リバイアサンが壁を突き破ったことにより海水が流れ始めた。
ドラえもんたちはルフィンや仲間たちによって脱出に成功した。
ドラえもん「みんな大丈夫?」
ジャイアン「のび太が無事だから大丈夫!」
のび太「そんな言い方ないだろう? あっ、ああっ!」
ジャイアン「なんだ今度は?」
海から巨大クジラが出現。
タイムパトロールの艦隊に振りする。
ドラえもん「タイムパトロール隊だ!」
さらに、ジャックたちの船も出現。
ジャック「ベティ、リトルレディ号だ!」
タイムマリン。
隊長「ありがとう。すべて君たちのおかげだ……」
ルフィン「この島の水路がわからなくて苦労していたんです……」
ドラえもん「ルフィンがタイムパトロール隊員だったなんて」
ルフィン「仕方ありません。黙っていてごめんなさい……」
のび太「合成生物たちはどうするんですか?」
隊長「すべて元の動物たちに戻す。ただ、1頭だけ行方不明なんだよ」
ドラえもん「ええっ? リバイアサン!?」
隊長「心配いらない。コントロールされない限り凶暴性を発揮することはない…… これからは伝説動物として生きていくだろう」
のび太「よかった……」
ドラえもん「じゃ、そろそろうちへ帰ろうか……」
一同「うん!」
のび太「ルフィン、さようなら」
ルフィン「さようなら。いろいろありがとう……」
しずか「これからも頑張ってね……」
のび太「ルフィン……」
一方、キッドとコルトはまだ戻ってきていなかった。
ゴンザレス「それが、キャプテンが戻ってこないレス……」
ドラえもん「ええっ?」
ジャック「パパ!」
ベティ「父さん!」
すると海中からコルトとキッドが浮いてくる。
キッド「おーい! 宝物を手に入れたぞ!!」
リトルレディ号。
ドラえもん「お世話になりました……」
のび太「お別れだね、ジャック……」
ジャック「ノビ!」
のび太「ダメ×2! 泣いちゃ立派な海賊になれないよ」
ジャック「泣いてなんかないよ。ノビこそ……」
のび太「僕は泣いてなんかないよ……」
2人「目から汗が出たのさ!」
ベティ「武、ここに残って一緒に海賊やろう……」
ジャイアン「そうはいかないんだよ。母ちゃんが心配すっから」
ベティ「また歌が聞きたかったのに……」
ジャイアン「本当? じゃあ俺、残ろうかな!?」
スネ夫「ジャイアン、誤解だよ誤解!」
ジャイアン「少しだけだよ」
ドラえもん「歴史的事件になるからそれはダメ!」
一同「あははは!」
そして、いよいよ別れの時が近づいてきた。
一同「さようなら!!」
ベティ「さようなら。武!」
ジャック「さようなら。ノビ、ルフィン!」
コルト「出発だ。帆を張れ!」
一同「おーっ!」
帆を張るとそこにはドラえもんの顔が描いてあった。
一同「わあーっ!」
キッド「あばよ。キャプテン・ドラえもん!!」
タイムマリンが消える。
最終更新:2017年12月30日 11:18