とある香港の港。
船で作業員がある荷物を運ぶ準備をしており、その中で香港マフィアのトップであるサンが煙草を吸風いながら見張っていた。
作業員「降ろせ!」
大きな荷物が船に積まれる。
作業員「いいぞ!」
そんな中、マフィアのメンバーが何者かにつかまれ、さらに見張っていた別のメンバーも銃で脅され、とある男が部屋から出た香港マフィアのメンバーにいち早く気付き隠れる。
船に侵入していたのは盗まれた美術品を香港マフィアから取り返す依頼を受けたリー警部であった。
ダクトから状況確認しジュン・タオの配下・サンをホールドアップする隙を狙うリー警部。
リー「動くな!」
リーは拳銃を構えてジュン・タオに付き添っていたメンバーは手を挙げる。
リー「サンを見つけた、急いでくれ。ジュン・タオはどこだ!」
サン「ボスはどこにでもいる、何を言っている、来い」
リー「動くな!撃つぞ!」
サン「いいだろう、早く撃てよ!」
するとサンは幹部の男を押し倒しリー警部にぶつけた隙に逃走し。
リーは幹部の男と格闘し気絶した後、ジュンの後を追う。
リー「おい!待て!動くな!止まれ!」
リー警部はジュンを追う中、他のメンバーによる銃撃戦となり、一方でパトカーがやってくる。
リー警部はジュンを追う中で動くコンテナに気づきとっさにほかのコンテナによじ登り、危機を回避し、コンテナを押していたフォークリフトの操縦者をけり飛ばし、手錠で動きを封じ再びジュンの後を追う。
サンはボートに乗って逃走する中、リーは拳銃で止めようとするものの、狙えなかったのかあきらめる。
同時にパトカーと警官らやってくる。
リー「サンに逃げられた」
香港 返還前夜。
グリフィン「ハン領事、正直、あなたのような優秀な人物を失うのは、大きな損失だ。私達はこの15年間、ともに香港のために戦い友情をはぐくんできた、あなた本当に警察に対し本当に惜しみない風協力をしてくれた座ってくれ。そこで香港警察に勤務する、すべてのイギリスにも代表し感謝の意を表すと同時にアメリカの活躍を心より乾杯する。では皆さんハン領事に乾杯」
トーマス・グリフィン警視が犯罪組織と戦い協力したハン領事を筆頭とする警察らに演説をした後、乾杯をする。
ハン「ありがとう、トーマスの温かい言葉に熱くなりました」
するとリー警部がやってくる。
リー「失礼」
リーはハンの耳に向けて何かを言うと、ハンはリーに握手をする。
ハン「そうか。グリフィン警視長、私は香港の最後の夜に素晴らしいニュースが届きました、先ほどここにいるリー警部補が彼を率いる特別捜査班が出航寸前だったジュン・タオの船に突入し奴等の手から中国5000年の貴重な美術品を取り戻したそうです」
トーマス・グリフィン警視と参加者らは大きな賛美の声と拍手をする。
リー「では、これで」
リー警部は会場を立ち去る。
ハン「これで私も心置きなく香港を去れる」
グリフィン「香港に永遠なれ」
ハン「香港よ永遠なれ」
リーは立ち去る中、ハン領事の娘・スーヤンに軽い拳を腹に突かれる。
リー「スーヤン」
スーヤン「アメリカに来ない事をなぜ黙ってたの?」
リー「言おうと思ってたさ」
スーヤン「いつ?私は明日立つのよ」
ハン領事の娘・スーヤンはリーに再び軽い拳を腹に突く。
リー「スーヤン、もう君に会えないと思うのは、私にも辛いんだ、何しろ私は君の一番の弟子だからな。アメリカに行ってからも武道の練習はしっかりと続けるんだぞ」
スーヤン「私、アメリカに、お友達が一人もいないのよ」
リー「心配ないさ、君ならどこでもすぐ友達ができる、お別れのプレゼントがあるんだ、ほら!」
リー警部は首に掛風ける形でスーヤンに金色の首飾りを上げる。
スーヤン「どうもありがとう」
リー「大丈夫だよアメリカ人ってやつだ」
最終更新:2017年06月08日 20:01