パディントン2のエンディング (吹替版)

初代の移動遊園地のオーナーの財宝の在処が記されたロンドンの街を描いた飛び出す絵本を盗みパディントンにその濡れ衣を着せ財宝を独占しようとした真犯人であるフェニックス・ブキャナンをブラウン一家が追い詰めるも束の間、パディントンが閉じ込められた貨車が川に落ちてしまい、水泳が得意なメリーが貨車の扉を開けようとするも開けられず絶体絶命の中、一緒に刑務所で親交を深めた末に共に脱獄したナックルズ、スプーン、フィブスの3人の協力によって一命は取り留めた。

変わってブラウン一家のアパート。
屋根裏のベッドで寝ていたパディントンを一家が様子を見て見守る中、バード夫人はパディントンが加えていた温度計を取り出す。

ジョナサン「パディントン」

ジョナサンがそう言うとパディントンは目を覚ます。

パディントン「ここはどこ?」
メリー「もう大丈夫よ」
バード夫人「全く…肝を冷やしたけどね。ここは家だよ」
パディントン「家…?」
ジュディ「そうだよ見て」
ジョナサン「警察は無実だと分かってくれた」

ジュディがそう言うとパディントンが無実であることを報道された新聞を見せる。

ヘンリー「フェニックス・ブキャナンは逮捕された。さらに言うならばもう、うちのプラチナ会員じゃない」
パディントン「じゃあ」
バード夫人「あんたは自由の身だよ」
パディントン「僕、ずっと寝てました?」
ジョナサン「三日間ね…」
パディントン「3日も!?じゃあ、今日は…」
ジュディ「ルーシーおばさんの誕生日」
パディントン「プレゼントが何もない」
メリー「大丈夫よパディントン」
パディントン「大丈夫じゃありません。だって、小さい頃からお世話になったおばさんですよ。僕をロンドンに送り出してくれた…。だからおばさんが喜んでくれるようなことをしたかったのに…誕生日に贈り物が何もないなんて…きっとおばさんはがっかりする…」
バード夫人「あ~あ、おバカさんだね。がっかりなんてするもんか」
パディントン「そう?」
ヘンリー「ついておいで」

変わってパディントンは階段の下を降りると、1階には隣人である住人らがたくさんいた。

住人ら「来たぞ」
パディントン「皆さんどうして?」
住人「あなたにお礼が言いたくて…」
パディントン「お礼?」
住人ら「本当にお世話になった」
「君は僕達のキューピッドだ」
「おかげで試験に合格できた」
「君がいないとして家から締め出される」
ヘンリー「おばさんも君を誇りに思うだろう」
パディントン「そう?」
ジェラルド「あの絵本は警察に証拠として押収されたから、おばさんにはプレゼントを用意したんだよ。みんなでカンパしてね」
住人ら「昔の空軍の金もちょっと使わせてもらった」
「おばさんきっと気に入ると思う」
パディントン「でも何なんです?」
メリー「あの本でロンドンの街を見せてあげたかったでしょ?」
パディントン「おばさんの夢でしたから…」
メリー「だったら本でロンドンを見せるより実物を見てたらどう?」

メリーがそういったあと玄関のチャイムがなる。

メリー「あなたが出てくれる?」

メリーの言う通りにパディントンは玄関の扉を開けるとそこにはルーシーがおり、パディントンの再会にルーシーは抱きつく。

ルーシー「パディントン…」
パディントン「お誕生日おめでとう…」

パディントンがそういった後、前半エンドロールが流れると共にスクラップブックで紹介する形でこの映画に登場した人物のその後の出来事が次々と映し出される。

ルーシーは一家や隣人らと共に誕生日パーティーをする。
パディントンは案内役としてルーシーと一緒に「熊のロンドンツアー」としてロンドン観光地名所をルーシーと一緒に巡る。

ナックルズ、スプーン、フィブスはパディントンを助けた恩赦としてか「ナックルズ、フィブス、スプーンが出所」 と報道され、釈放される。

出所したナックルズは務所内で交流を深めたパディントンからの教えでサンドイッチなどの料理の作り方を教えた影響か写真にパディントンと一緒に映るとともにナックルズのサンドイッチ店がオープンして売上絶好調であった。

メリーは海峡泳いでフランスに行くもののパスポートを忘れて逆戻りする。

ジュディは学校内での新聞作りの功績を買われた上にパディントン冤罪事件の影響か表彰され、「新聞部員募集男子も歓迎」と宣伝の文字が記される。

ジョナサンはフェニックス追跡においてSLを操縦したことを切欠に学校内でSLブームを反響を起こす。

ヘンリーはパディントン冤罪事件の捜査に大活躍をした影響か勤めていた会社に昇進を果たす。

フェニックスは逮捕によってドッグフードのコマーシャルの契約が解除され、次に「ブキャナンの裁判、今日、判決」と記され、その場面から続く形で判決の場面となる。

ジェラルド「フェニックス・ブキャナン。極悪犯であることは疑う余地もない!まだ俳優という職業の面落としだ!ここ10年の刑を言い渡す!忠告しておこう刑務所で過ごす時間もくれぐれも有意義に使え」
フェニックス「分かりました」

それから半年…

変わってイギリスの刑務所。
中では服役中のフェニックスを筆頭に囚人ならびに看守らがミュージカルダンスをする場面となる。
フェニックス「ありがとう!×2。ウエストエンドよりここのお客さんの方がダンスがいいね!何たって逃げ出さないから。下手なジョークでした罰を受けます。もう、受けてるか…」

ミュージカルダンスを終えた最後にフェニックスがそう言ったところで物語は終わる。


(終)

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最終更新:2020年01月05日 20:52