RUSH HOUR3(文字:赤(2:黄色)背景:灰色)
ロサンゼルスの都市のとある交差点。
ある事情で交通係となっていたリーの相棒であるカーターはヘッドフォンで音楽を聴きダンスをしながら交通整理をしていた。
だがよそ見をしていたのか、車が衝突する事故が発生しドライバーらがもめ事になり事故現場へと向かうカーター。
カーター「何やってんだよ!誰が行けって行ってたの!ばっかじゃねえの!ユーが悪い!」
車が衝突する事故が発生しドライバーらにカーターが注意する中、交通整理を続けなかったのか他の乗用車が衝突する事故が発生する。
カーター「ああ!くそ!おれを無視しやがって!」
カーターは衝突事故による怒りの買った一言を言う中、偶然にも衝突事故に巻き込まれた女性ドライバーに目をつける。
カーター「お嬢さんたち、将来のビンテージ、ボコっちゃった?免許証と車両登録証、OK?ねえ!」
カーターらは衝突事故起こしたドライバーらに免許証と車両登録証を提示するように言う。
一方で警備車両率いて国際刑事法廷に出席するハン大使の警護の依頼を受けたリー警部が専用車両に乗っていた。
リー「10分で着く合図は表で上げろ」
ハン「リーうれしいよ、君が付いていてくれると安心するからな」
リー「これが仕事ですから、ハン大使」
ハン「今日はしっかり頼む、歴史的な日となる」
また一方でカーター刑事は違反した女性ドライバー含め乗用した女性に手錠をかけていた。
マーシャ「こんなの酷いわ、あたしを誰だと思ってるの!?うちはロデオドライブを半分するのよ!」
カーター「じゃあ、僕のこと知ってる?ロス市警のジェームズ・カーターだうちはスラム街の半分を持っている!」
ゾーイ「弁護士呼んで」
カーター「じゃあビリー隊長と呼んでやる、重量オーバーじゃんか、腹筋もらった方がいいぞ」
ゾーイ「ホルモンのせいなの」
カーター「んなもん食うなよ!」
マーシャ「ちょっと注意とかだけで勘弁してくれない?」
カーター「考えてもいいチャイニーズ好き?」
一方でハン大使の警護をしていたリー警部は携帯の着信音に気付き電話をする。
リー「失礼します。カーター」
リー警部に電話をするカーター刑事。
カーター「リー、今夜上げとけ、中国人のちっちゃいソーセージで遊びたいギャルがいるんだ」
リー「いま忙しい、ハン大使の防衛をしている」
カーター「信じて、特上の握り寿司だぞ、食おうぜ」
リー「悪いけど切るから」
カーター「まだ怒ってんのかよ?どうせイザベラのことを根に持ってんだろ?」
リー「その話はよせ」
カーター「3年も経ってんだぞ、ウジウジすんな」
リー「なんだと!?僕は真剣だったんだ」
カーター「おれたち友達だろ?今夜付き合え、ムンシャオ奢るから」
長話の苛立ちにリーは携帯の電源を切る。
カーター「リー!」
リー「母からでした」
リーは嘘をついてハン大使に言う。
国際刑事法廷。
そこでは数多くの人々が集まっており、その中で怪しげな男が高層ビルの屋上から何かの準備をしていた。
代わって国際刑事法廷のシンポジウム会場ではレイナード委員長が組織犯罪に対する演説をしていた。
レイナード「現在100ヶ国に凶悪系犯罪組織のメンバーが50万人以上います、彼はその辺で強請りや集りをするチンピラとは違います、ビジネスマンであり強奪やドラッグにセックス、人身売買により 500億ドルの帝国を築き上げました。このままではこの世界に平和が飲み込まれてしまう、その前にその首落とさねばここに国際刑事法廷の院長として委任するハン大使に世界に世界最大の犯罪組織との戦いの指揮を取ってもらいたい」
政府などの参加者らは拍手をする。
議員「ハン大使?」
レイナード「君ならできるよ」
ハン「そう思います」
代わってハン大使が演説をする。
