爆竜戦隊アバレンジャーの第43話

「爆竜戦隊アバレンジャーの第43話」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

爆竜戦隊アバレンジャーの第43話 - (2019/11/16 (土) 20:18:04) のソース

プテラ「ようやくステゴスライドンが戻ってきたプラ。
でもアバレキラーは最強のギガノイド、不滅で出撃してきたプラ、
全く歯が立たないアタシ達。その時、突然不滅がキラーを吸い込むと、姿を消してしまったプラ!」

恐竜や。捕らえられたヤツデンワニがその理由を話していた。
ヤツデンワニ「デズモゾーリャ様が復活するんです」
幸人「何?」
ヤツデンワニ「仲代壬琴の肉体を使って」
凌駕・アスカ「「えっ!?」」
ヤツデンワニ「その時がアナザーアースの最後です」
らんる「この世界の・・・最後・・・」

凌駕「アスカさん!デズモゾーリャって何ですか!」
アスカ「分かりません・・・」

リジェと同じ顔をした少女が呟いた。
少女「エヴォリアンの・・・神」
ヤツデンワニ「あったり~、よく知ってるな。デズモゾーリャ様を復活させるのがエヴォリアンの目標なんだな。あっ、言っちゃた」
少女「デズモゾーリャは、究極の生命体・・・一度目覚めれば、全ての生命はデズモゾーリャの一部となり・・・」
ヤツデンワニ「そうそう」
幸人「あり得ないことではないな。先日のサンタ騒動、あの時の騒ぎが世界中で起きたら・・・」
笑里「デズモゾーリャの復活で、世界に邪命因子がまき散らされたら・・・」
杉下「全ての生命がエヴォリアンに・・・」

アスカ「しかし、何故仲代壬琴の肉体にデズモゾーリャが?」
ヤツデンワニ「あっ、ジャンヌ様が言ってました。あの人の中に生まれた時から邪命神の因子が・・・また言っちゃた」
凌駕「仲代先生の中に、デズモゾーリャが!?」


#center(){|&big(){&bold(){アバレキラーは不滅!?}}|}

とある森の中に奇妙な木があり、その近くに不滅がいた。

侵略の園。
ミケラ「奴の中にはデズモゾーリャ様の片割れがおられる」
ヴォッファ「不滅にはそれを覚醒させる装置を仕掛けておいた。奴はまんまとそれに乗ってしまったのだ」
リジュエル「壬琴はそれを知ってるの!」
ミケラ「知る訳ない!」
リジュエル「じゃあダメ!中止!」
ヴォッファ「デズモゾーリャ様復活は我らの悲願ではないか!それにそうなれば、奴も立派なエヴォリアン、お前とも・・・」
リジュエル「私と壬琴が本当に結ばれるかも・・・でも・・・・」
ミケラ「もう間もなく、奴の中から邪魔なダイノガッツが消え去り、邪命因子が全身を満たす。その時こそ復活の時!ヴォッファ!」
ヴォッファ「ミケラ!」
ヴォッファ「リジュエル」
ミケラ「お前も喜べ」


ヤツデンワニが眠りこけ、舞がカレーを作る横で、
幸人達は、不滅の反応を探していた。
幸人「まだか」
らんる「駄目、やっぱりギガノイドの居場所は分からないわ」

少女が壬琴についての資料を持って行こうとして、落としてしまい、
凌駕が拾いに行った。
少女「ごめんなさい」
凌駕「大丈夫だよ」
少女は資料の中にあった、奇妙な木の写真を見つけた。
少女「これは・・・」
凌駕「仲代先生の故郷の写真。妙な木だよねー」
少女「私、同じようなのを見た。リジェ達の所で・・・・」


アスカ「君は、エヴォリアンの内部を見たのか!?一体どうして!」
幸人「今はそんな事言ってる場合じゃない」
凌駕「手がかりはこれだけです、写真の場所に行ってみましょう!」
笑里「でも・・・・不滅を、倒せるのでしょうか・・・?」

