土萌邸にて
ほたる「これ。」
カードを引くほたる
カードを引くちびうさ
ちびうさ「やった!あがり!」
ほたる「あたしってジョーカーに好かれてるみたいね。」
カードを見つめるほたる
ほたる「ハートのエースには逃げられてばかり。」
ちびうさ「もう、ほたるちゃんったら!"神経衰弱"だったら強いくせにそんな事言って。」
カードをバラすちびうさ
「ようし!"神経衰弱"やろう!今度は負けないからね。」
蓋が閉まる
創一「これでここ一番の勝負に強いダイモーンが完成する・・・はっ、はっ、はっ、はっ。」
何かに驚くミメット
ミメット「ああっ、教授?もうすぐお茶の時間ですわ!」
創一「おお、そうだ!今日のおやつ当番は私だったな。」
ミメット「ええ!」
創一「あ、では、ちょっと、買い出しに行くとしよう!」
その場を去る創一
ミメット「行ってらっしゃーい!」
急ぐミメット
ミメット「全く教授ったら詰めが甘いんだから!
どうせ強くするなら徹底的にやって貰わなくちゃ!」
色々と放り込むミメット
ミメット「失敗した時、責任を引っ被るのはあたしの方なんだから・・・これくらいはやって欲しいわよね。」
蓋を閉じる
起動する
暴走する
ミメット「げっ!これはやばいかも・・・うわっ!あたし、知ーらないと!!」
逃げ出すミメット
爆発音が響く
ほたる、ちびうさ「何?」
部屋に歪曲が生じる
辺りを見渡すほたる
ほたる「大丈夫、ちびうさちゃん?」
ちびうさ「うん。」
ほたる「よかった。」
ちびうさ「あっ!」
ほたる「えっ!?」
辺りが歪む
ちびうさ「何?」
窓をみるちびうさ
ちびうさ「何、これ!!」
何故か海が
ちびうさ「ほたるちゃん!」
ほたるの方に向かうちびうさ
ちびうさ「ほたるちゃん?」
窓を見ると象が
ちびうさ「何か、とんでもない事になっちゃったみたいね。
そうだ!」
何かを閃くちびうさ
ルナPボールのスイッチを入れるちびうさ
ちびうさ「皆、助けて!」
レイの部屋にて
うさぎ「?どうしたの、ちびうさ?」
ちびうさ「何かわかんないけど、ほたるちゃん家が大変なの。」
?「きゃあ!」
ちびうさ「どうしたの、ほたるちゃん!」
通信が切れる
うさぎ「何なの、一体…」
美奈子「とにかく、行って見ましょう。」
うさぎ「うん。」
一方ちびうさとほたる
ちびうさ「ほたるちゃん?」
ほたる「私の洋服箪笥に・・・」
箪笥を引くと魚が
ほたる「お魚が泳いでいるの。」
ちびうさ「えっ?じゃあ、まさか…他の所も。」
開けるちびうさ
ライオンが吼える
ちびうさ「ひゃああああ!」
ほたる「わあっ!」
逃げるちびうさとほたる
ちびうさ、ほたる「!!」
そこには夜の砂漠が
扉が消滅する
ほたる「どうしよう…。」
ちびうさ「ほたるちゃん。
きっと助けが来るから、それまで頑張ろう、ね?」
ほたる「うん。」
土萌邸前にて
帰宅する創一
創一「やれやれ、遅くなってしまったな。」
扉を開ける創一、しかし何故か開かない
創一「ん?誰だ?こんな悪戯をするのは…!!開けろ、馬鹿もん!この家の主人はわしだ、ぞー!!」
扉を引く創一
創一「そうか・・・そういうつもりならこっちは!!」
体当たりを試みる創一、しかし、状況は変わらず
創一「はあ、はあ…」
?「ここだよ!」
?「一体、何が起きたの!?」
?「この家は何かの衝撃で虚数空間と繋がってしまったようね。」
振り向く創一
そこにはセーラー戦士が
創一「君達は・・・!?」
焦る創一
創一(まさか・・・!?私の正体に気付いたのか・・・!?)
