ネコジャラ物語のエンディング

主人公はイヌ族に奪われていた家宝を取り戻し、ネコ族を怨み『イヌ大王』に化けていた事件の黒幕『おばけネズミ』を倒した。

(おばけネズミ)
「くうっ!!たかがネコごときに破れてしまうとは無念だ。
 すまぬ!!
 犠牲になったネズミたちよ。
 だがわしの体は果ててもこの恨みは決して消えぬ!!
 よーく覚えておくがよい
 …うっ……」

驚いたことにおばけネズミの体は粉々になって消え去ってしまった。

(ゲーム画面が終わりエンディングへ)

(国王)
(名前)!!よくやった!!
おまえのおかげでキャットランドは救われたのだ。
これからは犠牲になった者達の分もしっかりと楽園を守っていかねば!!

(執事)
おや?キング様!!
ミュウ様が…ミュウ様が目を開きませんぞ!!
もしや思い余って眠り草を…?
ああっどうしたら…?
オロオロ…オロオロ…

(名前)
そういえばイリュージョンの花の蜜は目が覚めるほどおいしいと聞いたニャ。
あれを飲めばミュウも目覚めるかもしれないニャン。

(長老)
ミュウ様のためなら構わぬ!!
イリュージョンの蜜を飲ませてあげなされ!!

(名前)はイリュージョンの蜜を眠っているミュウに口移しで飲ませてあげた。

(ミュウ)
あ…あ あたし生きて…?
(名前)!!ありがとう!!
あなたはあたしの命の恩人です。
どうか一生あなたのおそばに置いてください。

(執事)
ま…待ってください!!
ミュウ王女!!
(名前)は人間なのです。
我々のわがままでキャットランドに引き留めるわけにはいきません!!

(国王)
ふむ!!そうだな…
残念だが仕方ない!!
(名前)よ!!
おまえの素直な気持ちを聞かせてくれ!!

(選択肢)
ネコのままでいたい
人間に戻りたい

(ネコのままでいたいを選んだ場合)
今夜月の見える丘ではボクとミュウの結婚を祝うネコ集会が開かれる。
キャットランドのネコ達はみんなボク達のことを心から祝ってくれた。
ボクは幸せの真っ只中でふと人間世界に残してきた両親のことを思い出した。
ああ…ボクはとんでもない親不孝者だ!!きっともう両親とは二度と会うこともないのだろう。
でもボクのことをこんなにも慕ってくれるミュウを残して人間世界へ戻るなんてボクには出来なかったんだ。
この頃ボクはすっかりネコでいることが自然に感じられ始めてきた。
まだまだ色々な悩みもあるけれど……いや!!そんなことはどうでもいいんだ!!
何よりもこんなに可愛いミュウがいつもそばにいてくれて最っ高の笑顔を見せてくれるんだから…

ハッピーエンド

(人間に戻りたいを選んだ場合)
今夜月の見える丘ではボクにとって最後のネコ集会が開かれる。
キャットランドで知り合ったネコたち…みんな優しかったニャ。
フミー!!ボクは…ボクは絶対にキャットランドでのことそれからミュウのことを忘れないから…!!
あれれ…?
ニャンだか段々と意識が遠のいてい…く…
ながーい夢を見ていたようだ。
ボクはなんだか無性に悲しい気持ちで目覚めた。
ふと気が付くと枕元に真っ白いネコが…?
シッポに真っ赤なリボンをつけたそのネコは寝惚け眼のボクの顔を覗き込んでさも満足そうに鳴いて見せた。
「ミュウ!!」
その鳴き声は妙に優しくボクの悲しい気持ちを和らげてくれた。
ボクはその猫をミュウと名付けうちで飼ってやることにした。
それ以来ミュウはどこへ行くにもボクの後をついて来る。
そして愛くるしい声でボクに甘えてみせるんだ。
この頃ボクは悩んでいる。
以前どこかでミュウと知り合っていた…?
そんな気がしてならないのだ。
でも…まあいいか!!
いつまで悩んでも結論は出ない!!
とにかくミュウはこんなにもボクに懐いてくれて最っ高に可愛いんだから!!

ハッピーエンド

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最終更新:2021年05月22日 14:16