グリッターティガの活躍によって、暗黒魔超獣デモンゾーアは倒され、超古代遺跡ルルイエは沈んでいく。
ルルイエ内。
カミーラ「ひか・・・り・・・」
ダイゴはデモンゾーアとなっていたカミーラを発見する。
彼女はもはや虫の息であった。
カミーラ「私も・・・欲しかった・・・!」
ダイゴはカミーラの手を取る。すると同時に、カミーラの髪飾りが壊れ、カミーラはダイゴの手の中で息を引き取った。
そして、遂にルルイエは海中深く沈んでいった。
数日後、レナは教会で祈っていた。ダイゴは死んだと思っていたのだ。そしてその場を去ろうとした時、ふと振り返ると、
木の陰からダイゴの姿が。
そして、教会の扉の向こうからダイゴが現れ、レナの元へ駆け寄る。
ダイゴ「・・・ただいま」
レナは微笑みながら言葉を返す。
レナ「・・・お帰り」
そしてレナはダイゴの元へ駆け寄り、ひしと抱き合い、キスを交わした――――。
それから1年・・・・二人は結婚し、火星移住計画チームとして、火星に向かおうとしていた。
ムナカタ「二人とも元気でな」
レナ「リーダー達も!」
ムナカタ「研究成果、楽しみにしているよ」
ダイゴ「火星に植物を・・・それが二人の夢ですから」
シンジョウ「とうとう行っちゃうんだな・・・寂しくなるぜ・・・」
マユミ「やだお兄ちゃん、泣く事ないじゃん」
シンジョウ「バカヤロ、泣いてねえよ!」
ホリイ「嘘付け、アホぉ!こういうときこそお前、笑顔でな!」
ヤズミ「さぁ、出発の時間ですよ」
イルマ「ダイゴ、レナ、・・・・・幸せにね」
ダイゴ・レナ「はい!」
二人はGUTSの面々と別れ、シャトルに乗り込もうとする。すると、一人の作業員が二人に敬礼し、通り過ぎていった。
ダイゴ(頑張れよ・・・後輩!)
そう、彼こそ、後にウルトラマンダイナと一体化する、アスカ・シンだったのである。
(終)