きみに読む物語のエンディング (吹替版)

君に読む物語のエンディング (吹替版)
老人ホームで暮らしていたデュークは認知症を患っている老夫人に青年ノア・カルフーンと少女アリー・ハミルトンの恋愛の物語を聞かせる中でその老夫人はその物語を耳にしてアリーが自分自身であることを気付いた。

アリー「はっきり思い出した。その二人は私達で私たちよ!」
デューク(ノア)「ああ…アリー」

デューク(ノア)はその老夫人がアリーであることにお互いは抱き始める。

デューク(ノア)「アリー、思い出したんだね…どんなに君を愛してるか…」

デューク(ノア)はそういった後、アリーにキスをする

デューク(ノア)「ああ…愛しい人…」
アリー「ノア…×2」
デューク(ノア)「愛してるよ」

デュークがそういった後、互いにキスをする。

アリー「私、どうしたの?」
デューク(ノア)「別にちょっと遠くへ行っただけだ」
アリー「どのくらい持つの?」
デューク(ノア)「分からない、この前は5分なかった」
アリー「そう…
デューク(ノア)「アリー。私たちの記憶だよ」

デュークがそう言うと、かつて青年時代に2人が聞いていた音楽を流し、その後、その2人は椅子から立って抱きつきゆっくりと回る。

アリー「子供達は?」
デューク(ノア)「みんな元気さ。今日来てくれたよ、孫達二人。ずいぶん大きくなって…」
アリー「なんてこと…人生ってあっという間ね…。飛ぶように過ぎ去る」
デューク(ノア)「ああ…直にそうだ」

互いの青年時代の写真のアルバムが次々と映り、デュークはそれを見た後、自身が持っていた本のページの中に「愛の物語 アリー・カルフーン著 。最愛のノアへ。これを読んでくれたら私はあなたの元へ」と書かれていた。
変わって朝。

エスター「おはようカルフーンさん。カルフーンさん?」

デュークに異常があったのか医療グループらが彼を搬送させる。

医師「大学病院に送るから電話してくれ!脈も全く反応なし。後を頼む!」
エスター「わかりました」

アリーはデュークの心配をする中で別の個室へと運ばれる。

医師「ここよあなたはここのお部屋なの。大丈夫だから、さあ、ほら入って。いい子だからいらっしゃい。ほら怖がらなくてもいいから。ホームズを知ってるでしょ?」

アリーが運ばれた個室は車椅子で生活している高齢者専用の個室であり、次にアリーはでデュークの不安を抱えながらフェンス越しで窓を見る。
変わって人気のない医務室でエスターが受付のカウンターにおり、事務室で高齢者などの情報を整理していた中、迅速な治療で大事に至らなかったデュークがゆっくりと歩く中でエスターと目が向き合う。

エスター「あら、カルフーンさん。お帰りなさい、気分は?」
デューク(ノア)「いいよ、絶好調だ」
エスター「どこへ行くの?」
デューク(ノア)「何、ちょっと散歩に…無理なくて」
エスター「規則違反だって知ってるよね?」
デューク(ノア)「まあね…」
エスター「散歩とか言ってるけど嘘でしょ。アリーに会いに行く気なのね」
デューク(ノア)「やっと戻ってこられたから…妻に会いたい…」
エスター「カルフーンさん。悪いけど今夜、合わせられないわ。早く自分のお部屋に戻って。いいわね…?。私は今、下に行ってコーヒーを入れてくるわ。しばらく治すセンターは留守にするけど…馬鹿なことはしないでね」

エスターがそう言って離れると、デュークはエスターがいない隙にアリーがいる個室へと行くと、アリーは眠っていた。

デューク(ノア)「やあ」

デュークがそう言うとノアは気づきデュークに目を向ける。

アリー「ノア…ノア…」

アリーがそう言うと、デュークはノアを片手を両手で挟み込む。

デューク(ノア)「元気だったか?物語を呼んでやれなくて悪かったね…」
アリー「とても怖かったわ…戻ってこないかと思った…」
デューク(ノア)「君を1人にはしない…」
アリー「どうなるのかしら?何も思い出せなくなる日が来たら…あなた、どうするの?」
デューク(ノア)「こうして傍にいる。決して離れない…」
アリー「聞きたいことがあるの…」
デューク(ノア)「なんだ言ってごらん」
アリー「あなたは私たちの愛が奇跡を起こすと思う?
デューク(ノア)「勿論だとも、 だからこそ今までも君も時々戻ってきただろう…」
アリー「なら私たち一緒に死ねるかしら…?」
デューク(ノア)「私たちが望むことは何でも叶う」

デュークがそういった後、ノアにキスをする。

アリー「愛してる…」
デューク(ノア)「私も愛してるよ…」

デュークがそういった後、アリーに脇に寝る。

アリー「お休み…」
デューク(ノア)「お休み…また会おう」

変わって朝となりエスターがアリーの容態を見ようと個室へ入ると、ベッドには互いの手を触れあった姿のデューク(ノア)とアリーがいてエスターは手を触れると息を引き取ったのを確認しそれを知らせようと戻り、最後は互いにベッドで永眠した姿が映り、 次に森の中で鳥が飛ぶ光景となったところで終わる。


(終)

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最終更新:2019年09月06日 04:52