「グレートマジンガー(永井豪版)の第1話」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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Drヘルとの戦いを終えて、
光子力研究所に、完全に修復されたマジンガーZが保管されていた。
甲児「よくはたらいてくれたね、マジンガー。もうしばらくはおまえにあばれてもらうことはなさそうだ。ほっとするな」
さやか「でも、ほんとはちょつぴりさびしいんじゃないの?」
甲児「えっ、まあね」
さやか「なんだかんだいっても甲児くん。戦うことがすきなんでしょう」
甲児「いやぁぼくはやむをえず戦っていただけでほんとは平和的な人間なんだ」
さやか「そうかしら。でもすきでないとああまで戦ってこれなかったと思うけど?」
甲児「えへへへ。ちょっぴりすきかも」
さやか「あはは!」
甲児「でもいまは、けんかするのもいやだね」
ゴーゴン大公「大将軍!暗黒大将軍さま~!ゴーゴン大公ごほうこくにまいりました」
暗黒大将軍「なんの用じゃ、ゴーゴン大公」
ゴーゴン「暗黒大将軍、チャンスです。敵はいまドクター・ヘルをたおしたので安心しきっております。いまこそマジンガーZをたおすとき!」
暗黒大将軍「マジンガーはわれら古代ミケーネ人の地上征服のじゃまになるやつ!ようし、戦闘獣グラトニオスとピラニアスをつかわそう!」
その頃、甲児達は海に来ていた。
甲児「ボス、なんだい。うきぶくろなんかみっともない。こんなのはずせよ」
ボス「わあっ、よせっ。ばかっ」
ムチャ「甲児。ボスはおよげないのだ」
さやかとシローは砂浜にいた。
甲児「さやかさん、パラソルにかくれてちゃ海にきたかいがないよ。すこしは日にやけたら?」
さやか「だって、やくと水着のあとがくっきりのこるでしょ。あれあんまりすきじゃないの」
甲児「なんだ。そんなことか、ははは。じゃあ水着はずしてやけよ!」
甲児がさやかの水着を剥ぎ取った。
さやか「きゃあ~~!」
弓「甲児くん、すぐ帰りたまえ!研究所にむかって機械獣らしきものが接近している」
甲児「えっ、そんな。ヘルは死んだのに。よ~し、すぐいきます」
さやか「あ~ん、ミズギ~!」
人間型戦闘獣グラトニオスと魚類型戦闘獣ビラニアスが海を進んでいた。
甲児「パイルダーオ-ン!」
さやか「ダイアアンAゴー!」
ボス「ボロット出発!ホイホイ」
マジンガーZ、ダイアナンA、ボスボロットの3体が出撃する。
甲児「いくぜ、さやかさん」
ボス「いくぞ、さやか」
さやか「いきましょう、甲児くん」
「ボス、かえってもいいわよ」
マジンガーZ達は戦闘獣に遭遇した。
甲児「あいつか!」
グラトニオス「ふははは、おまえがマジンガーZか!」
ボス「あっ、口をきいたぜ」
甲児「機械獣が口をきいた!なにものだ、おまえは?」
グラトニオス「機械獣などというちゃちなロボット人形ではないわ!
