朝日のエジプトのピラミッドの都市。 そこでは人々がスフィンクスを作り上げていた。 |テーベ「生者の都」。セティ一世の栄華を映す町。| 夜の城のバルコニー。 そこには兵士の状況を見ている大司祭・イムホテップがいた。 |その王に使える大司祭イムホテップは死者の番人でもあった| すると1人の女性がイムホテップの元にやってくる。 |これは王の愛妾アナクスナムン。王だけに肌を許す女| 金色の像に扮した僧侶らがアナクスナムンを監視しており、アナクスナムンがバルコニーに入ると、その僧侶らが扉のもとへと行く。 一方でアナクスナムンはイムホテップに接触する。 |二人は命を懸けて、恋に身を投じた| アナクスナムンとイムホテップはキスをする中、肌に触れたのかアナクスナムンに描かれたボディペイントの一部が落ちる。 一方でセティ一世がやって来る。 セティ一世「ここで何をしておるのだ?」 セティ一世がそういうとカーテンの中に入る、そこにはアヌビスの銅像に触れていたアナクスナムンがおり、セティ一世はアナクスナムンの左肩のペイントが剥がれているのに気づく。 セティ一世「誰に身を許した?」 セティ一世がそれを言うと後ろにはイムホテップがいた。 セティ一世「イムホテップ!?大司祭が!?」 セティ一世がそれを言うも束の間、アナクスナムンに不意打ちで剣を刺され、イムホテップに無残にも切り裂かれて惨殺される。 その様子を見ていた監視していた僧侶らとイムホテップとアナクスナムンは、物音に気づく。 イムホテップ「衛兵か!?」 アナクスナムン「早く逃げて!」 アナクスナムンがそれを言うと衛兵らが強引に扉をあけて突入する。 イムホテップ「嫌だ」 アナクスナムン「逃げて私を甦らせて!」 僧侶らはイムホテップを逃がす。 イムホテップ「私は留まる!近づくな!必ずあなたをよみがえらせる!この手で必ず!」 衛兵が来るとセティ一世の死体を見る。 アナクスナムン「この体はもう王のものではない!」 アナクスナムンがそれを言うとナイフで自ら自決する。 それの光景に何も言葉を出せないイムホテップ。 変わって夜の砂漠。 人々が馬車で何かを運んでどこかへ向かっていた。 |彼女を甦らせるため、イムホテップと僧侶は遺体を盗み出し砂漠の奥地の死者の都「ハムナプトラ」に運び去った| ハムナプトラ。 紀元前1290年。 |そこはエジプト王家の墓所、王家の宝物が眠る場所。| 変わってハムナプトラ内の祠。 |愛のためにイムホテップは神々の怒りをも恐れず、聖なる死者の本を手にした| イムホテップはアナクスナムンを蘇生するため死者の本を持つ。 |アナクスナムンの魂は暗黒の地獄に落ちた。遺体から取り出された臓器は五つの聖なる壷へ| イムホテップは他の僧侶とともにアナクスナムンを蘇生の準備の儀式をする。 黒き沼らしきものから魂らしきものが現れる、それがアナクスナムンと一体化する。 |死者の国から魂が舞い戻った| イムホテップが復活の儀式の間際、追ってきた衛兵に取り押さえられる。 |だがその時、衛兵が乱入。甦りの儀式は中断された| 儀式が中断されたのかアナクスナムンの魂は死者の国へと戻る。 |僧侶らは罰として生きたままミイラにされた。| 取り押さえられているイムホテップ。 |イムホテップには血も凍る処罰「ホムダイ」が科せられた。あまりのむごさに科せられた前例のない極刑。| イムホテップは衛兵に舌を切られ、包帯に包まれ棺桶に収容されると、処刑人らがそれに大量のスカラベを入れる、棺桶のふたを閉めると特殊な鍵らしき物で棺桶を施錠する。 |石棺に封じ込められた彼に死の安らぎは永遠に訪れない、ひとたび石棺を開ければ歩く疫病神になって人類に死をもたらす。人肉を食らう不浄な生き物、恐るべき力を持つ彼を滅ぼす者はいない| 処刑人らは厳重に締めた棺を砂で埋める中で上にはアヌビスの銅像が立つ。 |CENTER:BGCOLOR(#000000):COLOR(#ffd700):&bold(){&big(){THE}}&br()&bold(){&big(){MUMMY}}|