マーズ「ご安心下さい。ほたるちゃんのお父さん!」
ムーン「怪しい者ではありません!
困ったときの必需品!セーラー印の美少女戦士!知らない人は、お仕置きよ!」
ど突くマーズ
マーズ「人ん家の庭先で何やってんのよ!?恥ずかしい!」
ムーン「酷い!本気でど突く事ないでしょ!!」
マーズ「あんたが余計な事やっているからいけないんじゃない!」
ムーン「なあによ!?お約束だから仕方ないんでしょうが!」
創一「(考え過ぎか。)君達がほたるを・・・?」
ムーン「はーい!まっかせてください!」
マーキュリー「じゃっ、急ぐわよ、セーラームーン。」
ムーン「あ?」
マーキュリー「この家はあと1時間で別の空間に引き込まれて、消滅してしまうわ!」
ムーン「げっ!突然にハードな展開・・・!」
一方こちらはちびうさとほたる
ちびうさ「暑い~。」
ほたる「お水・・・」
ちびうさ、ほたる「「!」」
突然氷河期に変わる
ちびうさ「寒い!もう、一体何なのよ!!」
ペンギンが現れて消える
ムーン「よーし、頼むわよ。ジュピター!!」
マーキュリー「ちょっと待って!」
ムーン「あ?」
マーキュリー「何をするつもりなの。セーラームーン?」
ムーン「何って・・・?だからまず、ジュピターがワイド・プレッシャー出すでしょ?
そんで持って駄目ならマーズのバーニング・マンダラーでドア焼いて・・・」
マーズ「で、あんたは何やんの?」
ムーン「え・・・?あたしは見てるだけ・・・何てねー!」
創一「本当に君達を当てにしていいのか・・・?」
マーズ「大丈夫です!自体を把握していない大間抜けは一人だけですから!」
ムーン「何だって!?」
マーキュリー「だからね、無理にあの扉を破ったりしたら・・・・・・空間のバランスが壊れて家全体が引き込まれてしまうのよ・・・」
マーズ「ほーら!人の言う事を聞いてないから、恥かく事になんのよ!」
マーキュリー「とにかく!!」
マーキュリーの方を見るムーンとマーズ
マーキュリー「あたしたちが中に入って、内側からドアを開けましょう。」
ムーン「あの・・・それで。。。中に入るって、どうすればよろしいんでしょうか・・・?」
ヴィーナス「だから!セーラーテレポートしかないでしょ!」
アルテミス、ルナ「やれやれ・・・」
ムーン「おお!よーし、さあ、いくわよ。皆!」
マーズ「はいはい・・・わかりましたよ、もう!」
手を繋ぐセーラー戦士
ムーン「セーラーテレポート!」
光の柱が出現する
創一「・・・」
テレポートするセーラー戦士
ムーン「いいっ!ぐはああ!」
着地に失敗するムーン
ムーン「何!?」
山脈にて
ムーン「私たち、出るとこ、間違ったんじゃないの!?」
マーキュリー「いいえ!ここはほたるちゃんの家の中よ!」
ムーン「えええ!?」
土萌邸前にて
創一「皮肉なものだな・・・この私がセーラー戦士に頼るとはな・・・しかし・・・今、ほたるを喪う訳にはいかぬ・・・」
何かを閃く創一
創一「おお、忘れていた・・・茶でも飲みながら待つとしようか。」
滝にて
ムーン「もう!何でここがほたるちゃんの家なのよ!?」
マーキュリー「だから、色んな空間が捩じれて繋がっているだけなのよ!