アスカ「勝って・・・デズモゾーリャの復活を阻止しなければ!」
幸人「失敗すれば、世界はエヴォリアンで満たされる・・・」
らんる「そんな事させない、絶対に!」

凌駕「舞ちゃん、帰ってきたら新メニュー食べさせてね」
舞「うん!上手に作るから凌ちゃんも待っててね」
凌駕「うん」


凌駕達はあの木が映っていた森に向かった。
幸人「写真に写ってるのは、この辺りだが」
らんる「見て!」

あの木が見つかり、不滅もその近くにいた。
幸人「不滅・・・」
凌駕「仲代先生・・・」

バーミア兵が出てきた。

凌駕「行きますよー!」

凌駕達はバーミア兵と戦いながら、アバレンジャーに変身していく。
凌駕「元気莫大!」
レッド「アバレッド!」

幸人「本気爆発!」
ブルー「アバレブルー!」

らんる「勇気で驀進!」
イエロー「アバレイエロー」

アスカ「無敵の龍人魂!」
ブラック「アバレブラック!」

変身したアバレンジャーは、バーミア兵と戦い続ける。

不滅の体内で、壬琴が目覚めた。
ミケラ「フッハハハハ・・・」
壬琴「ミケラ、ここはどこだ」
ミケラ「ここは不滅の中。お前は不滅と一体化しているんだな」
壬琴「なに?」

壬琴が手を動かすと、不滅も手を動かした。
壬琴「へえ、こいつはいい」

レッド「あっ」
不滅がアバレンジャーを狙って、弓を振り下ろした。

レッド「仲代先生、聞こえますか!」
壬琴「中々快適だぜ、ここは。最高の気分だ」
ブルー「さっさとそこから出ろ!」
イエロー「あなたはデズモゾーリャにされてしまうのよ!」
壬琴「はっ、騙すならもうちょっとマシな嘘をつけ」

レッド「力尽くで引っ張り出しましょう」
ブラック「はい!ブラキオ!」


ブラキオ「[[信じてた未来が、崩れ去ろうとしてるブラ>http://neoending.web.fc2.com/animeop/kagyou/555.htm]]」((同時期に放送されていた、仮面ライダー555のOPの歌詞より。ブラキオは出撃時に特撮の曲を元にした言葉を言う事が多い))

ブラキオザウルスから、ティラノサウルス、プテラノドン、トリケラトプスが出撃した。
ティラノ「よっしゃ出番テラ!」
プテラ「待ってたプラ!」
トリケラ「行くケラよ―!」


アバレンジャーがそれぞれの爆竜に乗り込み、
そこから三体が合体し、アバレンオーとなった。
アバレンジャー「「「爆竜合体!完成、アバレンオー!!」」」

不滅は弓を振るって光線を放ち、アバレンオーを攻める。
レッド「うわっ!」

壬琴「はっはっはっはっ!この俺は最強の肉体を得た。ゲームはこれからだ・・・」

しかし、地上のあの木が光の粒子となって、不滅と一体化し、
不滅が巨大な木、生命の木となった。

ブラック「あの木が巨大化した・・・何が起こったんだ?」

生命の木に付いた果実の内の二つが飛んでいき、
以前現れた二体のギガノイド、第九番「奇跡」と第十番「悲劇的」になった。

ヴォッファ「ギガノイドルネサンス、デズモゾーリャ様のお力だ!」
ミケラ「不滅と生命の木が融合し、いよいよ復活の準備が整ったんだな、
もうすぐあそこから、無限に邪命体が生まれるぞ~」

杉下「まさか・・・あの無数の実が、全てギガノイドやトリノイド・・・?」
笑里「一斉に生まれちゃったら、もうどうにもならないかも・・・・」

少女「舞ちゃん、心配じゃないの?」
舞「うん。だって、凌ちゃん、舞のメニュー食べてくれるって言ったもん。だから、作って待ってる」


生命の木の根が、街へ伸びていった。

二体のギガノイドが光線でアバレンオーを撃つ。

ブラック「皆さん!」

そこへトップゲイラーが飛んで来た。

ブラック「トップゲイラー!」

トップゲイラーは体当たりで奇跡を攻撃した。

ブラキオ「トップゲイラー!」
ステゴ「手を、貸してくれるテゴ?」

トップ「私は、あの人間を見捨てることは出来ない」

ディメノコ「トップゲイラーの奴、まだキラーを信じてるデメ?」
アンキロ「あいつは強い爆竜キロ。強すぎて封印されたキロ」
パラサ「おー、力の有る余り恐れられたキラーと似てるバラサ」
バキケロ「だから、トップゲイラーはキラーを選んだバキ・・・」

