アイアンマン (映画) (吹替版)のエンディング

アフガニスタンのテロ組織「テン・リングス」を利用しトニー・スタークを捕え、トニー自身が制作した初期のパワードスーツで脱出と同時にそれを残したのを参考し、証拠隠滅のためテン・リングスの一員を一掃しスターク・インダストリー社の権限を奪おうとしたトニーの父・ハワードの親友のオバディア・ステイン(オビー)は研究員を雇い作り上げたアイアンモンガーでトニー(アイアンマン)を殺そうとするが、トニーは最後の手段として秘書のペッパー・ポッツに巨大リアクターの出力を最大限にするように指示し、巨大リアクターのオーバーヒートの崩壊で放たれた光線を浴びて絶命すると同時にモンガー本体諸共オビーが巨大リアクター内に転落し爆発した。

ペッパー「トニー!」

動力が停止寸前であったトニーのアーク・リアクターはペッパーの叫び声とともに再び光りだす。
変わってテレビの画面となりアイアンモンガーとアイアンマンの戦いの出来事がニュースで報道された。

レポーター『昨夜、スターク・インダストリーで起きた事故に関して発表します。ロボット型試作機が誤作動を起こし、その結果、アーク・リアクターに損傷を与えたものとみられますが、幸い居合わせたトニー・スタークの個人ガードマンが…』

トニーがそのニュースを聞きながら自身が開発したスーツが映ってる新聞に「アイアンマンは誰だ?」と報道されていた。

トニー「アイアンマンがいいネーミングだ。響きかいい、実際はアイアンじゃなくゴールドとチタンの合金だイメージとしては合ってるじゃないか」

するとシールズのコールマンがやってくる。

コールマン「君のアリバイだ」

コールマンはトニーにメモを渡す。

トニー「どうも」
コールマン「ヨットに乗っていた。一晩カタリナ島にいた事になってる。ゲスト50人の証言も抑えた」
トニー「それより島でペッパーと2人きりのストーリーの方がよかったな」
コールマン「従うように」
トニー「分かった」
コールマン「一部そのまま」
トニー「オバディアの事は?」
コールマン「処理済みだ。休暇に出て整備不良の小型機で墜落した事にする」
トニー「でも、あのスーツを着ていたのはボディーガードだって、そりゃあまりに…安っぽくないか?」
コールマン「大丈夫だ私も嘘じゃない。ストーリー通り読めばいい、そうすりゃ騒ぎが収まる。出番まであと90秒」
ペッパー「ああ、コールソン捜査官…今回はいろいろと助けて頂いて本当にありがとうございました」
コールマン「仕事なので、また連絡します」
ペッパー「戦略国土調停法度…」
コールマン「略してSHIELD」

コールマンは立ち去る。

ペッパー「じゃあ、そろそろ行きましょうか」
トニー「このメモ見たら、自分がアイアンマンじゃないって気がした」
ペッパー「あなたはアイアンマンじゃないわ、違う」
トニー「いーや、どうでもいい。僕がアイアンマンで恋人が俺を知ってたら大変な事になる、いつも僕が死ぬことを心配するんじゃないかと、だけど僕が誇らしくて…2つの気持ちの競りり合いでますます…愛が詰まる、あの夜を忘れろ」
ペッパー「どの夜?」
トニー「分かるだろ?」
ペッパー「あの夜の事?2人でダンスして、屋上に上がって…それからあなたは飲み物を取りに…下に行ったきり私は一人っきり置き去りにした。あの夜のことを言って」
トニー「うん」
ペッパー「やっぱり…。ほかに何かあります?ミスター・トニー?」
トニー「いや、それだけだ。ミス・ポッツ」

変わってジェームズ・ローディ・ローズがマスコミに話し、トニーがアイアンモンガーとアイアンマンの戦いの出来事の件を発表しようとしていた。

ジェームズ「では、ミスター・スタークが声明を発表いたします。質問はご遠慮下さい。よろしく」

トニーがやって来てマスコミに話す。

トニー「ああ、会見は久々で今日は原稿に頼る事にする」

ペッパーはトニーの声明を見ていた。

トニー「昨夜の出来事に私が関与したという噂が一部であるようです」
マスコミ「失礼ですが、あんなスーツを着たボディーガードが都合よく表れたなんて話し、信じられると思いですか?どう考えてもあなたが…」
トニー「信じがたいのは分かる。だが、だからと言ってそうやって憶測だけでものを言うのはどうと思う、私があたかもスーパーヒーローかのように…」
マスコミ「スーパーヒーローとは言ってません。ね?」
トニー「ならいい、あまり荒唐無稽だし。格好よすぎる…。第一私はヒーローって柄じゃ…ないし…何しろ…欠点だらけで過ちを世間に知れ渡ってるし…」

するとジェームズがトニーに耳を向けて話す。

ジェームズ「原稿通りに読め…」
トニー「ああ、分かった…。真実は…」

トニーが原稿通りに言う前になぜか口が止まる。

トニー「私がアイアンマンだ」

最後はトニーの一言にマスコミが一斉に立ち上がり驚愕する。
エンドロール後、トニー・スタークの元にSHIELDの長官であるニック・フューリーがやってくる。

トニー「あなたは?」
ニック「私はSHIELDの長官ニック・フューリー。ヒーローチームを編成している、君にも加わって欲しい」

(終)

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最終更新:2017年11月10日 07:49