景色は色々変わっているけど、あたしたちのいる座標はほたるちゃんの家の中から動いていないの!」
景色が変わる
一同「うわああああっ!!」
マーキュリー「だから、ちびうさちゃん達もそう遠い所にはいない筈よ!」
ジュピター「あたしゃ、目が回って来たよ。」
土萌邸前にて
創一「があああ!」
ポテチを食べる創一
アルテミス「もう20分も経ったぞ・・・」
ルナ「皆、大丈夫かしら・・・」
様子を見るせつな
?「やあ。」
振り向くせつな
はるか「どうだい、様子は・・・?」
せつな「土萌ほたるは異空間に閉じ込められているようです・・・
場合によっては、セーラームーン達も、戻って来る事ができなくなるかもしれません・・・」
はるか「このまま帰って来れない方がいいな。」
みちる「はるか!」
はるか「仕方ないだろ!土萌ほたるは危険な存在なんだ・・・」
ちびうさ「皆・・・早く・・・」
ほたる「ちびうさちゃん!大丈夫?」
ちびうさ「だいじょぶ、だいじょぶ。
ちょっと運動すれば・・・」
ほたる「あまり動き回らない方が安全よ。」
ちびうさ「平気、平気。」
景色が変わる
下には奈落が
ちびうさ「ああっ!」
ほたる「ちびうさちゃん!」
ちびうさの手を掴むほたる
ちびうさ「ほたるちゃん!」
ほたる「ちびうさちゃん。」
ちびうさ「ほたるちゃん、もういいよ、手、離して!」
ほたる「駄目・・・!」
ちびうさ「ほたるちゃん!」
一方セーラー戦士
マーキュリー「次に接触する空間にちびうさちゃん達がいるわ!」
ムーン「本当に・・・!?」
マーキュリー「間違いないわ!変わるわよ・・・1、2の・・・3!」
景色が変わる
ムーン「げええっ!うわあああっ!たったったあ!」
落ちそうになるが体勢を立て直す
何かに驚くムーン
ムーン「いた!」
マーズ「大変!」
ほたる「くっうう・・・ああ!」
ムーン「!」
ほたる、ちびうさ「うわああああっ!!」
落ちるちびうさとほたる
ヴィーナス「"ヴィーナス・ラブミー・チェーン"!」
チェーンがほたるとちびうさに巻きつく
ムーン「ヴィーナス!」
ヴィーナス「早く!引き上げるのよ、手伝って。」
マーキュリー「ちびうさちゃんとほたるちゃんの二人を連れてセーラーテレポートするのは無理だわ。」
ほたる「!」
ジュピター「じゃあ、どうすれば・・・?」
?「一人だったら助けられますか・・・?」
マーキュリー「え?」
ほたる「だったら・・・ちびうさちゃんを助けてください!私はここに残ります・・・!」
ムーン「ほたるちゃん・・・!?」
ほたる「私はいいんです・・・どうせ、生まれて来なければよかった人間なんですから・・・お願いします!ちびうさちゃんを助けて下ください!」
ムーン「ほたるちゃん。」
ほたる「え?」
ムーン「大丈夫だよ!あたし達、二人共、助けてあげるから!」
ヴィーナス「あなた。ちびうさちゃんのお友達でしょ?」
マーズ「そんな事を言ったら、ちびうさちゃんが悲しむわよ!」
ジュピター「皆が帰れる方法ならこのお姉さんが見つけてくれるよ!」
マーキュリー「ちびうさちゃんのお友達ならあたし達にとってもお友達よ・・・皆で一緒に帰りましょう。」
ほたる「はい・・・」
土萌邸前にて
茶を飲む創一
創一「ごく、ごく、ぷはあ!」
ルナ「もう・・・あと30分しかないわ・・・」
マーキュリー「出口へ繋がるわ!」
景色が変わり、土萌邸に変わる
ムーン、ちびうさ「ええ?うわあああっ!!」
ほたる「ちびうさちゃん!」
マーキュリー「皆・・・大丈夫!?」
ちびうさ「あたし、もういいや!」
扉前にて
ちびうさ「ほんとにここから出られるの・・・!?」
マーキュリー「可能性は一番高いわ。」
ムーン「あたし、何かやーな予感がする・・・」
扉を開ける
ムーン「やっぱし。」
扉が閉じられる
?「いらっしゃーい・・・」
ムーン「え?」
驚くムーン
ムーン「どひええ!!」
?「よーく、いらっしゃいました!あたしはこの変な空間に住んでる変なダイモーン、う・イカサマンでーす!」
