ドラえもんの提案によって森の火事は鎮火されたが、その隙に鬼五郎に逃げられてしまう。
のび太はパカポコに乗って鬼五郎を追いかけるが、狙撃で怯んでしまう。
鬼五郎「やい小僧! 俺と勝負だ。出てこい!」
のび太「うっ……」
鬼五郎「やい! 隠れてたって無駄だぞ。そこだ!」
拳銃を打つとそれは草の集合体だった。
鬼五郎「な、なんだありゃ?」
森の植物たちがのび太のふりをして鬼五郎を翻弄しているのだ。
鬼五郎「こっちだ! やい、本当の小僧はどこだ?」
のび太「森の植物たちが、僕を助けてくれてるんだ。鬼五郎!!」
鬼五郎「小僧!」
のび太は「命のねじ」を踏んで転ぶが、「フワフワ銃」を発射。
鬼五郎は膨らんで浮いてしまう。
鬼五郎「うわああーっ!」
のび太「やった……」
その後、鬼五郎はのび太に持たれていた。
鬼五郎「おーい、助けてくれよ。もう逃げ隠れしないから……」
ジャイアン「本当のび太、射撃は名人だな」
のび太「いやあ、それほどでも……」
ピーブ「いろいろとありがとうございました……」
のび太「ドラえもん。鬼五郎たち、このまま地球に返すわけにはいかないね……」
ドラえもん「だから、『たまご逆転装置』で元に戻ってもらうのさ」
しずか「あっ!」
その後、「たまご逆転装置」が鬼五郎を元に戻していた。
ドラえもん「これで元の1人になっているはずだ……」
ふたが開くと、鬼五郎は黒子となっていた。
ホクロ「俺、なんか生まれ変わったような気分がする。本当に、みんなに迷惑かけた…… ごめんね」
しずか「ホクロさんになったのね……」
ホクロ「俺、地球に戻って自首するよ……」
しずか「ホクロさん」
ドラえもん「『どこでもドア』!」
ホクロ「じゃあみんな、元気でな。さよなら」
ホクロは「どこでもドア」をくぐって地球に戻った。
のび太「さぁ次はねじまきシティを元に戻そう!」
ドラえもん「のび太君。もうこの星はピーブたちに任せたほうが良さそうだよ。それより時々みんなで遊びにこよう……」
のび太「うん、そうだね」
しずか「ピーブ、プピー、頑張ってね。必ずまた遊びに来るわ」
ピーブ「しずかさんもお元気で!」
ジャイアン「弟ティラ、兄ちゃんははるか地球よりお前の幸せを願っている……」
スネ夫「ジャイアン、オーバーなんだから」
のび太「パカポコ、元気でね……」
しずか「さようなら!」
スネ夫「また来るね」
ジャイアン「さようなら!!」
のび太「きっとまた会いに来るよ」
ドラえもん「じゃあみんな、元気でね!」
ドラえもんたちは「どこでもドア」で地球に帰って行った。
最終更新:2024年07月23日 22:27