ドラえもんたちは鉄人兵団に挑むも、無数の兵士によって追い詰められてしまう。
そんな中、リルルは開発中のアダムとイブに自身の回路を入れる。
総司令官「なんだ、これは?」
副司令官「一体何が?」
兵士たちが次々と消えていく。
副司令官「一体これは?」
総司令官「ああーっ!」
2人の司令官も消えてしまう。
スネ夫「な、なんだかわかんないけど助かったんだ!」
ジャイアン「おおーっ!」
のび太「ピッポ! なんで?」
のび太の手の中にピッポが降り立つ。
のび太「ピッポ!」
ピッポ「もう大丈夫だよ…… 歴史は変わる。鉄人兵団は消えるんだ」
のび太「何言ってんだよ。どうなってるんだよ?」
3万年前にメカトピアでもリルルが消え始めていた。
しずか「リルル……」
リルル「これできっと、メカトピアも地球のような、天国のような世界に……」
しずか「消えないで、消えちゃダメ!」
リルル「しずか…… みんなに」
2人「みんなに会えて本当に良かった…… 生まれ変わったら」
リルル「天使のようなロボットに……」
のび太「ピッポ!」
ピッポ「その名前、大好きだよ……」
リルル「おともだちになってね……」
ピッポとリルルも消えていった。
しずかは現代に戻り、のび太たちのもとに帰ってくる。
放課後。
のび太はいつものように残されていた。
ドラえもん「やっぱり…… 遅いから見に来たんだ。また残されたんだろう……」
のび太「うん。この頃ぼんやりしすぎだって……」
ドラえもん「……」
のび太「ねぇ、ドラえもん……」
ドラえもん「ん?」
のび太「3万年経って、メカトピアはどんな星になったのかな?」
ドラえもん「そりゃあ、素晴らしい天国みたいな星になってるさ……」
のび太「リルルとピッポは、生まれ変わったかな?」
ドラえもん「多分…… そう信じようよ。さぁ、みんな空き地に行くって言ってたよ。のび太くんも早くおいで!」
のび太「うん」
ドラえもん「待ってるからね!」
ドラえもんは一足先に空き地に向かう。
のび太(もし生まれ変わったら、また地球にきてくれないかな? 今度はスパイなんかじゃなくてさ……)
するとピッポの歌が鳴り響く。
空をみると飛んでいたのはリルルとピッポの影だった。
のび太「生まれ変わったんだ! きっとそうだ! みんな、おーい! おーい‼︎」
最終更新:2024年12月15日 13:35