21グラムのエンディング
重い心臓の病を患ったポールは人生に堕落したクリスティーナ・ペックと接触し親しくなるものの。妻メアリーとは破局を迎え、彼女は人口受精してポールの子を産む事だけは譲らず。
クリスにマイケルの心臓を移植し告白したポールは、力になりたいと伝えて、一緒に暮らし始める中、マイケルと娘たちのの事故死がクリスの心に嘆くようになりドラッグに溺れ、犯人となるジャックを殺そうと自暴自棄になる中、ポールの説得でクリスは落ち着き、心臓の拒絶反応で咳を続けるポールを抱え込む。
クリス「大丈夫?しっかりして、横になって」
ポール「少し休みたい」
クリス「ええ、そうね。ごめんなさい愛してるわ…」
ポール「僕もだ、僕も愛してる」
とあるモーテル。
ジャックが二人が出ていたのを確認するためモーテルに戻る。
寝ていたポールならびにクリスティーナは人影と物音に気付く。
クリスティーナ「起きて、外に誰かいる」
ポールはうめき声を出しながら拳銃を持ち、静かにドアを開けると突然と人が飛び掛り、ポールがその拍子ではじかれる中、クリスティーナは電源をつけると、突然と部屋に入ったのはジャック・ジョーダンであった。
クリスティーナ「なんなの?どういうこと?」
ジャック「おれを殺したいか?」
クリスティーナ「何で、こいつがいるの!?」
ジャック「さあ殺せ!」
クリスティーナ「撃って!ポール!」
ポールは拳銃をジャックの顎に突き付ける中、格闘となりそのすきにジャックの憎悪を買ったクリスティーナがジャックをランプで殴りつけ、ポールがその光景を見るなかゆっくりと拳銃を持つと同時に発砲音がなり、クリスティーナはジャックを殴るのをやめる。
しかし撃ったのはポール自身であった。
クリスティーナ「どうしよう!?ねえ、いやよ!ねえ…ポールしっかり!、どうしよう…ポール。ねえお願い!救急車を呼んで!早く救急車を呼んで!」
クリスティーナは心臓すれすれに自分の体を撃ったポールの容態を確認する中、この事態にジャックは瀕死状態のポールを持ち上げる。
変わって木の葉が落ちる夜明けの大空となり。
クリスティーナが瀕死のポールを抱えていた。
ポール「人は何度の人生を生きて、何度死ぬのだろう。」 |
変わって病院の一室。
ポールは入院をしていた。
ポール「人はだれでも死ぬ瞬間に。21グラムだけ体重が減るという。21グラム。何の誤算だろう。何を失うのか、いつ失うのか、どれだけ失うのか、何を得るのか、どれだけ得るのか」 |
今までのシーンが回想として写り、ジャックとクリスティーナは病院の待合室でポールの心配をし。その後、ジャックは家族の元へ戻り、自らの体に銃を撃ち瀕死状態の中で一命を取り留めたポールはドナーを待ちつづけながら病室の天井を見上げつづけていた。
ポール「21g。5セント硬貨5枚の重さ、8ドルの体重、チョコバー1個。21gの重さとは…」 |
ポールが心拍数を見た後、変わって雪が降り続ける季節を背景にポールがいつもいた廃墟のプールが映し出される。
最終更新:2017年06月07日 21:45