ロシアと思われる所で叫び声が次々と出て、変わってある男がテレビのニュース番組を見ていた。
アナウンサー『ロシア当局は、元大富豪ユーリ・コマロフ氏の裁判に対する、抗議デモが激しくなることを警戒しています。このコマロフ氏の裁判はロシア国民の間でも論争を引き起こしており。投獄されたのは政治的陰謀で黒幕は次期国防相候補ヴィクター・チャガーリン氏と見る向きもあります』
変わってロシアの最厳重監獄。
ヴィクター・チャガーリンが看守に監視される形で独房に収監されているユーリ・コマロフの元へと訪れる。
コマロフ「何の用だヴィクター」
元大富豪ユーリ・コマロフ氏は獄中で1人、チェスをしていた。
チャガーリン「なぜ今さらこんなことを…。いったい何をたくらんでる?」
コマロフ「罪を償う覚悟ができた」
チャガーリン「ユーリ、これまでのことはすべて水に流して、昔の関係に戻らないか?いい友達だったろ、ファイルをよこせ。そうすれば君に元通りの人生を返してやる。裁判など忘れろ」
コマロフ「人生に未練などない」
チャガーリン「法廷で話して通じるとても思ってるのか。この俺がそんな馬鹿だと思うか!?」
チャガーリンはコマロフが収監されてる監獄の鉄網に手をつかむ形で八つ当たりする。
チャガーリン「誰一人、お前の話しなど聞かない。誰もおれには逆らえない」
コマロフ「私は違う」
CIA本部。
女性がCIAのメンバーらに連絡する。
女性「マイク。チャガーリンがコマロフに対して動いた」
コリンズ「くそ…」
アメリーニ「現地に連絡を」
モスクワ。
夜中、人気も車も無い道路でバイクが全速力で走り、コマロフならびにチャガーリンに関係する男が公衆電話であることを話していた。
バイクに乗っていた女性・イリーナは地下駐車場で着替えをし、スパイと思われる男も着替えする中、女性が酒を飲んでいた男と接触し、スパイらしき男は準備室らしきところで拳銃を手に入れて、クラブ会場らしきところへと行く。
イリーナ「準備ができてる。電話して」
チャガーリン「失望させないでくれよ」
イリーナ「失望させたことなんてある?」
クラブ会場内。
スパイらしき男はジョン・マクレーン刑事の息子であるジャック・マクレーンであった。
ジャック「アントン。」
一方でチャガーリンはイリーナの元から立ち去ると同時に電話する。
チャガーリン「アリク。チャガーリンだ」
一方でジャックはアントンに伝言を話そうとした。
ジャック「ユーリ・コマロフから伝言を頼まれた」
チャガーリン「コマロフを仕留めろ」
アントン「ユーリ・コマロフだと?」
ジャック「さよならだとさ」
ジャックは拳銃を取り出しアントンを射殺すると同時に客の悲鳴があがる。
ダイ・ハード
ラスト・デイ(背景黒・文字赤)
最終更新:2017年06月07日 22:00