ソルナ島 コスタリカの西330キロ。
島上空にプロペラ機が飛んでおり、それをモーターボートの船員・エンリケ・カルドソが双眼鏡で見ており、その後にボートのエンジンを動かす。
エンリケ「じゃあ、いいか?」
ベン「できるだけ、島に近づいてくれ!それによっちゃボーナスが特に弾むから」
エンリケ「金は欲しいけど無理だ。近づきすぎて、食われたくねえ!」
ベン・ヒルデブランドが少年であるエリック・カービーを救命服を着用し抱える。
エンリケ「じゃあ、行くぜ!」
ベン「OK!」
エリック「いいよ!」
ベン「1…2…3!」
ベンの掛け声と共にベンはエリックを抱えながらパラグライダーの翼を展開する。
エリック「やった~」
ベン「最高!ハッハ!」
エンリケ「アミーゴ!グット!」
ベンとエリックはウインチのロープを命綱にパラグライダーを満喫する。
ベン「怖いか?」
エリック「ぜんぜん!最高!」
2人は島の周辺の景色を見る。
エリック「何か、見える?」
ベン「いや~まだだ」
ベンがビデオカメラを持ちながら景色を撮影中の最中、エンリケはモーターボートを動かす。
エンリケ「もうちょい右だ。右」
パラグライダーで景色を見続けてる2人は下のモーターボートで何かぶつかった影響なのか揺れ弾む。
ベン「おっ~と!」
エリック「今のは?」
ベン「何だろうな。」
エリック「うぅ…」
ベン「掴まって!」
エリック「何やってんだろ」
ベン「知らないよ」
エリック「苦しい~」
ベン「あっ~!」
下から見る景色を隠れていた雲が無くなると動かしていたモーターボートが無人となっていた。
エリック「誰もいないよ!」
ベン「どうしたんだろう?」
ベンがそういう中、無人のモーターボートは岩礁に向かっていた。
ベン「やばいぞ」
エリック「岩にぶつかる」
ベン「待ってろ!切り離すから!」
エリック「ぶつかるよ!」
ベン「大丈夫!今、切り離す!」
エリック「ぶつかる~」
ベン「手を離せ!×2」
エリック「ぶつかるよ!」
ベン「手が邪魔だ!」
ベンは頑丈なカラビナを外す。
ベン「よし、外れた。心配するな」
ベンは島の山中へと向かう。
最終更新:2018年07月20日 23:28