声「憎い…… 恐竜が、戦隊が憎い……」
ネオグリフォーザー「行くぞ」
ネオガイルトン「ああ……」
スピリットベース内。
トリン「この感覚、まさか……」
一方、走行中のトラックの中で赤いジャケットの人物が囚われていた。
それを追跡するのは、特命戦隊ゴーバスターズのレッドバスターだった。
ニック「確認したぞ、ヒロム。デーボス軍のゾーリ魔だ」
レッドバスター「ミッションスタート!」
助手席のゾーリ魔が銃撃を繰り出す。
ブルーバスターやイエローバスターも現れ、トラックにしがみつく。
イエローバスター「ううっ、何? このワカメみたいなの」
レッドバスター「止まれ!」
すると他のゾーリ魔たちが現れ、ゴーバスターズを振り落としてしまう。
『トランスポート』
ゴーバスターズはソウガンブレートを取り出し、ゾーリ魔に斬りかかる。
するとゴーバスターズの前にネオガイルトンがバーミア兵とともにが現れる。
レッドバスター「何?」
ブルーバスター「こいつ……」
イエローバスター「まだいたの!?」
ブルーバスター「危ない!」
ブルーバスターは間一髪ネオガイルトンの光の刃を交わす。
しかし、ネオガイルトンの姿はもうなかった。
イエローバスター「もう!」
ゴーバスターズはヘルメットを外す。
リュウジ「やられたね……」
ヨーコ「ちょっと、聞いてない。あんな用心棒がいたなんて」
ヒロム「恐ろしいやつだ。ミッションフェイズ2に行こう……」
リュウジ、ヨーコ「了解」
その頃、謎の人物の前にダンテツが訪れる。
ダンテツ「探したぞ。伝説の戦士、ゲキ! 恐竜戦隊ジュウレンジャーのリーダー」
ゲキ「あなたは、天空の脅威に気づいたのですか?」
2人の前にネオグリフォーザーとゴーレムが現れる。
ネオグリフォーザー「はっはっは!」
ゲキ「グリフォーザー?」
ネオグリフォーザー「拙者はお前が知るグリフォーザーではない。宇宙の戦神が生んだ、究極の武人だ!」
ゲキとダンテツがゴーレムを一掃していく。
ネオグリフォーザーの猛攻がゲキを襲う。
ゲキはダイノバックラーを取り出すが、ネオグリフォーザーに阻止されてしまう。
ネオグリフォーザー「恐竜の戦隊全ての力を奪い取り、今こそ復讐を果たしてくれる!」
ネオグリフォーザーが砲撃を繰り出す。
しかし、ダンテツはそれを交わす。
空には謎のオーラが漂っている。
ダンテツ「この邪悪なる気配…… 未だ嘗てない敵だ」
キョウリュウジャーの6人が空のオーラを見上げる。
ソウジ「なんだあの空の光は?」
ダイゴ「トリンが言ってたとおり、こりゃただ事じゃねぇぞ」
ミニティラがダイゴに噛みつき、引っ張る。
ダイゴ「な、何だミニティラ。敵か?」
ノブハル「どうしたんだキング? ええっ!?」
そこに現れたのは、ティラノザウルスだった。
ダイゴ「恐竜?」
イアン「オーマイ。ティラノザウルスだ」
空蝉丸「夢か、現か……」
ダイゴ「緑色の目?」
ティラノザウルス「ダイゴ!」
アミィ「ワオ! 恐竜が喋った」
ティラノザウルス「ダイゴ、気をつけろ。恐竜の戦隊たちが危ない! ダイノホープが奪われる」
ダイゴ「ダイノホープ?」
ティラノザウルス「止めてくれ。お前の親友の死を」
ダイゴ「俺の親友が死ぬって、どういうことなんだ?」
するとそこへ、3体の戦闘員が現れる。
ダイゴ「デーボス軍!」
ソウジ「ゾーリ魔だけじゃない。変なのも混ざってる」
空蝉丸「各々方! いざ尋常に、キョウリュウチェンジでござる!」
キョウリュウジャー「おう! ブレイブイン!」
ダイゴ「キョウリュウチェンジ!」
キョウリュウジャー「ファイヤー!!」
キョウリュウジャーがキョウリュウチェンジを遂げる。
最終更新:2015年01月24日 09:21