リンカーン国際空港で猛吹雪に見舞われる中で発進したのボーイング707でD・O・ゲレーロが妻のイネーズ・ゲレーロに保険金を残すために自爆覚悟で機内に爆弾を持っており、それを知ったヴァーノン機長は密航取り消しを条件に無賃乗客の夫人であるエイダ・クォンセットと客室乗務員グエン・メイフェンは爆弾を奪い返そうとするがD・Oはトイレに逃げ込み自爆し、それによって気圧の急速に低下と酸素不足となり大混乱の中、すぐさまボーイングはリンカーン空港で緊急着陸をすることにし、その事態を受けたベテラン整備士ジョー・パトローニを筆頭とする整備員の団結で事故機を主要滑走路から取り除き、なんとか爆発で損傷したボーイングは着陸成功したが、グエンは爆発で負傷し意識不明の状態であった。
乗客が歓声を上げる中でヴァーノン機長はとっさに駆け足でグエンの元へと行く。
ヴァーノン「どうです?」
警察「大丈夫でしょう」
ヴァーノン「話しは?」
警察「どうぞ」
ヴァーノン「グエン、バーンだ。聞こえるか?聞えたら手を握れ」
するとグエンの手は動く。
ヴァーノン「しっかりしろ、もう大丈夫だ。」
一方で着陸に成功したボーイングは乗客を降ろす準備に入ってた後、乗客が空港内へとなだれ込むように入ってくる。
アナウンス『通路を空けて下さい。』
一方で医療グループらはグエンを運んでいた。
ヴァーノン「こっちへ」
メルとターニャも来る。
メル「無事、着陸した。」
ターニャ「テレビで…」
メル「我々の緊急連絡が漏れた大丈夫だ」
アナウンス『乗客はファーストクラス。通路より来ます』
グエンの心配をしてたメルはマスコミの元へ行く。
メル「会見はあとで、機長も呼ぶ」
スタッフ「車椅子を」
メルはヴァーノン機長の元へ行く。
ターニャ「デマレスト機長は?」
スチュワーデス「すぐ出てきます」
メル「下がって、通らせてくれ」
車椅子に乗った足が不自由な人も含めた乗客らもやってくる。
女性「私のコートですわ」「そうね」
するとイネーズが乗客の群れの中に入る。
イネーズ「許して、あの人が…こんな事に…」
イネーズはD.O.ゲレーロの行った行為を乗客らに謝罪する。
医師「空港の医師です」
警察「どうも。客室乗務員ですが、右眼に破片が」
医師「すぐに病院へ、手術の用意ができてます。他には?」
警察「右腕も骨折を。麻酔を使用する場合、妊娠しているので注意を。彼女です」
すると医療ベットで運ばれたグエンとヴァーノン機長がやってくる。
医師「機長、おまかせを」
ヴァーノン「私も病院へ」
翌朝、爆弾の爆発で穴が開いたボーイングを警察らがチェックしていた。
整備員「頑張ったな」
ヴァーノン「よくやってくれた」
最後はエイダ・クォンセットが飛行機に乗ろうとしていた。
係員「エコノミーですか?」
エイダ「ファースト・クラスよ。いつもの方が楽しいわね」
メルとターニャは歩きながらボーイングの元を後にする中、メルは一言を言う。
メル「朝食でも、どうだね」
ターニャ「いいわ、どこで?」
メル「君の部屋だ。君のご自慢の朝食をぜひ食ってみたい」
整備士「ベイカースフェルドさん。除雪機の具合が悪そうで整備班から指示が欲しいと」
メル「勝手にやっとけ」
最後はメルとターニャが車に乗って飛行機の格納庫・飛行場を立ち去ったところで終わる。
|THE END|(文字白、背景水色)
最終更新:2017年07月07日 23:17