ビーファイターカブトの第48話

老師グルの死から一週間。その間、世界中で雨が降り続けていた。

甲平「今日でもう一週間か」
健吾「長雨の季節でも無いのに」
蘭「いくら何でもおかしいわ」
小山内「地球の生命達が老師の死を悲しみ、泣いている。そんな気がしないでも無かったが、それにしてもなぁ。今、コスモアカデミアの各支部で」
ゆい「皆さん、お茶の時間ですーーどうぞーーー、あっ!」

そこへゆいがお茶を持ってきたが、手を滑らせ、お盆を落としてしまった。

甲平「何やってんだゆい、気をつけろよ、もー」
蘭「大丈夫?」
健吾「熱がある。どうしたんだ」
ゆい「風邪・・・この間、雨に濡れちゃって・・・」
小山内「蘭、ゆいちゃんを医務室へ」
蘭「はい。ゆいちゃん、大丈夫? 行こっ」


メルザードス。

マザー「我が切り札は順調に形を成しつつある。最終作戦は着々と進行中だ」
ライジャ「マザー!どうかお教え下さい」
デズル「切り札とは?」
デスコーピオン「最終作戦とは一体?」
ムカデリンガー「我らにもお手伝いを!任務を!」
ビーザック「マザー!」
キルマンティス「マザー!」
マザーは何も言わなかった。

ムカデリンガーが一人、雨の降る外に出た。

ムカデリンガー「俺は闇の意思の戦士である前に、虫ケラ共を葬るために生まれたビークラッシャーだ!それがこの一週間、何もせずに・・・もう、我慢できん!」
空に浮かんだマザーの幻影がムカデリンガーへ光線を当てた。
ムカデリンガー「!?・・・今のは一体・・・」

そこで、雨が上がった。

マザー「おお、雨が上がった!闇の雨が。いよいよ最終作戦の本格化が!・・・これは! 何者かが我が切り札を調べている。まさか、気付かれたか・・・!」


BF基地(ビートルベース) 大爆破?!

医務室でゆいが検査を受けていた。

医師「見た事も無い細胞だ・・・ 小山内博士、これを見て下さい」
小山内「うむ」

甲平たちが医務室に来た。

健吾「博士」
甲平「ゆいがどうかしたんですか?」
小山内「見てくれ。念のために撮ったレントゲンなんだが・・・」

ゆいのレントゲン写真には、鎖骨の中心辺りに黒い影が映っていた。

甲平「何だこれ?」
小山内「細胞が成長する様に、刻々と形が大きく、はっきりとしてきている。だが、これが何なのか、分析を続けているが未だに分からん。しかも、同じ症例の報告が世界中の支部に入ってることが判明した」
甲平「何だって」
蘭「まさか、メルザードが」
小山内「あるいはな。ゆいちゃんが風邪を引かなきゃ、もっと発見が遅れてたかもしれん」
健吾「それにしても、どうやってこんな物を人間の体内に、あっ・・・」

3人「雨!!」
小山内「考えられるのは、それだけだ」
甲平「という事は・・・オレ達も」

マザーの左胸に浮かんだ瞳にビートルベースが映っていた。

マザー「これはこれは。我が切り札が面白いものを突き止めてくれた。あれこそ、虫ケラ共の巣だ。我が最終作戦を阻むビーファイターを叩く絶好のチャンスだ。キルマンティス、ビーザック。虫ケラ共の羽を、ネオビートマシンを破壊するのだ!」
キルマンティス・ビーザック「「は!」」
キルマンティス「虫ケラが。今度こそ思いしらせてやる!」
ビーザック「我らビークラッシャーが、闇の意思の戦士の力を見せてやる!」