トップゲイラーは光線を放ち、奇跡を攻撃する。

ブラック「ステゴ、私に力を貸してくれ」
ステゴ「え、アスカ、まさか?」

アバレブラックがステゴスライドンと一体化した。
ブラック「はあ!来い、トップゲイラー!」

トップ「面白い、やるな竜人」

ブラック「爆竜合体!」
ステゴスライドンとトップゲイラーが合体し、キラーオーとなった。
ブラック「完成!キラーオー!!」


ブラキオ「おおアスカ!アバレ!アバレ!アバレまくれブラ!」

レッド「アスカさん!」
ブラック「皆さん、行きますよ!」
レッド「っしゃあ!」

アバレンオーとキラーオーの目からのビームで、生命の木に穴が開けられた。


ブラック「今です早く中へ!」

レッド「はい!」

アバレンジャーが生命の木の中に飛び込んでいった。

奇跡が残ったキラーオーを光線で撃った。

ブラック「ぐわっ!パラサロッキル、アンキロベイルス来てくれ!」

バラサロッキルとアンキロベイルスが来て、キラーオーの両腕に合体した。

ブラック「爆竜コンバイン!完成、キラーオーベイルスロッキル!行くぞ!」

キラーオーは、右腕のベイルスドリルと左腕のパラサシザースで奇跡と悲劇的を攻撃する。

ブラック「爆竜必殺!ドリルシザース!!」
キラーオーのドリルの一撃とシザースの三連撃が悲劇的に炸裂し、悲劇的は大爆発した。


恐竜やに地震が来て、モニターがざらついた。
笑里「この揺れは・・・」

家族がいるマンションの一室や、オフィス、街の広場などで生命の木の根が出てきて、
人々に絡みついた。


ミケラ「まだかな~」
ヴォッファ「早くおいでませ、デズモゾーリャ様!早く早く~」

ジャンヌ「リジュエル、ホントにいいの?」
リジュエル「今更母親面する気!?ふざけんなオバハン!」


アバレンジャーは生命の木の中を進む。
レッド「どこですか―!仲代先生――!」

やがて、椅子に拘束された壬琴が見つかった。
アバレッドが壬琴に駆け寄ったが・・・
壬琴「何をしに来た」
レッド「あなたはデズモゾーリャに操られてるんです!このままじゃ身も心も邪命神に乗っ取られてしまう、出ましょう!」

壬琴の額にエヴォリアンの紋章が浮かび、アバレッドの首を絞めた。
壬琴「俺は不滅によって最強の存在になる」
壬琴がアバレッドを突き飛ばした。
ブルー「凌駕!」
イエロー「凌駕さん!」

壬琴の拘束が解け、壬琴が立ち上がった。
壬琴「我が復活を妨げる者は許さん、絶対に許さん!滅びよ!」
壬琴がデズモゾーリャの声でしゃべり出した。

壬琴が手からの光線でアバレンジャーを撃ち、更に念動力でアバレンジャーを
浮かべ、互いに激突させる。


キラーオーが奇跡の攻撃を食らう。
ブラック「デイメノコドン、バキケロナグルス!」

ディメノコドンとバキケロナグルスがキラーオーの元に向かう。
バキケロ「アスカさんと一緒に戦えて嬉しいバキ!」
ブラック「みんなと一緒に戦えて私こそ幸せだ!」
「爆竜コンバイン!完成!キラーオーナグルスノコドン!」

