とあるクラブのバー内。
そこではポー・シンという男がいた。
客らがにぎわうなかで太った黒人の男・モーリースがポーの元に来る。
モーリース「アメージング・グレイス。」
ポー「何だって?」
モーリース「昔、ばあちゃんがよく歌ってくれた」
ポー「それ?」
モーリース「俺が特に好きだったフレーズは失いし道を再び見つけた。お前の事だ。こんなところに来るとは相当なアホなんだ。道を見失ったんだろう。これは酒代だ」
モーリースはポーにお札を渡そうとしていた。
モーリース「それでお前はなかなか楽しい野郎だ。切符だよ」
一方で一台の車がバーの店にやってきて、同時に銀色のスポーツカーがやってきた。
リーダーであるカイを筆頭とするマフィアと思われる男らは車を降りて店に入る。
モーリース「さっさとケツ上げて帰れよ」
ポー「まだ酒が残ってる」
するとモーリースは逆上する。
モーリース「残ってないぜ」
カイ「行くぞポー、下らない争いはやめろ」
モーリース「二度と来んなよ、お坊ちゃん」
モーリースの逆鱗に触れたポーは持っていた杖でモーリースを叩く。
カイ「ポー、出てけ。早く」
ポーは店を出る。
カイ「帰るぞ」
店長「うちはカジノだからな、命を賭けたっていいんだぜ」
カイはサングラスを外す。
カイ「軽く体を動かしとくか」
カイは逆上を買った店長や客らにキックの一撃を浴びせ気絶させる、他の客と格闘した中で一斉に銃を突きつけられる。
すると別のマフィア組織と思われるレザーを着た黒人であるシルクが威嚇射撃で抗争を制止させる。
シルク「人を殺すのは銃じゃない。人が人を殺すんだ。見てみろ、このマシンガンを持った二人。こいつらが撃ちまくれば、誰も家へ帰れねえぞ。お前ら商売の邪魔なんだよ。ケツの黒くねえ野郎は下らねえ撃ち合いになる前にとっとと出てけ!」
カイ「帰るぞ」
シルク「よし」
カイのポーは店の外で話し合っていた。
カイ「君たち、今日はもういい。帰ってくれ」
ポー「何してんだいカイ?」
カイ「敵陣のど真ん中で何を考えてるんだ?」
ポー「俺を子供扱いするのやめろ」
カイ「口実さえあれば、いつでもお前を殺す気なんだぞ」
ポー「部下が偉そうに」
カイ「親父さんの事だ。いい加減にしろよ。この戦争が続く限りお前は俺が面倒を見る」
その言いつけにポーは怒る。
ポー「自分で見るよ」
ポーはそれを言った後、スポーツカーに乗って自宅へ帰ると、他の車がやってきて別のマフィア組織らしき黒人が車から降りる。
最終更新:2017年08月23日 21:09