グレートマジンガー対ゲッターロボG　空中大激突のオープニング

グレートマジンガー対ゲッターロボG　空中大激突

早乙女「なあっ！」
武蔵「わああっ！」
竜馬「おおっ！」

早乙女研究所が謎の円盤の攻撃を受けていた。

竜馬「くそう！抜き打ち作戦できたか」
早乙女「リョウくん！発進準備をするんだ！」

円盤のビームでバリアー発生装置が破壊され、早乙女研究所が攻撃にさらされる。
竜馬「急げ！」
隼人・武蔵「「おう！」」

ゲッターチームがゲットマシンに乗り込んだ。
早乙女「リョウくん！バリアーがやられた。機を付けて発進してくれ！」
竜馬「了解！」

竜馬「おわっ！」
武蔵「うおーっ！」
ゲットマシンが発進した直後に、円盤のビームが早乙女研究所に直撃し、早乙女研究所が爆発した。

武蔵「ああっ！研究所が！」
隼人「ムサシ、左上だ！」
武蔵「ぬっ！」

円盤の中には、土偶の様な姿の宇宙人がいた。
宇宙人「ははははは！やったぞ！ゲッターロボは二度と発進することは出来ん！
むっ、ゲッターロボめ、誘いに乗ってきたぞ。今度こそ叩きのめしてやる！グレートマジンガーも出てくると我々には不利になる」

竜馬「野郎、逃げる気か」
隼人「リョウ、気を付けろ。誘いに乗ってくると危ない」
竜馬「分かってる！」

武蔵「むう、来たな！」
竜馬「ハヤト、ムサシ！行くぞ！チェンジ・ゲッター1！スイッチオン！」
ゲットマシンがゲッター１に合体した。

竜馬「ゲッタービーム！」
円盤はゲッタービームをかわし、ビームを撃ち返す。
竜馬「くそうやるな、トマホーク・ブーメラン！」

トマホークブーメランが右のビーム砲を切り飛ばした。

武蔵「やった！」
隼人「いいぞ、リョウ」

宇宙人「空魔獣グランゲン！出撃だ！」

円盤のハッチが開き、宇宙怪獣・空魔獣グランゲンが飛び出し、
ゲッター1にしがみついた。

竜馬「おおっ！」
ゲッター１とグランゲンは落下していく。
竜馬「うわっ！」
グランゲンは頭と両手の触手をゲッター１に絡ませていく。
竜馬「くそう、動きが取れん」

武蔵「リョウ、左の手を放せ！」
隼人「ゲッターウイングで飛び出せないのか！」
竜馬「だ、ダメだ！どこも動かない！」

科学要塞研究所。
鉄也「どうしたんです？」
所員「鉄也くん、早乙女研究所が爆破されたそうです！」
鉄也「ええっ！」
所員「目下、ゲッターロボが謎の宇宙船と交戦中だそうです」
鉄也「ちくしょう、やっぱり奴ら我々の本拠地を狙ってきたか。
次は必ずこの科学要塞研究所を狙ってくるに違いない！
しかし、グレートマジンガーが、こんな時にグレートマジンガーが出撃できないなんて・・・」
ジュン「鉄也、グレートブースターが完成すれば、どんな敵にも立ち向かえるはずよ。我慢して」
鉄也「必要なのは今！今なんだよ！」
ジュン「鉄也・・・」

竜馬「くそう！武器も使用不可能だ！このままじゃゲッターロボが粉々にされてしまう。ムサシ、ムサシ！ムサシ、言うことを聞け！分散するんだ！」
武蔵「嫌だ！ここまでやられたまま、おめおめ引き下がれるか！オイラは最後まで戦うぞ！」
隼人「バカ！何を言ってるんだ！このままいったら、地面に叩きつけられて木っ端みじんだ！」

竜馬「時間が無い。ハヤト、ムサシ！分散する時の力でヤツの義手を吹っ飛ばすんだ！」
「オープン・ゲット！」

ゲッター1がグランゲンの右手と左足をもぎ取りながら、ゲットマシンに分離したが、
グランゲンはブーメランを投げ、イーグル号の尾翼を切り飛ばした。

武蔵「あっ、リョウ！」
ベアー号がグランゲンにミサイルを撃つ。

隼人「ムサシ、気をつけろ！」

グランゲンはミサイルをかわし、ジャガー号にしがみついた。
武蔵「あっ！」
隼人「うわーっ！」

武蔵「ハヤト！今助けてやるぞ！」
ベアー号がミサイルを撃ちながら、グランゲンに向かう。
グランゲンもミサイルをかわし、ベアー号に向かう。

竜馬「ムサシ、危ない！」

グランゲンがベアー号を目からの光線で撃った。
武蔵「あっ！うわああっ！」

竜馬・隼人「「ムサシ！」」

武蔵「ああああぁぁぁ・・・・」
コントロールを失ったベアー号はグランゲンに激突し―――
共に大爆発した。

隼人「ああっ！！」
竜馬「ム、ムサシィィィィ！！」