キラーオーが両腕をディメノコドンとバキケロナグルスに換装したが、
奇跡の攻撃を食らってしまう。


壬琴「ふふふふ・・・」

ブルー「凌駕、マックスになれ・・・」
イエロー「そうよ、マックスフィールドの中なら邪命因子を飛び散らせずに倒せるわ。世界を救えるのよ!」
レッド「でもそれじゃあ、仲代先生が・・・・」

壬琴「愚かな人間よ、我に従え」
壬琴の光線を受け、アバレブルーとアバレイエローが倒れた。

アバレッドは単身壬琴に組み付くも、電撃を喰らい変身が解除された。
レッド「うわっ!」
しかし凌駕は尚も組み付き、壬琴を殴り飛ばした。
凌駕「仲代先生!あなたは馬鹿だ!だけど、あなたを助けなきゃ、世界が救えても意味が無いと思ってる俺は、大馬鹿だ――――!!」

壬琴が元の人格に戻った。
壬琴「俺は、何を・・・・」
凌駕「仲代先生・・・」
壬琴「黙れ!」
壬琴がまたデズモゾーリャの人格となって、凌駕を突き飛ばした。

凌駕「うわ!」
ブルー「凌駕!」

壬琴は再度元の人格となり、倒れた。
壬琴「俺の体の中に、何かがいる・・・?」
凌駕「デズモゾーリャが、いるんです・・・」
壬琴「・・・何だと?」
凌駕「あなたは、自分の意思で力を求めて戦ってきたつもりかもしれません。でもそれは、全てデズモゾーリャがあなたを操ってきたことなんです!これは、あなたのゲームじゃない・・・」
壬琴「馬鹿な・・・そんな事・・・」

リジュエルが来た。
リジュエル「壬琴、そいつらの言ってることは本当よ・・・」

壬琴の額のエヴォリアンの紋章が消えた。

ヴォッファ「リジュエルの奴なんてことを!」
ジャンヌがその場を離れた。
ヴォッファ「ぬお?」
ミケラ「もう時間なんだな、リジュエルが何をしてもムダ」


人々に絡みついた生命の木が、成長していく。


キラーオーが奇跡に電撃を流される。
ブラック「ぐわああ!」

キラーオーが倒れ、大爆発。トップゲイラー達がバラバラになって吹き飛んだ。


リジュエル「ミケラとヴォッファはあんたを騙してこれに乗せたの。アンタはデズモゾーリャにされちゃうのよ!でもそんなの嫌!あんたは強くて悪くて賢い仲代壬琴じゃなきゃ嫌なの!」