われこそは地底帝国ミケーネの戦闘獣グラトニオス。暗黒大将軍のめいれいによりマジンガーZをたおしにきた!」
甲児「なに!暗黒大将軍」
さやか「きゃあ~~~!!」
ダイアナンAがビラニアスの出した小型ビラニアに全身を噛み付かれていた。
ビラニアス「わははは、戦闘獣ビラニアスのうろこは鋼鉄をかじる千びきのビラニアだ!」
さやか「あ~~~っ!!」
甲児「ダイアナンA!」
ボス「さやか~~!」
グラトニオス「おっと、おまえのあいてはわがはいだ!」
グラトニオスの腕のムチの一撃が、マジンガーZの右腕を切り飛ばした。
甲児「ウワッ~~!」
グラトニオスが角を振動させると、マジンガーZとボスボロットの体にひびが入りだした。
ボス「うわ~っ!兜、ボロットにひびが~っ!!」
甲児「超振動波だ!角をゆらせて空気をはげしく振動させている!」
ボスボロットの胴体が砕け散った。
ボス「え~っ、ボロットぼろぼろ~!!」
マジンガーZの胴体もひび割れる。
甲児「あっ!」
ダイアナンAは既にさやかのいる頭を残して、ビラニアに食べ尽くされていた。
甲児「光子力ビーム!アイアンカッター!」
マジンガーZは光子力ビームとアイアンカッターの同時攻撃を放つも、
光子力ビームはグラトニオスの胸の仮面に防がれ、
アイアンカッターはムチで叩き壊された。
逆に、マジンガーZの胸がムチに貫かれた。
甲児「ワ~ッ!マジンガー!おれのマジンガーZがやられる!」
腹に光線を受け、マジンガーZが倒れる。
グラトニオス「とどめだ!マジンガーZ!」
何処かの海岸で、謎の老人が佇んでいた。
?(ないている。わたしのむすこが・・・わたしのむすこ)
「兜甲児が!ブレーン=コンドル出動!」
戦闘機ブレーンコンドルが出撃する。
?「剣鉄也!マジンガーZをすくうのだ!いまこそグレート・マジンガー出陣のときだ!」
ブレーンコンドルがグレート・マジンガーとドッキング――ファイヤー・オン――をする。
グレート・マジンガーは収納されていた翼、スクランブルダッシュを展開し、飛び上がる。
?「グレート・マジンガー。暗黒大将軍と七つの軍団を地底のやみにほうむりされ!」
グラトニオスは、尚もマジンガーZを攻め立てていた。
グラトニオス「くたばれ、マジンガーZ!これが暗黒大将軍ひきいる戦闘獣の実力なのだ!」
空に雷雲が立ち込めだした。
グラトニオス「むっ!」
雷雲の中にグレート・マジンガーが来ていた。
グラトニオス「グォ-ッ、なんだあれっは!」
甲児「あっ」
鉄也「墓場よりよみがえったミケーネの亡霊よ!地上はおまえたちのくるべきところではない!地底深い闇の世界にかえるのだ!」
ビラニアス「グエッ。なにものだ、きさま~っ!」
鉄也「地上の平和をまもるため神のつかわした偉大なる勇者グレート・マジンガーだ!」
グレート・マジンガーがサンダーブレークを放つ。
グラトニオス「オオ~ッ!」
ビラニアス「キエ~ッ!ギャア~ッ!」
サンダーブレークを受けたビラニアスが大爆発。
グラトニオス「おのれ~っ!グレート・マジンガー!戦闘獣ビラニアスのかたきをうつ!いくぞっ!」
鉄也「おおっ!マジンガー=ブレード!」
グレート・マジンガーが右脚からマジンガーブレードを取り出す。
マジンガーブレードの一撃がグラトニオスを両断した。
グラトニオス「ギェエ~ッ!」
鉄也「ブレスト=バーン!」
ブレストバーンが両断されたグラトニオスの体を溶かす。
鉄也「グレート=タイフーン!」
そして、グレートタイフーンを受け、グラトニオスは粉々になった。
甲児(まけたっ、マジンガーZがまけた)
グレート・マジンガーが横たわるマジンガーZを抱える。
鉄也「勇敢なる戦士マジンガーZよ。いまやすらぎのときがきたのだ・
これからはじまる暗黒大将軍との死闘はわたしがかわろう」
甲児「だれだ、きみは!?」
鉄也「グレート・マジンガーとその操縦者剣鉄也だ!」
甲児(グレート・マジンガー?剣鉄也・・・)
それから、甲児はシロー、さやか、弓教授を乗せて車を走らせていた。
シロー「ね-、おにいちゃん。あんなすごいグレートマジンガーをつくった人はどんな人なんだろうね」
甲児「うん、マジンガーZ以上のロボットを作るなんて大天才博士なんだろうな。
おじいちゃんよりすごいロボット工学博士がいたなんてうれしいような、かなしいような」
弓「うむ、わたしもまだしんじられん気持ちだよ。しかしまもなくあえる。その素晴らしい人に・・・」
甲児が車を止める。
甲児「ここのはずだが、なんにもないや。あるのは海だけ・・・へんだな~」
?「科学要塞研究所にようこそ!」
甲児「えっ」
シロー「ありゃどっから声がしたのかな?」
甲児「あっ海がもりあがったぞ」
海の中から、科学要塞研究所が浮上してきた。
