ザ・グリード (吹替版)のオープニング

テロップが流れると同時に船などの残骸や海洋生物の骨が夥しくある海底が映る。

南シナ海の深い海底には海の山脈がつらなる。
ヒマラヤ山脈をのみこむほどの深い谷が存在する。
そこには人間にとってはまったく未知の領域である。
そしてこの海では何世紀にも渡り無数の船舶が何の痕跡も残さず姿を消してきた。
その原因はは未だにに解明されず、謎として残されたままである。

海底で巨大な海洋生物らしきものが蠢いた後に映画のタイトルが映る。

|DEEP
RISING|(背景黒、文字群青)

雨の中の海原。
とある一隻の小型船がどこかへと向かっていた。
その船をジョン・フィネガンが操縦しており外で作業してる女性レイラに話す。

ジョン「嫉妬を捗ったかレイラ?」
レイラ「ふざけないで!嵐なのはわかってるでしょ?こっちは命がけなんだから!」
ジョン「日給2ドル払ってるんだ、しっかり働け!」
レイラ「無駄口叩いてる暇があったらこっちへ来て手伝ったら?」
ジョン「けどその暇はない、外に出るわけにはいかない」

ジョンはモニター上の映ってるトランプゲームをやっており、負けるとモニターが異常になる。

ジョン「また故障か、このオンボロが!」

一方でジョーイ・パントゥーチは船の動力源をチェックしている中、ジョンの無線が聞こえる。

ジョン「パントゥーチ!」
ジョーイ「ああくそ!」
ジョン「レーダーの画面がまだ消えた。ちゃんと修理したのかよ?」
ジョーイ「修理屋さんなんだ。優しく扱え!」
ジョン「だれが優しくだ?計器が全部いかれちまってるぞ!」
ジョーイ「フィネガンがあんたが荒っぽく扱うからさ…」
ジョン「やれ!」

ジョーイは動力源の装置を修理しようとする。

ジョーイ「まだ叩いたな!」
ジョン「いや」

するとレイラが船内の操縦室に戻る。

レイラ「ちきしょー!下着までずぶ濡れだよ!」

レイラがそれを言うと同時にジョンは上のモニターが正常に戻ったところに気付く。

レイラ「だいたいさ、なんで私だけ外にきつい作業しなきゃなんないの?あんたもたまにはそのケツ動かしたら?」
ジョン「素敵な体を見させてもらってありがとう」
レイラ「あんたじゃないわよ」

すると男性で傭兵あるハノーバーがやってくる。

ハノーバー「異常は無いか?」
ジョン「ああ、バッチリだ」
ハノーバー「予定通り進んでるか?」
ヴィーヴォ「くるんだ、頼まれた仕事はちゃんとやる」
ハノーバー「それはいい、大層から金を払ってるんだ。失望させるなよ。どうだ?」
ジョン「見ればわかるだろ?海のど真ん中」
ハノーバー「海の海域は?」

ジョンはレーダーで現在位置を調べる。

ジョン「それは…ここだよ。同じく海のど真ん中」
ヴィーヴォ「フィネガン、お前の噂、本まで聞かせてもらった。意外とわけえな」
ジョン「このころのワインと同じでね優雅に仕事を取ってるのさ」
ヴィーヴォ「上物のワインとおもわせる。どう見ても賞味期限切れのビールじゃねえか」

ヴィーヴォは笑う中、ハノーバーがジョンに話す。

ハノーバー「何か質問でもあるのか?」
ジョン「黙って船を走らせるために雇われた。男は黙って船を走らせる」
ハノーバー「じゃあ、何をやるのか知りたくないってのか?」
ジョン「雇う時言ったろ。金さえもらったらあとは気にしない」
ハノーバー「それでいい」

ハノーバーはそれを言った後、寝室へと戻る。

レイラ「ほんとに気にならないの?」
ジョン「一体、何が待ってるんだ」

ジョンはハノーバーらを疑わずにそのまま目的地へと向かう。

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最終更新:2017年12月28日 14:46