壬琴「・・・・ははは・・・おかしいぜ、この俺が、俺が!ゲームのコマに、使われていたとはな・・・ふっ!」
壬琴がダイノマインダーを構えた。

凌駕「駄目です!貴方の体は!」

壬琴「爆竜チェンジ・・・!」

壬琴がアバレキラーに変身したが、その体にスパークが流れ、苦しんでいた。

凌駕「仲代先生!」
リジュエル「壬琴!」

やがて、キラーの体からダイノガッツの光が溢れだした。
キラー「ぬあああああ―――っ!」

ブルー「あいつの体にダイノガッツがみなぎっている・・・」

キラー「りゃあっ!」
アバレキラーが生命の木から飛び出し、飛んできたトップゲイラーに乗り込んだ。

アバレンジャーも地上に降りた。

ブラック「皆さん!」


笑里「みんな、無事でした」
杉下「良かった」

ヤツデンワニ「キラーは・・どうなったの?」

舞「凌ちゃん頑張って」


アバレンジャーがアバレンオーに戻った。
レッド「おうし、こっからが本番ですよ!」

アバレンジャー「「「爆竜電撃ドリルスピン!!」」」

アバレンオーの必殺技が奇跡を粉砕した。

生命の木が枯れ、不滅が出てきた。
各地の生命の木も枯れていった。

ミケラ「後一歩という所で・・・」
ミケラが倒れた。
ヴォッファ「のっ!不滅よ、もう一度キラーを取り込んでしまえ!」

不滅が弓からの光線でトップゲイラーを狙うも、アバレンオーが不滅に組み付いて、投げ飛ばした。

レッド「仲代先生!俺も力を求めてました。大切な人を守れる力を。でも俺達は一人じゃ強くなれない!」

キラー「組めというのか」

ブルー「お前だって騙されたままではいられないだろ!」

スティラコサウルスが吠えた。
レッド「ほら、スティラコも言ってますよ。みんな一緒に戦えって。

キラー「・・・ふん」

レッド「おっしゃ―――!アスカさんもいいですよね」

ブラック「はい!」

レッド「行きますよ~」

アバレブラックがステゴスライドンに乗り込んだ。

アバレンジャー「「「「爆竜最強合体!」」」」

アバレンオーの背中にトップゲイラーが、足にステゴスライドンがそれぞれ合体し、スティラコサウルスの引くマックスキャリーから三体の武鋼竜が飛び上がり、
ランフォゴールドがアバレンオーの両腰に装着され、
スピノゴールドがヘルメットとなった。

アバレンジャー「「「「完成!オオアバレンオー!!」」」」

笑里「あ―――っ!あたしが名づけたかったのに、ズルイ!」


オオアバレンオーのコックピットに、アバレンジャーとアバレブラック、アバレキラーが集結していた。
イエロー「アスカさんも・・・何か不思議」
キラー「いいから前見てろ」

不滅がオオアバレンオーに向かう。

レッド「五人揃った俺達のダイノガッツを見せてやる!」

オオアバレンオーがブラキオサウルスの尾の先にいた。
そこから尾を滑り伝い、ブラキオサウルスの頭まで来て飛び上がった。

アバレンジャー「「「「「爆竜必殺!オオアバレフルスロットル!!」」」」

オオアバレンオーがランフォゴールドを両腕に持ち、不滅を連続して切りつけた。
更にステゴスライドンを切り離して、ランフォゴールドを不滅に投げつけ、
最後にスピノゴールドの頭頂部のブレードを切り離し、パンチで撃ち出した。
その連続攻撃を受けた不滅は倒れ、大爆発した。

キラー「ふん」
レッド・イエロー・ブラック・キラー「「「「ときめくぜ」」」」
ブルー「おい」


杉下「やりましたね、皆さん」
笑里「うん、ときめく~」
少女「デズモゾーリャ復活は阻止されたんですね」

舞「はい」

舞は、完成したカレーをヤツデンワニに食べさせた。
ヤツデンワニ「おいすぃ~」
舞「やったー」

ヤツデンワニ「もっともっと、もう一口、舞ちゃん、皿ごとちょうだい」

舞はカレーを笑里達に見せた。
舞「見て見て」
笑里「すご~い」
舞「新メニュー完成、アバレカレー」

ブラキオ「ようやく、アバレンジャーが五人揃ったブラ。だが、このままでは済まないブラ」


戦い終わって、壬琴は去ろうとしていた。
凌駕「仲代先生!どこに行くんですか!?」
幸人「お前の中にはまだデズモゾーリャがいる、勝手は許さん!」

壬琴「俺は俺の意思で戦ってきた。デズモゾーリャとやらのせいにするつもりはない。破壊も欲望も、全部俺のもんだ」
らんる「まだ・・・ゲームを続けるっていうの?」
壬琴「次のゲームの相手はお前達じゃない・・・そいつはここにいる」

壬琴は自分の胸に手を当てながら、去って行った。


ヴォッファ「リジュエル、よくも~~~」
ミケラ「これでアバレキラーはもう戻ってこないぞ」
リジュエル「うるさい!・・・いいんだ、これでいいんだ・・・・うっ・・・!」

リジュエルの体から緑色の光が溢れ、デズモゾーリャの人格に、
いやデズモゾーリャそのものとなった。

デズモゾーリャ「もう一人の我を見つけたようだな。感じる、もう一つの波動を・・・我が活力を蘇るのを」


ジャンヌ(デズモゾーリャ!)

ヴォッファ「おお、お目覚めになられた!」
ミケラ「作戦は成功だったんだな~」

デズモゾーリャ「二つの我が一つになる時、新たな進化の時」


#center(){&big(){&bold(){つづく}}}