甲児「お~~っ」
シロー「ふあっ、すごいや!」
甲児「研究所というより戦うための要塞のようだ!」
科学要塞研究所の司令室で弓とあの老人が対面していた。
?「弓博士、ひさしぶりですな。むすこたちのめんどうをみていただいて感謝しております」
弓「あなたでしたか!しかし兜剣造博士、いや甲児くんのおとうさん。あなたは実験中死んだはずではなかったのですか?」
剣造「死にました。しかし父、兜十蔵博士が生き返らせたのです。人間としてではなく・・・半機械人間・サイボーグとして。もとのままの部分は頭だけなのです。
しかも、体の中には電子頭脳がしかけられわたしの科学者の才能をたすけています。グレート・マジンガーはわたしの頭脳と電子頭脳が生み出した超ロボットなのです!」
剣造と弓が握手をかわす。
弓「いや、あなたならあの偉大なロボットグレート・マジンガーを作り出せたはずだ。暗黒大将軍と戦えるのはあなたしかいない」
剣造「わたしはまっていたのです。父が予告した暗黒大将軍があらわれる日のために、グレート・マジンガーを作り出し、科学要塞研究所を建設し、剣鉄也をきたえる!すべて暗黒大将軍と戦うための準備の年月をすごしていたのです!」
「弓博士、おねがいがあります。むすこ甲児のことです、甲児をわたし以上の科学者にしたいのです」
弓「甲児くんを科学者に・・・」
剣造「甲児には兜家の科学者の血が流れています。それにわたしはおそろしい魔王、暗黒大将軍と戦うのです。いずれきずつきたおれるかもしれません」
「そのときこそ、むすこ兜甲児にわたしの意思をつぎ、立ち上がってもらいたいのです!」
弓「わかりました。甲児くんならきっとやりましょう。ドクター・ヘルとのきびしい戦いに歯をくしばって戦いぬいた甲児くんなら」
こうして甲児、さやかは科学者として立ち上がる日のためにアメリカ留学に出発した!そして科学要塞研究所中心にグレート・マジンガーと暗黒大将軍との戦いがはじまる!
#center(){&big(){&bold(){続く}}}
[[Drヘルとの戦いを終えて>マジンガーZ(永井豪版)の最終回]]、光子力研究所に、完全に修復されたマジンガーZが保管されていた。
甲児「よくはたらいてくれたね、マジンガー。もうしばらくはおまえにあばれてもらうことはなさそうだ。ほっとするな」
さやか「でも、ほんとはちょつぴりさびしいんじゃないの?」
甲児「えっ、まあね」
さやか「なんだかんだいっても甲児くん。戦うことがすきなんでしょう」
甲児「いやぁぼくはやむをえず戦っていただけでほんとは平和的な人間なんだ」
さやか「そうかしら。でもすきでないとああまで戦ってこれなかったと思うけど?」
甲児「えへへへ。ちょっぴりすきかも」
さやか「あはは!」
甲児「でもいまは、けんかするのもいやだね」
ゴーゴン大公「大将軍!暗黒大将軍さま~!ゴーゴン大公ごほうこくにまいりました」
暗黒大将軍「なんの用じゃ、ゴーゴン大公」
ゴーゴン「暗黒大将軍、チャンスです。敵はいまドクター・ヘルをたおしたので安心しきっております。いまこそマジンガーZをたおすとき!」
暗黒大将軍「マジンガーはわれら古代ミケーネ人の地上征服のじゃまになるやつ!ようし、戦闘獣グラトニオスとピラニアスをつかわそう!」
その頃、甲児達は海に来ていた。
甲児「ボス、なんだい。うきぶくろなんかみっともない。こんなのはずせよ」
ボス「わあっ、よせっ。ばかっ」
ムチャ「甲児。ボスはおよげないのだ」
さやかとシローは砂浜にいた。
甲児「さやかさん、パラソルにかくれてちゃ海にきたかいがないよ。すこしは日にやけたら?」
さやか「だって、やくと水着のあとがくっきりのこるでしょ。あれあんまりすきじゃないの」
甲児「なんだ。そんなことか、ははは。じゃあ水着はずしてやけよ!」
甲児がさやかの水着を剥ぎ取った。
さやか「きゃあ~~!」
弓「甲児くん、すぐ帰りたまえ!研究所にむかって機械獣らしきものが接近している」
甲児「えっ、そんな。ヘルは死んだのに。よ~し、すぐいきます」
さやか「あ~ん、ミズギ~!」
人間型戦闘獣グラトニオスと魚類型戦闘獣ビラニアスが海を進んでいた。
甲児「パイルダーオ-ン!」
さやか「ダイアアンAゴー!」
ボス「ボロット出発!ホイホイ」
マジンガーZ、ダイアナンA、ボスボロットの3体が出撃する。
甲児「いくぜ、さやかさん」
ボス「いくぞ、さやか」
さやか「いきましょう、甲児くん」
「ボス、かえってもいいわよ」
マジンガーZ達は戦闘獣に遭遇した。
甲児「あいつか!」
グラトニオス「ふははは、おまえがマジンガーZか!」
ボス「あっ、口をきいたぜ」
甲児「機械獣が口をきいた!なにものだ、おまえは?」
グラトニオス「機械獣などというちゃちなロボット人形ではないわ!
