ジョン・F・ケネディ国際空港。
そこでは数多くの客が賑わっていて、案内板の行き先が変わるとともに飛行機が到着し降りてきた乗客が一斉になだれこむ。
アナウンス『合衆国に入国されたお客様は1番から15番ベースに』
入国審査員「渡航の目的は?」
「渡航の目的は、お仕事ですか?」
「渡航の目的は何ですか?。お仕事?観光?」
客「観光です、買い物」「観光です」「仕事です」
その中で国境警備局主任のフランク・ディクソンは窓から空港内の様子ならびに監視カメラのモニターを見ていた。
警備員レイ・サーマンは無線で別の場所にいる警備員と連絡を取る。
レイ「全員配置につけ」
警備員『了解』
フランク「なんだ、このネズミのトレーナーの団体は?」
レイ「中国人のツアーでオーランドに向かいます」
フランク「アジア人の団体旅行客なのに誰一人カメラを持ってないっていう事か?」
レイ「10番11番ブースは不法入国の疑いあり」
レイの連絡を受けた警備員らは不法入国と思われる中国人らを取り押さえる中で男性ビクター・ナボルスキーが入国手続きをしていた。
入国審査員「どうぞ。あなたです。パスポートを」
ビクターはパスポートを入国審査人に渡す。
入国審査員「さあ、どうぞ。ようこそナボルスキーさん。渡航の目的は?」
ビクターは外国語で入国審査員に喋る。
入国審査員「お仕事?観光?」
入国審査員がパスポートの身元確認装置で確認する中「入国要注意」が表示され、電話をする。
入国審査員「6番ブースで問題発生です」
入国審査員がそういうとビクターの元にレイが率いる警備員がやってくる。
レイ「ナボルスキーさんご同行願います」
ビクターは例の指示で歩き同行する。
レイ「では、ナボルスキーさん。こちらで暫くお待ちください」
ビクターはレイが指示された場所で髭を剃る。
アナウンス『お客様にお願いいたします。お荷物を受け取る際は…』
アナウンスが鳴り響く中で客らが荷物を次々と取る。
アナウンス『必ずご確認ください…』
ビクターが剃る姿を殆ど人々が見ていた。
最終更新:2018年11月05日 21:46