キルマンティスとビーザックが出て行った。

デズル「マザー、このデズルにも出撃命令を!」
ドード「ぜひぜひ、デズル様にも!」
マザー「デズル、お前には別の任務がある」


甲平達もレントゲンを撮った。
小山内「これが健吾のもの、そしてこれが蘭のもの」
蘭と健吾のレントゲンにも、黒い影が映っていた。
蘭「やっぱり!」
健吾「俺にも!だが、痛みも何も感じない・・・」
小山内「それこそ、こいつの狙いだな。人知れず、体内で成長させる。一体、何なんだ?」
甲平のレントゲンには、黒い影は映ってなかった。
甲平「これがオレのか。変だな、オレにはまるで・・・そうか。あの時、みんなは雨に濡れてたが、オレ一人だけ超重甲したままだった。ネオインセクトアーマーが体内に雨が入り込むのを防いだんだ」

そこで、アラームが鳴った。

ビット「センサーが侵入者をキャッチしたよ!」
小山内「侵入者?」
健吾「メルザードが?」
蘭「こんな所まで?」
甲平「二人はゆいと一緒に分析を受けろ!何を抱えてるか、一刻も早く突き止めるんだ! ゆい!頑張れよ!」
ゆい「お兄ちゃん・・・」

甲平はヘリコプターがある格納庫に来た。
その後ろで、スパナを振り上げた整備士が立っていたが甲平が振り返ると、スパナを下ろした。
甲平「何だ脅かすなよ」
整備士「ネオビートマシンはこの奥でしたよね、確か?調子はどうかと思って」
甲平「ん?」
整備士が離れていったが、甲平はその整備士と同じ姿をした人が血を流して倒れているのを見つけた。
甲平「何だ!?おい、ちょっと待て!」
甲平が整備士を追いかけるが、その前にキルマンティスが立ちふさがった。
甲平「キルマンティス!って事はキサマ!」
整備士「はーはっはっはっ!」
整備士はビーザックの変装だった。
甲平「ビーザック!」
ビーザック「邪魔するな虫ケラ!」
キルマンティス「貴様らの羽もぎ取ってやるのだ!」
甲平「狙いはネオビートマシンか、させるか!超重甲!」
甲平がビーファイターカブトに超重甲した。
カブト「行くぞ!」


医師「小山内博士、これを見て下さい」
ビット「うわーーー」
ここで、司令室からビットの悲鳴が聞こえてきた。
小山内「ちょっと見てくる。分析を続けろ」
医師「分かりました」
小山内が廊下に出たが、照明が点滅している。
デズル「はっはっはっ・・・」
更に、デズルの声が響き、影が横切った。
小山内が辺りを見回す。
X線TV室から、三味線のバチが飛んで来て、小山内のすぐ横の壁に刺さった。
小山内がX線TV室から白い線が出ている事に気付き、入ったが・・・
小山内「うわぁ!!」


カブトと、キルマンティス、ビーザックが戦っていた。
キルマンティス「虫ケラが!ネオビートマシンごと葬ってやる!」
ビーザック「ぶっつぶしてやるわ!」
キルマンティス「ビークラッシャー爆弾、味わって貰おう!」
ビーザック「もう一つ!食らえ!」
カブトがキルマンティスとビーザックの投げた爆弾を受ける。
カブト「うわーーー!」

ビット「大変だ大変だ!誰も居ないの!?エリアJ6で爆発!カブトが格納庫で戦っている!」
健吾・、蘭「カブト!」
ゆい「お兄ちゃん!」

司令室に小山内が来た。
ビット「博士、博士!メルザードだよ!カブトが戦ってるんだ。博士!博士ったら!」
小山内は、パソコンを操作して、あるコマンドを打ち始めた。
ビット「博士!?そんなコマンドを打ち込んだりしたら・・・博士!ちょっと博士!」
小山内「邪魔だ、どけ。消えろ!」
ビットの映る画面が、一瞬、ドードが割り込んでから、消えた。
小山内「ふはははは!」

