死刑されたはずの殺人犯で狡猾で綿密な策略でホームズとワトソンを追い詰めたブラックウッド卿は建設中のタワーブリッジでブラックウッド卿の様々な複雑の仕掛けを解いたホームズの死闘の末に転落の拍子で首が鎖に絡まり死亡した。
変わってメアリーとワトソンはホームズのいる部屋へ行こうとした。
ワトソン「どうしたんだ?」
メアリー「引っ越しの事、本当に納得してくれた?」
ワトソン「納得したからがこの指輪がくれたんだ。5分だけだすぐ」
メアリー「新居でね」
メアリーはワトソンにキスをする。
ワトソン「さあ上がって」
ワトソンはホームズの部屋に行くと、ホームズが首つり自殺をしていた。
ワトソン「大丈夫だ。自殺するわけなんてない。なるせナルシストだからな」
ワトソンは杖で首吊りしてるホームズの背中を突くと目が覚める。
ワトソン「ホームズ」
ホームズ「ああ、これはどうも。ブラックウッド卿が絞首刑を逃れた方法を試していたんだ。君の名誉のために。意外に眠くなる効果があるようで、まるで繭の中の蚕のようだ。眠りの神が降りたどうもメアリー」
ワトソン「話の続きを」
ホームズ「あの首縄にはフックが仕込んであったんだ。そろそろ足がしびれてきた。続きは降りて話そう」
メアリー「ジョン、降ろしてあげて」
ワトソン「いや×3、邪魔をしては悪いだろ。続けて」
ホームズ「処刑人が首縄のフックを隠しベルトにかける、吊るされても体重が腹部にかかるから首は無傷のまま」
回想。 ブラックウッド卿の仲間ならびにそれを買収したと思われる処刑人が後ろにフックをかける |
ホームズ「なんだか顔も痺れて来たな。降りてからにしよう」
ワトソン「その仕掛けはどうなってんだ?」
ホームズ「ああ、留め具とベルト、それからコートを使った。下が回らないこれ以上話せないぞ」
ワトソン「まだ息がある」
メアリー「ジョン」
ワトソン「それじゃ脈はどうしてなかったんだ?」
ワトソンがホームズを吊るしてるロープを切り落とし、ホームズが語ると同時にブラックウッド卿の死亡を偽装する場面となる。
ホームズ「そうその謎を解明しなければ君の名誉は回復できないからな。これにはシャクナゲから抽出した毒を作った。トルコ北部ではよく悪用されるらしく。それを使うと体が死んだように麻痺させることができる。自慢の医師でも誤診してしまうという話だ。トルコの方では…」
メアリー「ブラッドストーンがおかしいわ」
すると愛犬のブラッドストーンが動かないように死んでいた。
ホームズ「トーハニーと呼ばれている。ああ丁度、その効果を試していたところだ。かれの協力で」
ワトソン「大丈夫、今までもっと酷い目に会ってる」
メアリーは犬を触れる中、クラーキー警官がやってくる。
クラーキー「ホームズさん。突然失礼します。レストレード警部が大至急来てほしいと」
ホームズ「今度は何だね?」
クラーキー「ブラックウッドを逮捕した日。警官が一人行方不明になったのですが。今朝、下水道で遺体で発見されました」
クラーキー警官が語ると共に目撃者が下水道で警官の遺体が見つかる。
クラーキー「当日現場に最初に到着した警官です。」
クラーキー「頭を撃たれて…」
ホームズ「長方形の銃か?」
クラーキー「ええ…」
ホームズ「眉毛が焦げているだろ?」
クラーキー「その通りです」
回想。 銃を持った男が口封じとしてか警官を射殺する。 |
ワトソン「至近距離で撃った…」
ホームズ「モリアーティ…。モリアーティー教授の仕業だ」
ホームズがそれを言うと同時に犬は目を覚ます。
メアリー「ああ良かった、いい子ね。さあもう大丈夫よ」
ワトソン「例のガス兵器は今どこに?」
クラーキー「あれは機密情報部に引き渡しました」
ホームズ「きっと部品がなくなっている」
ワトソン「モリアーティの狙いはその部品で毒じゃなかった」
ホームズ「単純すぎて見落としていたよワトソン君。最初から狙いは遠隔装置だったのだ」
ホームズはブラックウッド卿がモリアーティー教授に利用されたことを知り、遠隔装置が作動する場面となる。
ワトソン「アイリーンは囮だったわけだ」
ホームズ「私が追いかけた隙に目当ての部品を盗んだ。技術には計り知れない価値があるんだ」
回想。 アイリーンは遠隔装置を取り外し逃げて、モリアーティー教授と思われる男が鞄にそれを入れる。 |
ホームズ「離れたところから、電波で信号を送り機械が操ることが可能になるとしたら…未来の技術だ」
すると旅行業者がやってくる。
旅行業者「荷物は全部積み終わりました」
ワトソン「では…」
メアリー「ブラッドストーン!」
ワトソン「外に出る前に捕まえてくれ!」
メアリーはブラッドストーンを追いかける。
ホームズ「クラーキー。捜査再開だ」
最終更新:2017年12月06日 20:01