マイ・ブラザー (2009年の映画) (吹替版)のエンディング

米軍大尉であるサムは戦地であるアフガニスタンに行き戦死の報せを受けた弟のトミーは父親代わりとして家族と交流する中でサムは存命しており、再開するも束の間、サムは敵の言いつけに逆らえず仲間を殺したトラウマの影響によって自暴自棄となり、その騒ぎで警察に連行される。

グレースはサムの心配を不安に思い、トミーは眠る中で目を開け、グレースは引き出しからサムの遺書の手紙を取り出し見る。

サム(愛しいグレース。これを読んでるなら、僕は死んだって事だね。この世の中に確かなものなどない。あるとしたら僕の気持ちだ。愛してる。娘たちも、それだけは絶対変わらない)

一方でトミーは真面目であったサムの心配に眠れない中、電話が鳴りかける。

トミー「はい」
サム「やあ、トミー。サムだ」
トミー「やあ」
サム「ああ、ただちょっとお前が気になって」
トミー「大丈夫か?」
サム「大丈夫だ。電話したのは…その…おまえの弟だ」

変わってグレースは自動車へサムの元へ行き、トミーはサムの娘であるマギーとイサベラと遊ぶ。

マギー「トミー叔父さんの誕生日っていつ?」

グレースはサムが来るのを待っている中、サムが精神科医に連れられてやってくる。

医師「40分後に戻って来て下さい。いいですね?」
サム「どうも」

サムはグレースと向き合う中、グレースが話す。

グレース「何があったか話して…。サム?何があったの?。なぜそんなに自分を責めるの?16の時からあなたが好きなのよ。知ってた?何があったか言ってくれなきゃ、あなたとはもう会わない」

グレースが言うと、サムは涙を流しながら小言で言う。

サム「僕のコーチのジョーを殺したんだ…」

グレースは仲間の死を悲しむサムを抱き着き慰める。

サム「戦争はなくならない。死んだ者だけが戦いから解放される。死の淵を覗いた僕はまたこの世界で生きられるのだろうか?」

最後はサムが語り手として言ったところで終わる。


(終)

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最終更新:2017年12月06日 19:09