健吾「カブト!」
健吾と蘭がカブトの所に向かったが、その前に小山内が立ちふさがった。
小山内「戻れ。どこへも行く必要は無い・・・」
蘭「だって、カブトがメルザードと」
健吾「どういう事ですか、博士」
小山内が蘭と健吾の首を掴んで、持ち上げる。
健吾「何するんですか・・・!」
蘭「博士・・・」
小山内「とう!」
小山内が蘭と健吾を投げ飛ばし、扉に叩き付けた。

健吾「まさか・・・ビット!ビット!ビット!」
蘭が手持ち端末を起動し、ビットを呼び出した。
ビット「助かった!あのまま消されちゃったかと思ったよ!」
蘭「ビット!一体何が起こってるの?」
ビット「大変だよ!博士が自爆装置をセットしたんだ!」
蘭「何ですって!」

アナウンス「ただ今、ビートルベーズの自動爆破装置が作動しました。爆発まで後15分です。爆発まで後15分です」
カブト「自爆!?」
キルマンティス「まさか、我らとは別にマザーの作戦が!?」
ビーザック「何?」

小山内が手からビームを撃つ。
健吾「やっぱり貴様!」
蘭「メルザード!正体を現しなさい!」
そこへ、ドードが三味線を弾きながら出てきた。
デズル「あ、ここにおわすはマザーメルザードの次男にして、偉大なる闇の意思の戦士、デズル様なり!!」
小山内が紫色の煙を噴き出しながら、デズルの姿になった。
健吾「デズル!」
デズル「まもなく、最終作戦を阻む虫ケラの巣は消滅する。マザーの、闇の意思の勝利だ!」
ドード「勝利でゲス!」
蘭「最終作戦?」
健吾「あの雨だ!その分析が始まったのを察知して、侵入を!」
デズル「今さら気付いても遅いわ。貴様らも一緒に地獄行きだ!」
デズルが腕から蘭と健吾に不可視の波動を放った。
蘭、健吾「超重甲!」
蘭がビーファイターテントウに、健吾がビーファイタークワガーに超重甲した。

キルマンティス「作戦はどうあれ我らは任務を果たすのみ!」
ビーザック「邪魔はさせん!」
カブト「アタックビーム!」
キルマンティス・ビーザック「「とわー!」」
カブトがインプットビームガンからアタックビームを撃つも、
キルマンティスとビーザックに防がれ、ビームを撃ち返された。
カブト「うわぁ!」


アナウンス「ビートルベースの自動爆破装置が作動中。爆発まで後10分、爆発まで後10分です」

ビートルベースの職員が避難していく。
X線TV室から本物の小山内が出てきて、司令室に行った。

ビット「うわ、また来たメルザード!」
小山内「私だ、ビット。一体どうしたと言うんだ?」
ビット「博士!?本物の小山内博士なんだね?」
小山内「ビット、これまでの分析データは?」
ビット「勿論!バックアップ済みだよ!」
小山内「よし、大至急自爆装置の解除を」
ビット「それが、解除プログラムが滅茶苦茶にされてて、とても簡単には・・・ネットワーク回線を利用して、ここが自爆したらニューヨーク本部は勿論、世界中の支部に自爆送致が一斉に作動するコマンドが打ち込まれてるんだ!」
小山内「!!」
ビットの画面に、ドードが割り込んできた。
ビット「うわ~~」
ドード「自爆でゲス、自爆でゲス」
小山内「何と・・・コスモアカデミアを壊滅させる気か!?」

マザー「虫ケラ共の羽をもぎ、巣を潰し、虫ケラ共を全て地獄の底に叩き込んでやるのだ!」

小山内「そんな事はさせん!この私がさせん!」
アナウンス「爆発まで後7分です」

キルマンティス「たぁ!」
キルマンティスが飛びかかって、カブトを切り裂いた。
更にビーザックと挟み撃ちにして、互いの武器からのビームでカブトを撃つ。
カブト「うわぁー!」
キルマンティスとビーザックがカブトに向かっていく。
カブト「!」
キルマンティス・ビーザック「「ぐわぁ!!」」
カブトは寸前で飛び上がり、キルマンティスとビーザックは互いを攻撃した。
カブト「ライナーブラスト!!」
キルマンティス・ビーザック「「ぬわっ!!」」
そして、同士討ちのダメージで苦しんでいた所に、カブトの必殺技が炸裂したが・・・
キルマンティス「こうなればネオビートマシン諸共!」
ビーザック「ビークラッシャーとして栄光の死を!」
カブト「何!?」

