目撃 (映画) (吹替版)のオープニング

夜の豪邸。
そこに一台の車がやって来て、降りてきた凄腕の泥棒であるルーサー・ホイットニーが金を奪おうと、遠い所から双眼鏡で誰も人がいないのを確認すると忍び込んで、ハッキング装置で警報装置を解除する。
その後、階段に登りながら壁に飾られた絵を見た後、懐中電灯でこの家の持ち主であると思われる夫妻の写真を見て、部屋を見回る中でルーサーはリモコンを見つけスイッチを押し鏡の先の隠し部屋があった、中には値打ちの高いものがあり、見回る中で見つけた高価なメダル、高級腕時計やネックレス、大量の札束を袋に詰める中で女性と男性の声に気付きルーサーは急ぐ中、部屋の明かりが付いてるのに気づき咄嗟に隠し部屋に隠れてやり過ごす。
隠し部屋の付近に男性アラン・リッチモンドと女性のクリスティ・サリヴァンが来る。

アラン「危ないな、明かりはどこだ?。ああいい部屋だ」

アランがそう言うと、クリスティは部屋の明かりをつけた。

クリスティ「大丈夫、主人はカリブよ。風邪ひいたっていったのあたしだけよ。だから安心して。乾杯…」

アランとクリスティは酒を入れたグラスで乾杯するとキスをする。

クリスティ「ちょっと待ってて」

ルーサーは酔っぱらっている2人の様子を見ており、クリスティは化粧室へ行き、アランは鏡を見てネクタイを直すとクリスティの首にキスをし、クリスティはネックレスを取り、リモコンで音楽を流し2人が夜遊びをする。

