ザイオンで防衛部隊らが機械の進行を食い止める一方、ネオとトリニティは船で警備網を強行突破しマシンシティの中枢へと到着するが墜落した拍子でトリニティが破片に数多く刺さり死亡し悲惨な別れを告げたネオは機械の管理者であるデウス・エクス・マキナと接触し交渉の末にエージェント・スミスがいるマシンシティのマトリックスへと行くと同時に機械らはザイオンの侵攻を一時停止する。
ネオはスミスのいるマトリックスへ行くと、そこにはマトリックスの人々が取り込まれたスミスの数多くの分身がおり目の前に本体となるエージェント・スミスがやってくる。
スミス「アンダーソン君、おかえり。君に会いたかった。なかなか壮観なもんだろう?。」
ネオ「今夜、ケリがつく」
スミス「わかってるもうとっくに見た。だからみんなで揃ってショーを楽しもうと思ったな。私が君をぶちのめすことは全員が知ってる。」
ネオとスミスの一騎打ちが始まり、最初は止まらない肉弾戦で両者が頭に拳を打つとスミスが吹き飛ばされ、スミスは空を飛ぶとネオも同じように飛び、空中での殴り合いになった末にネオは建物内へとふきとばされた中、突進するスミスを咄嗟に回避し、突進攻撃で両者とも弾かれる吹き飛ばされると、再び起き上がる。
スミス「感じるか?アンダーソン君。君の最期だ。感じるぞ、君には感謝しなくてはな。君のおかげで生物の目的がなんであるかが、私にもわかったよ。生物の目的は死ぬことだ」
スミスがそれを言うと、ネオは挑発し、再び肉弾戦となった末にネオはスミスを着けていたサングラスを弾き飛ばすと同時に建物の外へと吹き飛ばす、大雨の中で再び空中戦となり激突の末に上空で大きな衝撃が発すると同時に雨は吹き飛んだ後、スミスはネオを抱え急降下で激突すると同時に周辺の建物と車が壊れ吹き飛ぶ。
それと同時に取り込まれたスミスらは倒れてるネオを確認すると、ネオが目を覚まし起き上ろうとする中、スミスがネオに話す。
スミス「何故だ?アンダーソン君?何故?何故だ?。何故、こんなことを?何故、何故立つ?何故、戦い続ける?。自分より大事なもののために戦っていると信じているのか?それが何か言えるか?わかっているのか?。それは自由?、真実か?、平和か?、それとも愛のためか?。幻想だアンダーソン君。感覚の偽りだ。人間の劣った知性が意味も目的もなく存在することを必死に正当化しようと作り出した。束の間の幻だ。マトリックスそのものと同じように虚構に過ぎない。もっともつまらん愛など生み出せるのは人間だけだが。そろそろ君にもわかっている筈だぞアンダーソン君。君は勝てない。戦う意味などない!」
スミスがそれを言ったとネオが立ち上がる。
スミス「何故だアンダーソン君!そこまで戦う!」
ネオ「自分で選んだからだ」
再び一騎打ちの肉弾戦となり、ネオの拳が連続でスミスの頭に命中し、その隙にネオはスミスを吹き飛ばす。
しかしスミスは瓦礫を突き破って立ち上がる。
スミス「私の世界だ!私のものだ!」
スミスはネオに飛び掛かり連続で殴り吹き飛ばすと、ネオは倒れる。
スミス「待てよ、見覚えがある。これだ。これが終わりだ。そうだ。君はそうして、そこに横たわり。私はここに立って…そうこの場所だ。そして私は何か言うんだったな確か…『始まりがあるものには終わりがあるネオ』」
ネオは目を覚ます。
スミス「何?今、何と言った?。まさか違うそんな筈はないぞあり得ない!こっちに来るな!」
ネオ「何を恐れてる?。お前の言った事は正しかったぞ。これは必然だ」
スミスは無防備で何も仕掛けてこないネオを取り込むとスミスの分身となる。
スミス「これで終わりか?」
するとスミスに取り込まれたネオは頭を軽く下げる、一方で現実世界のネオと一緒にスミスに取り込まれたネオに異変が起きて体が光りだし、同時にスミスに取り込まれたネオの目は光りだす。
スミス「よせやめろやめろ…こんなはずはない!」
スミスに取り込まれたネオが消えると、本体のエージェント・スミス含め今まで取り込まれたスミスの分身が一斉に光りだしガラスのように砕け散り光となった。
デウス・エクス・マキナ「終わったな」
最終更新:2017年11月09日 21:13