キルマンティスとビーザックはビークラッシャー爆弾を取り出し、ネオビートマシンの方へ走っていった。
カブト「待て!待てーー!」
キルマンティス・ビーザック「「マザーーーーー!!」」
カブト「うわぁ!」

キルマンティスとビーザックが自爆し、カブトが吹き飛ばされる。
その自爆を受け、ネオビートマシンの格納庫でも爆発が起こり、カブトロン、クワガタンク、ステルスジャイロの3体が破壊されてしまった。

カブト「ネオビートマシンが・・・・」

アナウンス「ネオビートマシンが爆破されました。ビートルベースの爆発まで後5分です。後5分です。爆発まで後5分です」

クワガーとテントウはデズルに圧倒されていた。
カブト「アタックビーム!」
そこへ、インプットビームガンを撃ちながら、カブトが駆けつけた。
クワガー、テントウ「カブト!」
デズル「おのれ虫ケラ共が!」

デズルの攻撃でビーファイターはビートルベースの外に叩きだされた。
デズル「その程度か、貴様らの力は?」
ドード「お笑いでゲス」
カブト「お前らにビートルベースを破壊されてたまるか!」

小山内「よし、何とかネットワーク回線はカットしたぞ。後は自爆装置の解除だ」
ビット「博士!もう時間が無いよ、逃げようよ!」
アナウンス「爆発まで後3分です」
小山内「ビット、皆の避難は」
ビット「もうとっくに始まってるよ。もう殆どの人が・・・あぁ!ゆいちゃん!」

司令室にゆいが来た。
小山内「ゆいちゃん何してる。早く避難を!」
ゆい「博士も一緒に・・・」
小山内「いや、コスモアカデミアは地球の希望、ビーファイター達の帰る場所だ。私はその責任者だ。諦めてたまるか」
ゆい「博士・・・」
小山内「ビット。分析データと一緒にゆいちゃんを誘導しろ」
ビット「分かったよ、それ!」
ビットが小山内の手持ち端末に移り、小山内がその端末をゆいに渡した。
ビット「OKだよ、博士」
小山内「ゆいちゃん、ビットが案内してくれる。早く脱出するんだ」
ゆい「はい・・・」
ビット「ゆいちゃん、ボクが案内するよ」
ゆい「ビット・・・」
ゆい「博士も早く逃げて下さいね」
小山内「分かった」

カブト達は野原まで叩き出された。
ドード「ビーファイターの最期でゲス」
カブト「・・・そうは行くか!」
カブトが立ち上がり、デズルとドードに向かっていく。
ドード「おのれ!」

