アクション映画
大喜利におけるアクション映画というテーマは、爆発・銃声など絵が強いお約束の記号が多く、無茶が多いので製作事情の裏側を裏切ると良いです。
アクション映画というテーマが持つ特徴
- 絵が強い(=一文で成立しやすい)
- 爆発・銃声・カーチェイス・肉弾戦など、映像記号が濃いので短文でも情景が立ちます。
- → 大喜利では「言い切り型」「一点突破」が強くなります。
- “約束”が多い(=裏切りが効く)
- アクション映画には観客の期待値が固定されています。
- 派手である
- 速い・危険・緊張感がある
- 主人公が強い(または不死身)
- 物理法則はだいたい無視
- 悪は分かりやすい
- → 期待が固いほど、ズラしが刺さる。
- ツッコミの型が自然に生まれる
- 「無茶」が多いジャンルなので、現実担当(保険会社、近所、警察、制作側)が立ちやすい。
- → メタ視点(制作事情)も強い武器になります。
アクション映画あるある(素材集)
大喜利で使いやすいように“カテゴリ別”にまとめます。
- A. 主人公・キャラあるある
- 弾が当たらない/当たっても平気
- 走りながら正確に撃てる
- 片手運転・片手射撃・片手で何でもできる
- 口数少ないのにカッコいい
- 逃げる時だけ足が速い
- だいたい過去に傷がある
- B. 敵・組織あるある
- 敵は無限湧き(数だけ多い)
- 敵の弾だけ当たらない
- 敵は順番に襲ってくる
- ボスだけ急に強い/急に弱い
- 便利な基地・倉庫・工場が出てくる
- C. 物理・演出あるある
- 爆発は都合よく“後ろ”で起きる(振り向かない)
- 車が頑丈すぎる/ぶつかっても走る
- ガラスは気持ちよく割れる
- 銃声がやたら気持ちいい
- 走るときBGMが盛り上がりすぎる
- どこでも火花散る
- D. 撮影・映画文法あるある(メタ視点にも使える)
- 暗い倉庫・駐車場・工場(撮りやすい)
- 似た構図の追跡が続く
- 無線・イヤホンで全部説明される
- “今ので死んだ?”が曖昧
- 予算の差が画に出る(CG・人数・ロケ)
ずらしの入れ方(大喜利として強くなる型)
「
ずらし」は大きく “期待の柱”をどれか1本折るのがコツです。
アクション映画の期待の柱はだいたいこの5つ:
1. 派手 2) 速い 3) 強い 4) 危険 5) カッコいい
ここを折る方向性を、実戦用にパターン化します。
- ずらし①:派手のはずが「地味」
- 狙い:スケールダウンの落差で笑いが出る
- 爆破 → 小さすぎる(“ポン”)
- カーチェイス → すぐ渋滞で終わる
- 格闘 → 服が汚れるのを嫌がって動きが小さい
- ポイント:“地味な理由”を現実的にすると強い(近所迷惑、清掃費、クレーム等)
- ずらし②:強いはずが「弱い/優しい/気遣い」
- 狙い:アクションの暴力性を“人間性”で裏切る
- 敵に謝りながら殴る
- 破壊しないように戦う(弁償できない)
- 乱射せず「危ないから下がって!」と誘導がメイン
- ポイント:優しさは具体行動にする(注意喚起、片付け、弁償、謝罪)
- ずらし③:危険のはずが「安全第一」
- 狙い:アクションの“無茶”と真逆の価値観
- 爆破前に安全ミーティングが長い
- 追跡中にシートベルト確認
- 銃の前に講習・免許更新
- ポイント:安全ネタは細かいルールを入れると強い(手順書、許可、チェックリスト)
- ずらし④:速いはずが「遅い/止まる/待つ」
- 狙い:テンポの期待を折る
- 追跡が信号待ちだらけ
- 主人公が息切れして休憩
- 敵も待ってくれる(律儀)
- ポイント:遅さは「間」が生まれるので、セリフを混ぜると強い
- ずらし⑤:カッコいいはずが「制作事情が漏れる(メタ視点)」
- 狙い:アクションは制作コストが高いので、メタが刺さる
- 銃声が代用品(手拍子、口で言う等)
- 背景合成ミス
- 同じ破壊シーン使い回し
- 友情出演だらけ
- ポイント:メタは「現場の苦しさが画に出る」瞬間が強い。
- (例えばお題に“低予算映画”という要素があればこの領域で大当たりします)
ずらしを強くするコツ
- 一点だけ異常にする(盛りすぎると散る)
- 異常は “映像として見える” 形に落とす(音・人数・背景・動き)
- ずらしの理由は、説明じゃなく 現象に埋め込む。例えば「予算がないから」ではなく「銃声が手拍子」「爆破のたびにスタッフが映る」など
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最終更新:2026年01月31日 18:27