ロックマンは宇宙から来た悪のエネルギーを得たDrワイリーとの戦いに勝利し、
ワイリーは恒例の土下座をした。
ワイリー「す、すまなかった!ワシがわるかった!ゆるしてくれ!」
ロックマン「・・・またそのセリフか!いつもいつも・・・」
その時、ワイリーカプセルグレードの残骸から悪のエネルギー体が出てきた。
ワイリー「な、なんじゃ!」
悪のエネルギー体がロックマンに重なり、それと同時に基地も崩壊し始めた。
ロックマン「うわぁぁぁ!」
その後、外の野原に、ロックマンが倒れていた。
そこへデューオが来て、ロックマンの胸に左手をかざした。
デューオ(まずい。悪のエネルギーに侵されている。このままではロックマンは死んでしまう)
デューオ「はあああああぁぁぁ!!」
デューオは掲げた左腕を輝かせ、改めてロックマンの胸にかざした。
デューオ(キミの心がまだ悪に奪われてなければ、これで助かるはずだ)
(ロックマン・・・キミの心の中が見える・・・)
デューオはこれまでのロックマンの戦いを垣間見た。
デューオ「キミは今まで、あれほどに正義のために働いていたのか」
ロックマンの体から小さな紫色のドクロ状のエネルギーが出てきて、やがて消えた。
デューオ「キミがいれば、この惑星も安心だな」
デューオが立ち去ろうとした所へ、ブルースが来た。
ブルース「どうしたロックマン!」
デューオ「大丈夫だ、しばらくすれば気が付くだろう。私の仕事は終わった。もう君達に会うこともないだろう。ロックマンのことは頼んだ」
デューオは立ち去ろうとしたが、立ち止まった。
デューオ「一つ忘れていた」
ブルース「ん?」
デューオ「すまないが、頼みがある」
ロール「・・・ロックマン!しっかりしてロックマン!」
目覚めたロックマンが見たのは、ライト博士にピートとライラット、そしてロールの顔だった。
ロックマン「・・・ロールちゃん・・・」
ロール「ロックマン!」
ロールがロックマンに抱きついた。
ライラット「やったダス!」
ロックマン「生きてる・・・」
ライト「そうじゃ。デューオ君が助けてくれたんじゃよ」
ロックマン「あ!デューオ!」
ロックマンはラッシュと、夕暮れの荒れ地に来ていた。
そこにブルースがいた。
ブルース「デューオならもう行っちまったぜ」
ロックマン「ブルース!」
ブルース「ロックマン、あいつから伝言を頼まれてる」
ロックマン「デューオから!?なに?」
ブルース「ありがとう、だってよ」
ロックマン「デューオ・・・・ボクも・・・・ありがとう、デューオ」
ロックマンが見上げた空に、デューオの姿が浮かんだ。
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最終更新:2020年05月07日 19:25