流星の欠片の落下による糸守町の壊滅と三葉を初めとした住人の死亡という運命は、
その過去を知った瀧と三葉の奮闘により変わり、三葉達住人の命は助かった。
しかし、2人はその記憶を殆ど無くしてしまい――――
5年(三葉にとっては8年)の月日が流れ、
就活中の瀧と就職した三葉は別の電車に乗っていた。
しかし、電車がすれ違った時には2人は互いを見つけ―――
瀧(ずっと誰かを)
三葉(誰かを)
三葉(探していた!)
瀧と三葉は電車から降りて、街を走り出した。
やがて、瀧は石段の上にいる三葉を見つけた。
2人は何も言えずに石段ですれ違い―――
瀧「あの!」
三葉「!」
瀧「俺!君をどこかで・・・・」
振り返った三葉は、泣いていた。
三葉「私も・・・・」
瀧も、泣いていた。
三葉・瀧「「君の、名前は―――」」
最終更新:2020年01月20日 11:58