われこそは地底帝国ミケーネの戦闘獣グラトニオス。暗黒大将軍のめいれいによりマジンガーZをたおしにきた!」
甲児「なに!暗黒大将軍」
さやか「きゃあ~~~!!」
ダイアナンAがビラニアスの出した小型ビラニアに全身を噛み付かれていた。
ビラニアス「わははは、戦闘獣ビラニアスのうろこは鋼鉄をかじる千びきのビラニアだ!」
さやか「あ~~~っ!!」
甲児「ダイアナンA!」
ボス「さやか~~!」
グラトニオス「おっと、おまえのあいてはわがはいだ!」
グラトニオスの腕のムチの一撃が、マジンガーZの右腕を切り飛ばした。
甲児「ウワッ~~!」
グラトニオスが角を振動させると、マジンガーZとボスボロットの体にひびが入りだした。
ボス「うわ~っ!兜、ボロットにひびが~っ!!」
甲児「超振動波だ!角をゆらせて空気をはげしく振動させている!」
ボスボロットの胴体が砕け散った。
ボス「え~っ、ボロットぼろぼろ~!!」
マジンガーZの胴体もひび割れる。
甲児「あっ!」
ダイアナンAは既にさやかのいる頭を残して、ビラニアに食べ尽くされていた。
甲児「光子力ビーム!アイアンカッター!」
マジンガーZは光子力ビームとアイアンカッターの同時攻撃を放つも、
光子力ビームはグラトニオスの胸の仮面に防がれ、
アイアンカッターはムチで叩き壊された。
逆に、マジンガーZの胸がムチに貫かれた。
甲児「ワ~ッ!マジンガー!おれのマジンガーZがやられる!」
腹に光線を受け、マジンガーZが倒れる。
グラトニオス「とどめだ!マジンガーZ!」
何処かの海岸で、謎の老人が佇んでいた。
?(ないている。わたしのむすこが・・・わたしのむすこ)
「兜甲児が!ブレーン=コンドル出動!」
戦闘機ブレーンコンドルが出撃する。
?「剣鉄也!マジンガーZをすくうのだ!いまこそグレート・マジンガー出陣のときだ!」
ブレーンコンドルがグレート・マジンガーとドッキング――ファイヤー・オン――をする。
グレート・マジンガーは収納されていた翼、スクランブルダッシュを展開し、飛び上がる。
?「グレート・マジンガー。暗黒大将軍と七つの軍団を地底のやみにほうむりされ!」
グラトニオスは、尚もマジンガーZを攻め立てていた。
グラトニオス「くたばれ、マジンガーZ!これが暗黒大将軍ひきいる戦闘獣の実力なのだ!」
空に雷雲が立ち込めだした。
グラトニオス「むっ!」
雷雲の中にグレート・マジンガーが来ていた。
グラトニオス「グォ-ッ、なんだあれっは!」
甲児「あっ」
鉄也「墓場よりよみがえったミケーネの亡霊よ!地上はおまえたちのくるべきところではない!地底深い闇の世界にかえるのだ!」
ビラニアス「グエッ。なにものだ、きさま~っ!」
鉄也「地上の平和をまもるため神のつかわした偉大なる勇者グレート・マジンガーだ!」
グレート・マジンガーがサンダーブレークを放つ。
グラトニオス「オオ~ッ!」
ビラニアス「キエ~ッ!ギャア~ッ!」
サンダーブレークを受けたビラニアスが大爆発。
グラトニオス「おのれ~っ!グレート・マジンガー!戦闘獣ビラニアスのかたきをうつ!いくぞっ!」
鉄也「おおっ!マジンガー=ブレード!」
グレート・マジンガーが右脚からマジンガーブレードを取り出す。
マジンガーブレードの一撃がグラトニオスを両断した。
グラトニオス「ギェエ~ッ!」
鉄也「ブレスト=バーン!」
ブレストバーンが両断されたグラトニオスの体を溶かす。
