テロップが流れると共にとある草原と森林の地帯となり、ある墓地の墓に「ジョン・ハーンダン・マーサー そして天使達が歌う」と文字が彫られており、周辺には天秤のように両手に皿を持った少女の石像があった。
|MIDNIGHT
INTHEGARDEN
OFGOOD
ANDEVIL|(背景緑、文字白)
記者のジョン・ケルソーが取材の仕事かサバナにやってきて、町中を歩く中、車を洗っていた住民に呼びかけられる。
住民「おい、何か用かよ?」
ジョン「いや」
ジョンはそれを言うと歩き続け、その中で大きな屋敷のある男がジョンを見ていた。
変わってジョンは仕事先と思われる建物へ入ると受付の女性がジョンを呼びかける。
受付の女性「お見えです」
ベンティ「まあ、ようこそケムソーさん。いや、失礼ケルソーさんでした?」
ジョン「ジョン・ケルソーです」
ベンティ「すみません。ベンティ・ハーティといいます。ソニーはこちらですどうぞ」
ジョン「ジム・ウィリアムズさんは?」
ベンティ「ソニーは彼の弁護士です」
ジョンは事務室で弁護士ソニー・セイラーと立ち会う。
ソニー「ああどうも、ソニー・セイラーだよ」
ジョン「ジョン・ケルソーです」
ソニー「どうだい、ちょいっとしたオフィスだろ。まあ、かけてくれ。すぐ…それで?あ…また知らせてくれ、じゃ」
ソニーが電話する中、ジョンは額縁にしまったブルドックの写真を見ていた。
ソニーが電話を終えると椅子に座り、ジョンも座る。
ソニー「長旅だ」
ジョン「それはどうも、ウィリアムズさんは?」
ソニー「彼は来るが、その前に少々片づけたいことがあるんだ。うち等の間、正式な契約とそれから君の記事に対するジムの編集権の契約なんだがね」
秘書が渡した書類をジョンが見る。
ジョン「雑誌に書くのはただのクリスマスパーティーについての500文の記事です。ハガキ程度でしかない、本当ですか」
ベンティ「これはただのパーティーじゃないわ」
ジョン「雑誌者にはこの件は?」
ソニー「いや弁護士にじゃなくて君に契約したいんで」
ジョン「ああ…まあ、いずれにしてもサインする気はないんで」
ソニー「それはどうしてだね?ほんの小さな記事だろ」
ジョン「僕の倫理に反するからですよ。これでもプロとしての誇りを持っていましてね」
ソニー「ペアにやってくれるね?」
ジョン「それはもちろん」
最終更新:2017年12月06日 18:38