アラン「このスケベ女ね…欲しいか…?」

2人の夜遊びは続く。

アラン「そうか?遊びたいのか?どうだね?」
クリスティ「素敵」

するとアランが突然、クリスティの顔にビンタをする。

クリスティ「何すんのよ!」

クリスティはアランの顔をビンタする。

アラン「くそっ!俺をぶったな!」
クリスティ「あんたが打つからよ!」

アランとクリスティの揉め事が始まる。

クリスティ「アラン…何すんのよ…やめて!」

アランはクリスティをベッドに押し付けて抑えて、ルーサーはその様子を見ていた。

クリスティ「やめて痛いわ!」
アラン「痛みつけてやる!」
クリスティ「アラン…やめて!痛いってば!」
アラン「好きなんだろ?しゃぶるのが?」

アランとクリスティの揉め事が続く中でアランは痛みつけられる。

クリスティ「帰って…帰ってよ!」
アラン「畜生!こっちへ来い!来るんだ!」

アランは逃げたクリスティを捕まえ虐待するが、クリスティに拳を返り討ちされ、アランは拳を一発クリスティにお見舞いし気絶させる。

アラン「腐れ女、立つんだ。冒涜を教えてやる」
クリスティ「何すんのよ!」

アランはクリスティの首を掴み絞め上げる。

アラン「何処へ行く!?」

クリスティは振り払うがアランに再び足を掴まれる。

クリスティ「離して!」

クリスティは抵抗する中、小さいテーブルに置いてあった金色のペーパーナイフを取ろうとし、なんとか取ってアランの右腕を刺した後、クリスティはアランを殺そうとする。

クリスティ「ぶっころしてやる!」
アラン「やめろ!誰か!」

クリスティが突き刺そうとした瞬間、銃声が鳴りクリスティはシークレット・サービスであるビル・バートンとティム・コリンに射殺された。

アラン「助けてくれ!助けて!」

シークレット・サービス2人はアランの元へ駆け寄る。

アラン「殺したのか?」
ビル「やむおえませんでした」
アラン「どうすればいい?くそっ…」
ビル「ほかに方法はあったかコリン?」
ティム「いや、ないね」

アランはクリスティが持っていたペーパーナイフを落とすと、大統領補佐官の女性であるグロリア・ラッセルがやってくる。

グロリア「一体、何の騒ぎ?。!?…何なの…なんてことを…」

グロリアは死んだクリスティを見る

グロリア「どうして…こんな…」
アラン「くそーっ…」
グロリア「どうして…。とんでもない騒ぎになるわよ。何があったの?」
ティム「何って言われても…悲鳴がしたもので…」
グロリア「それまでに言い争う声や音は?」
ビル「いえ、気付きませんでした。とにかく警察を呼びましょう」
グロリア「警察?ビル、あなたは何考えてるの?。頭を冷やして、よーく考えなさい。もしこのことが外に漏れたら、どうなるか…」
ビル「たしかに…警察を呼ぶのはまずいです」
グロリア「そうよ…まずいわ…。OK、ではこうしましょう。被害者クリスティが一人で家に戻ったら、そこにコソ泥がいた。おかしくないでしょ?」
ティム「ええ、ちっとも」
グロリア「現場を綺麗にしなきゃ…。アラン」
アラン「何だ?」
グロリア「セックスまで行きましたか?」
アラン「覚えてない」
グロリア「ビル、彼女を調べてみて」
ビル「私は医者じゃない」
グロリア「今は医者よ」
ビル「わかったよ…」

グロリアは証拠を隠ぺいしようと、アランを運び、ビルとティムはその準備をする。

グロリア「ナイフは私が」
ティム「2人の指紋が付いています」
グロリア「わかってるわよ」

グロリアは証拠となるナイフをバッグにしまう。

アラン「グロリア…グロリア…私がやった」
グロリア「いいえ、どうかご心配なく大丈夫です。私におまかせを」
アラン「ああ…血が…」
グロリア「気をつけてください。血を踏まないで。あとの始末は私が、これまでも、いつもやってきたでしょ?」

2人のシークレットサービスが現場の隠ぺいを終えた中、袋がグロリアのバックにぶつかった拍子で中に入ってたポリ袋に入れた金色のナイフが落ちる。

ティム「いけねえ」
ビル「何だ?」
ティム「グロリアのバッグだ」

ティムはグロリアが忘れたバッグを取り、部屋を離れ、明かりを消す。
変わってグロリアはアランを外に出し連れる。

グロリア「こっちです」
ティム「ラッセルさん、バッグを代わりましょう」
グロリア「ああ、ありがとう」

ティムがグロリアの代わりにアランを連れ、グロリアにバッグを渡す。
一方でルーサーは隠し部屋を出てクリスティが殺された部屋で誰もいない隙に証拠となるナイフを探しており、2人のシークレットサービスは証拠となるものを処分しようとしている。
ルーサーはクリスティの遺体を見た後、かけていたネックレスを手に入れる。
一方でグロリアはバッグに証拠となるナイフが無いのに気づき、ルーサーは床にあった証拠のナイフを手に入れる。

グロリア「ああ大変!」

大声に気付いたルーサーは窓の外を見る。

グロリア「ナイフが無いわ。ここに入れてたの」
ビル「寝室だ」

ルーサーはナイフをなくしたのに気づいた3人を見て咄嗟に寝室へ行く。

ビル「行こう」
グロリア「急いで!」

ルーサーは急いで脱出しようとする中、シークレットサービス2人が階段を登って寝室へと向かう。
ルーサーはロープをどこかに括り付けた後、窓の外に落としなんとか外へ脱出し、シークレットサービスはロープを見つけ侵入者がいたのに気付き、ティムはナイフを探そうとする。

ティム「ナイフが無い!」
ビル「やろう!」

2人は侵入者であるルーサーに奪われたことに、咄嗟に外に出て追いかけようとしていた。
ティムとビルは暗視ゴーグルを持って森の中に逃げたルーサーを追いかける中でルーサーは車に乗り逃走する。

ティム「ナンバーは覚えた」

その後、2人はグロリアに叱責される。

グロリア「あんたたち。幽霊でも見たっての?。ベッドの下はちゃんと調べた?何てドジなの!?」
ティム「車のナンバーは覚えてます」
グロリア「車がそいつのものがなんでわかるのよ!馬鹿じゃないの!」
ティム「馬鹿は言い過ぎでしょ」
ビル「二人ともちょっと静かにして」
ティム「どうしたんだ?」
ビル「こいつを見ろ」

ビルは強引に隠し部屋の扉をこじ開け宝物庫へ入る。

グロリア「マジックミラーよ」
ティム「車の持ち主を割り出します」
グロリア「それしかないわね。ナイフを持っていかれたわ。血も指紋も付いている。どうしようなんとかしなくちゃ」
ビル「奴は泥棒です。たまたまに盗みに入って殺しを目撃した、そんなやつが証人として名乗っては来ないでしょ」

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最終更新:2017年12月06日 18:35