鉄也「グレート=タイフーン!」
そして、グレートタイフーンを受け、グラトニオスは粉々になった。
甲児(まけたっ、マジンガーZがまけた)
グレート・マジンガーが横たわるマジンガーZを抱える。
鉄也「勇敢なる戦士マジンガーZよ。いまやすらぎのときがきたのだ・
これからはじまる暗黒大将軍との死闘はわたしがかわろう」
甲児「だれだ、きみは!?」
鉄也「グレート・マジンガーとその操縦者剣鉄也だ!」
甲児(グレート・マジンガー?剣鉄也・・・)
それから、甲児はシロー、さやか、弓教授を乗せて車を走らせていた。
シロー「ね-、おにいちゃん。あんなすごいグレートマジンガーをつくった人はどんな人なんだろうね」
甲児「うん、マジンガーZ以上のロボットを作るなんて大天才博士なんだろうな。
おじいちゃんよりすごいロボット工学博士がいたなんてうれしいような、かなしいような」
弓「うむ、わたしもまだしんじられん気持ちだよ。しかしまもなくあえる。その素晴らしい人に・・・」
甲児が車を止める。
甲児「ここのはずだが、なんにもないや。あるのは海だけ・・・へんだな~」
?「科学要塞研究所にようこそ!」
甲児「えっ」
シロー「ありゃどっから声がしたのかな?」
甲児「あっ海がもりあがったぞ」
海の中から、科学要塞研究所が浮上してきた。
甲児「お~~っ」
シロー「ふあっ、すごいや!」
甲児「研究所というより戦うための要塞のようだ!」
科学要塞研究所の司令室で弓とあの老人が対面していた。
?「弓博士、ひさしぶりですな。むすこたちのめんどうをみていただいて感謝しております」
弓「あなたでしたか!しかし兜剣造博士、いや甲児くんのおとうさん。あなたは実験中死んだはずではなかったのですか?」
剣造「死にました。しかし父、兜十蔵博士が生き返らせたのです。人間としてではなく・・・半機械人間・サイボーグとして。もとのままの部分は頭だけなのです。
しかも、体の中には電子頭脳がしかけられわたしの科学者の才能をたすけています。グレート・マジンガーはわたしの頭脳と電子頭脳が生み出した超ロボットなのです!」
剣造と弓が握手をかわす。
弓「いや、あなたならあの偉大なロボットグレート・マジンガーを作り出せたはずだ。暗黒大将軍と戦えるのはあなたしかいない」
剣造「わたしはまっていたのです。父が予告した暗黒大将軍があらわれる日のために、グレート・マジンガーを作り出し、科学要塞研究所を建設し、剣鉄也をきたえる!すべて暗黒大将軍と戦うための準備の年月をすごしていたのです!」
「弓博士、おねがいがあります。むすこ甲児のことです、甲児をわたし以上の科学者にしたいのです」
弓「甲児くんを科学者に・・・」
剣造「甲児には兜家の科学者の血が流れています。それにわたしはおそろしい魔王、暗黒大将軍と戦うのです。いずれきずつきたおれるかもしれません」
「そのときこそ、むすこ兜甲児にわたしの意思をつぎ、立ち上がってもらいたいのです!」
弓「わかりました。甲児くんならきっとやりましょう。ドクター・ヘルとのきびしい戦いに歯をくしばって戦いぬいた甲児くんなら」
こうして甲児、さやかは科学者として立ち上がる日のためにアメリカ留学に出発した!そして科学要塞研究所中心にグレート・マジンガーと暗黒大将軍との戦いがはじまる!
#center(){&big(){&bold(){続く}}}