ハン「レイナード委員長、そして皆さん」
一方で高層ビルの屋上にいた男がライフルを用意し狙撃の準備をしていた。
ハン「中国系犯罪組織はすべてが秘密です、だれが組織のリーダーなのか、誰にもわからないのです。500年間、一度もわかっていません、しかし本日、私はある秘密を握ってここに来ました。この会場の皆さんがあっと驚くような情報を公開します。長年の努力の結果、ついにシャイシェンの居所を突き止めました」
参加者らはざわざわと静かに騒ぐ。
中国代表「あのハン大使、シャイシェンなど存在しない」
アメリカ代表「すいませんシャイシェンって誰なのです?」
ハン大使「お言葉ですが…わたくしは」
すると警護をしていたリー警部は何らかに気づき、狙撃手の男はハン大使に狙って射撃をすると同時に会場は大きな騒ぎとなる。
リー「みんな伏せて!」
各国代表らは伏せ、リーは狙撃されたハン大使を確認する中、ハン大使の意識はなかった。
レイナード「救急車だ!早く誰か手配を!」
リー「大使を頼む!」
ハン大使を狙撃した犯人の人影に気付いたリー警部はとっさにガラスを目の前へと行き人影を確認し、外を出たリーは会場が混乱の最中、狙撃手を追いかける。
一方でカーター刑事は二人の女性であるマーシャとゾーイの違反切符を切る中、突然の無線に気づく。
カーター「これは今夜返す」
警察無線『国際刑事法廷で狙撃事件がありました中国大使が撃たれました』
カーター「中国大使だって!」
カーターは咄嗟に女性二人の乗っていた車を運転しようとする。
カーター「そこをどいてくれ、早く!×2」
カーターは車で急行する中、リーは狙撃手追いかける中、それと思われる男を見つけ全速全身で追いかける中、その男はガードレールを乗り越え別のガードレールに掴まりほかの道路へと逃走する中、その男はゴミ収集車の込を投げつけて車の交通を渋滞にしリーをかく乱させる。
一方でカーターは交通違反したマーシャとゾーイの車を借りてハン大使を狙撃した犯人を追う中、リー警部に気づく。
カーター「リーだ!。あいつどこに行くんだ!」
カーターはとっさに車を止め逆走する。
カーター「ロス市警だぞ!さっさとどきやがれ!ユー達切符切ってるやるからな!」
カーターはリー警部の行方を追いその道路へと入る一方、リーは狙撃主を追っており、命の犠牲にする覚悟で道路の橋から飛び降りコンクリートをつかんで飛び降り追いかける中、カーターはリーに気づく。
カーター「リー!俺も行く!」
狙撃主はシャッターのある入り口に目をつけて閉めるボタンを押して、撒こうとする中、リー警部はスライディングでぎりぎりと中に入り狙撃主を追い続ける。
リー「動くな!」
リーは袋のネズミとなった狙撃主に拳銃を向ける。
ケンジ「やあ、リー」
狙撃主は素顔を晒すと、リーは突然と唖然する。
リー「動くなケンジ」
ケンジ「何を待ってんだ、やれ撃って見ろ」
リーがケンジと何らかの関係で撃てない中、ケンジは拳銃を出す。
ケンジ「これなら撃てるな」
リー「銃を下ろせ!撃つぞ!」
リーはケンジを撃つのにためらう。
ケンジ「わかりきってるぜ、お前には撃てない」
リー「ケンジ!」
リーは逃げるケンジに向かって拳銃を撃ち、威嚇すると、ケンジは振り向いてリーに拳銃を向ける。
ケンジ「なあ、わざと外しただろう」
そんな中、リーを追ってきたカーターが自動車とともにやってきて、ケンジは車に向かって弾丸を放ち、リーは車の衝突で向かってくるごみ箱につぶされるのをとっさに避けると、ケンジはそのすきに上へと逃げる。
カーター「リー!大丈夫か!轢くとこだったぞ!早く言えよ!」
リーはカーターが来たのに落ち着く。
カーター「今夜の特上の寿司を紹介する、マーシャとゾーイ、トロはお前の」
最終更新:2017年06月07日 21:42