などの発想法がそのまま使われます。
例:「ごめん、今燃えてる」
→ 炎上アイドル × 日常会話タイトル化(世界観のズレ)

フォーマット指定の注意点

① フォーマットに寄りかかりすぎると弱くなる
「それっぽいだけ」のコピーやタイトルは、発想のズレがなくただの再現になりがちです。
② フォーマット破壊は基本的に減点
フォーマット指定のお題では、フォーマットに従うこと自体が前提ルールなので、
  • 形式を無視する
  • 長文説明にする
  • 物語ににする
などは、基本的に不利になります。

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最終更新:2026年01月07日 21:10