ジャックと天空の巨人のエンディング (吹替版)

兵士らが侵攻してきた巨人たちと戦う中で王国の危機が迫ってる事を他国に伝えようとジャックとイザベル姫は狼煙台で煙を起こそうとする。

2人は城内の王室へと到着する。

ジャック「僕の絵とそっくり」
イザベル姫「ジャック!早く!」

そんな中二人は物音に気付く。

ジャック「お…お客さんかな?」

ジャックがそう言う中で扉の前の床の下からファロン将軍が突き破って出てくる。

ジャック「走れ!」

ジャックとイザベル姫は走る。
一方で兵士らは城へと侵攻しようとする巨人たちに苦戦していた。

エルモント「しっかり引け!縄を離すなよ!」
フィー「いいぞ!」
フォー「もっと木を投げろ」
フィー「アタックチャンス!」
フォー「壊せ!」

巨人は大木を城壁の中に投げ込み、兵士を怯ませる。
兵士は怯むと同時に扉を開けるレバーが壊れる。

エルモント「応援に入れ!縄を離すな!」

エルモントらは必死に抵抗する。

巨人「もう時期だ!勝利の味は近いぞ!」

巨人が侵攻する中で兵士らは弓の砲台で弓を何発か発射し巨人の動きを仕留める中、ファムはスリングショットで弓を発射している兵士らを狙おうとしていた。

ファム「見てろよ…」
兵士「来るぞ!」

弓の砲台と城壁の一部が壊されると共に巨人の攻撃が兵士らに浴びせられる。
一方でシャロンは2人を探していた。

ファロン「お前のにおいがするぞ姫よ。焼け焦げたにおいと煙で曇ったいるがな…だが恐怖のにおいだけはごまかせん…匂うぞ…」

2人はテントとなる場所に隠れていた中で様子見として覗き見するが、絵の光沢でシャロンの姿が映りイザベル姫はその悲鳴をあげようとするがジャックが制止する。

ファロン「人間ってのはおのれの姿をとどめるのが好きだな。永遠に生きられやせんのに!」

ファロンは映写機を鏡に向けてで反射させ2人が隠れている場所を突き止める。

ジャック「走れ」
イザベル姫「キャー!」

ファロンに気付かれた2人は咄嗟に逃げる。

ジャック「イザベル早く!」
ファロン「姫は俺のだ小僧!」

2人は廊下を全速力で走り、その先の階段に登る。

イザベル「ジャック!急いで!」

2人が逃げる中でイザベルはファロンに掴まれる。

ジャック「よせ!」
ファロン「さあ、もう後がないぞ!」

ファロンがそう言う中でジャックは目の前にあった鎧が持ってる斧を取り、飛び掛かる形で攻撃するもののファロンに掴まれてしまうが片方の頭目掛けて斧を投げつけるが、もう片方はその斧を口にくわえ取る。

ファロン「お前は誰だ?」「ジャック」
ジャック「ジャックだ!化け物め!。喉の中を蹴飛ばすなよ小僧」
イザベル「やめて」

ジャックはファロンに食べられそうな中、持っていた魔法の豆をファロンの口の中に入れる。
ファロンは苦しみを訴えると同時に2人を手放し、ファロンの体を突き破る形で大きな蔦が出る。
城壁の中では兵士が巨人らの侵攻を食い止め続けていた。

ファム「いいぞ!後、少しだ!さあ、兄弟一気に片付けるぞ!一斉に引け!それー!」

巨人たちは城の扉を一斉に引っ張り出す。

エルモント「門の格子を閉めろ!」

エルモントの命令で兵士は門の格子を閉めようとする。

エルモント「護衛!王を安全なところへ」
ブラムウェル王「それには及ばん!」
エルモント「下がれ!防衛態勢を取れ!」
兵士「配置に着け!」「防衛態勢を取れ!」」
エルモント「いいか!ここを死守するぞ!」

エルモントの命令で兵士らは後ろに下がり防衛態勢を取る中でファムが門の格子を鈍器で壊し開け歩いて壁内へ侵攻する。

ファム「なあ、臭うか?兄弟?うまそうな連中だ。血の気が引いてる」
エルモント「あいつらを切り刻んで!小さくしてやれ!」

そんな中、城の頂上で蔦が外壁を突き破り現れる。

ファム「なぜだ?」

ファムがそう言うと巨人は武器を降ろし頭を下げる。

エルモント「後ろに何かいるのか?」

エルモントがそう言うと、兵士の群れの中ら冠を被ったジャックとイザベル姫が現われ兵士は歓喜する。

ジャック(語り手)『こうして巨人たちは空へ戻り。巨人の剣で蔓は切られた。王は法の定めを変え、王女と平民の結婚を許した。そして盛大な気を上げ、姫と若者が結ばれた』

変わってジャックとイザベル姫が結婚した絵画の写真を背景に王となったジャックが子供2人にそれを話す。

息子「途中飛ばしたよ。間に何かあったの?」
ジャック「間って?まあ、しばらくお付き合いして…」
息子「そうじゃなくて…王冠はどうなったの?」
娘「そうだよ。王冠の話してないよ」
イザベル姫「王冠?」
息子「また巨人が来たらどうするの?」
ジャック「大丈夫、安全な場所にあるよ」
娘「もう一度巨人の話しをしてくれる?」
ジャック「また?わかった。今日はこれで最後だぞ。フィー、ファイ、フォー、ファム。空から巨人が降りてくる。動物たちは身をかくす。鳥の歌声、ぴたりとやんだ。急いで帰れ。扉を閉めろ。巨人の唸りが聞こえるぞ」

ジャックがそれを言うと同時に巨人の動かす王冠は鍛造士によって次々と作り直される場面となる。

父「空から巨人が降りてくる。動物たちは身をかくす。鳥の歌声、ぴたりとやんだ。イギリス人の血が匂うぞ。生きていようと、死んでいようと。骨を粉にしてパンを焼くぞ」
母「お姫様と金のたて琴がありました」
子供「馬の名前はアンセル」
父「若者は馬を売りに街へ」「いや、牛だったかな?」
子供「そう牛だよ」
父「牛か」「市場で若者は牛を売りました」「動物たちは身を隠す…」「引き換えに…魔法の豆」
子供「牛と豆を交換したの?」「魔法だって知ってたの?」
父「ジャックはお利口じゃなかった」「伯父さんが豆を一つ、窓から捨ててしまったんだ」
母「いいえ、投げたのはお母さんよ。それに豆は三粒」
父「お母さんは豆を三粒、窓から投げた」「そして三本の蔓は空高く伸びて…巨人のうなりが聞こえるぞ」

その子孫がジャックの証言が曖昧になると共に作り直され続けたその王冠はイギリスのロンドン塔に保管されていた。

ガイド「さて、王冠の宝石は14世紀にウェスタミンスター寺院から盗まれましたが、イギリス政府が取り戻し、それ以来ロンドン塔に安全に保管されています。は~い、ちょっと通して。次は広場に行きますよ。タワー・グリーン広場。タワー・グリーンは何で有名でしょう?グリーン・タワーと言えば…こら!ロディ!みんなと離れないで!行くよ!。タワー・グリーンといえはアン・ブーリンが首が切られたので有名な所ですね」

学校の生徒らがガイドの案内で次の場所へ行く中でジャックの子孫・ロディがその王冠を見ており、笑顔になってその場を離れた後、イギリス全体の町並みが映り、最後は空の上のガンチュアが映る。


(終)

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最終更新:2021年08月19日 03:56