ドードが目から光線を撃つも、カブトはものともせず進んでいく。
クワガー・テント「「カブト!」」
カブト「それ!」
カブトが飛び上がった。
ドード「ゲヘヘ・・・」
カブト「カブトランサー!」
カブトはカブトランサーでドードの頭を貫いた。
ドード「ぎゃー!」
デズル「ドード!」
しかし、ドードはカブトランサーを掴み、カブトの足を止めた。
カブト「離せ!」
ドード「デズル様!今でゲス!今でデス!」
デズル「おのれ!」
デズルが腕から不可視の波動を放ち、カブトを撃った。
クワガー、テントウ「カブト!」
デズル「積もり積もった恨み憎しみ、その全てを込め、今こそ引導を渡してやる止めだカブト!」
デズルが腕からのビームでカブトを撃ちながら接近し、右腕をカブトの左肩に叩き付けた。
クワガー・テントウ「「カブトーー!」」
カブト「アタックビーム!」
カブトは攻撃を受けながらも、至近距離からインプットビームガンでデズルを撃った。
その攻撃を受けたデズルはよろけて、ドードの方に来た。
ドード「危ない!」
カブトランサーの反対側の刃がデズルの腹に刺さった。
カブト「インプットライフル!」
その隙にカブトが合体銃、インプットライフルを構え、デズルとドードに向ける。
カブト「カブトニックバスター!!」
カブトニックバスターがデズルとドードに炸裂した。
デズル「マザー!!」
ドード「ぬわーーー!!」
デズル「マザー・・・!」
デズルとドードが大爆発し、デズルの片腕だけが地面に落ちて、すぐに消滅した。

メルザードス。マザーはデズルの死に何も反応しなかったが、ライジャは慟哭した。
ライジャ「デズル!デズル・・・おのれ!!」

カブト「残るはライジャ、ムカデリンガー、デスコーピオンだ」
そこへゆいが来た。
ゆい「お兄ちゃんーー!お兄ちゃんーー!」
カブト「ゆい!」
ゆい「博士が!博士がまだビートルベースに!」
カブト「何だって!」
クワガー「博士が」
テントウ「ビートルベースに?」

カブト達がビートルベースに戻ろうとするが・・・

アナウンス「爆発まで後22・21・20・18・17」

カブト「博士―――!」

アナウンス「16・15・14・13」

クワガー「博士―――!」

アナウンス「12・11・10・9・8」

テント「博士―――!」

アナウンス「7・6・5・4」

ゆい「博士―――!」

アナウンス「3・2・1・・・」

ビートルベースの自爆が始まり、司令室が炎に包まれる。
小山内「うわーーー!!」

そして、ビートルベースは完全に自爆、消滅した。

カブト「博士!小山内博士!!」
ゆい「博士・・・」
クワガー、テントウ「博士・・・」

そこへ、ムカデリンガーが現れた。
ムカデリンガー「ビーファイター!」
カブト「ムカデリンガー!」
ムカデリンガー「この俺と戦え!決着を付けてやる!」
カブト「ふざけやがってメルザードめ!よくも博士を、ネオビートマシンを、ビートルベースを!」
デスコーピオン「ムカデリンガー!」

メルザードスでの映像に、ムカデリンガーの体内にある何かが映し出される。

マザー「おお・・・ついに切り札が完成した!」

ビット「分かった!分かったよ!」
ゆい「何が分かったの?」
ビット「分析データから、あの雨に打たれて体内に出来たものの正体が! 高性能の、生体時限爆弾だよ!」
ゆい「え・・・」
カブト「何?」
テントウ「生体時限爆弾!?」
ムカデリンガー「何?そういえば、俺もあの時雨に・・・俺の体内にも生体時限爆弾が・・・」
ビット「しかも、後半日で、0アワーに爆発するんだ!」

ゆいが端末を落として、座り込んだ。

カブト「ゆい・・・」
マザー「地球を滅ぼすのは人間だ。何も知らず、気付かぬ内に自らの爆弾で、炎で地上を破滅させるのだ。これが我が闇の意思の最終作戦だ!」

ムカデリンガー「後半日の命か・・・はは面白い!今こそ我が使命を果たしてやる!虫ケラ共を道連れに地上を地獄に変えてやる!!」
カブト「許さねぇメルザード!人間は貴様らの・・おもちゃなんかじゃねぇ!博士ばかりでなくゆいまで・・・オレの仲間達まで!許さなねぇ!!」
ムカデリンガー「行くぞビーファイター!」
カブト「行くぞ!」
クワガー・テント「「おう!」」

ムカデリンガーとビーファイターが戦いに向かう中、ゆいは座り込んでいた。


つづく

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最終更新:2025年03月30日 02:39