マーキュリー「この虚数空間のエネルギーはあいつから発せられているわ!!」
イカサマン「その通り・・・大冒険は楽しんで頂けたかしら。」
マーズ「と言う事は・・・」
ジュピター「あいつを倒さなきゃ出られないって事か!?」
イカサマン「ちょっと待って!」
一同「え?」
イカサマン「暴力はよくないわ・・・あたしは平和を愛する悪者よ。」
ムーン「どう言う悪者よそれは!?」
イカサマン「それはね・・・私、ギャンブルが大好きなの。
あたしと勝負をして勝ったら元の世界に返してあげる・・・」
マーズ「そんな暇はないわよ!バーニング~~」
イカサマン「だったら・・・!」
マーズ「!」
イカサマン「またどっか変な所に行って貰っちゃおうかな!」
ヴィーナス「わかったわよ!ただし、一人でもあんたに勝ったら、元の世界に帰して貰うわよ!」
イカサマン「ナイス!勝負は何でもオッケーよ!でもあたしが勝ったら永遠にここであたしの相手をして貰うわよ!」
ミラーボールが出現する
イカサマン「さっ、やりましょう!!」
ジュピター「よーし!まず、あたしから相手をさせて貰うよ。」
イカサマン「勝負!」
ルーレットにて
ジュピター「赤の・・・16番。」
ルーレットの玉が赤の16に止まる
ジュピター「・・・」
しかし何故か7番に
ジュピター「えっ!?」
何かされるジュピター
イカサマン「あんたの負け!」
ジュピター「イカサマだ!!」
ジェンガ勝負にて
イカサマン「よっと!」
ジェンガを乗せるイカサマン
イカサマン「さっ、あなたの番よ?」
ジェンガをそっと抜くマーズ
ジェンガを乗せるマーズ
イカサマン「ふっ。」
紐を引っ張るイカサマン
ジェンガが崩れる
マーズ「ああっ!!」
何かされるマーズ
マーズ「わあ!!」
イカサマン「あんたの負け!」
チェス勝負にて
マーキュリー「チェックメイト!あたしの勝ちね!」
イカサマン「あら、そこは・・・」
マスが点滅し、爆発する
イカサマン「はあい!あんたの負け!」
顔が煤まみれになるマーキュリー
マーキュリー「けほっ。」
イカサマン「お次はどなた?」
ムーン、ヴィーナス「あたし達よ!」
レースゲーム勝負にて
ヴィーナス「伊達にゲーセン通いしてないってところ、見せてあげるわ!」
信号が赤、黄、青になる
ヴィーナス「どすこい!」
アクセルを踏むヴィーナス
しかし何故か逆走する
ムーン、ヴィーナス「「げ!」」
車がクラッシュし、顔が煤まみれになるムーンとヴィーナス
イカサマン「よーく、説明書を見なくちゃね!
車はね、前に進むだけとは限らないのよ!」
ムーン「そんな・・・馬鹿な・・・!!」
イカサマン「これで全員かしら・・・?」
?「ちょっと待った!」
イカサマン「ん?」
ほたる、ちびうさ「あたし達が相手になるわ!」
セーラー戦士一同「ちびうさちゃん!」
イカサマン「OK・・・勝負は何にする?」
ちびうさ「ババ抜きよ!」
ほたる「え?」
イカサマン「OK!」
カードをシャッフルするイカサマン
イカサマン「勝負!」
土萌邸前にて
昼寝をする創一
アルテミス「皆、何をしているんだ・・・?」
ルナ「もう10分もないわ・・・!」
ちびうさ「じゃ、あなたの番よ!」
イカサマン「じゃ、取るわよ!」
カードを取るイカサマン
イカサマン「これかな?」
喜ぶ表情を見せるちびうさ
イカサマン「(所詮は子供・・・表情を見ればすぐわかる・・・!)それともこれかな・・・?」
ちびうさ「えええええ・・・」
イカサマン(やっぱり!これだ!)
カードを引くイカサマン
イカサマン「ん?」
引いたカードはババだった
イカサマン(こ、これは・・・!!)
ちびうさ「やーい、引っ掛かった!」
イカサマン(くそ!よくも・・・!?)
カードを取るほたる
イカサマン「ああ、それを取ってくれるの、待っていたのよ!」
ほたる「本当?」
カードを取るほたる
ほたる「わあ、嬉しい!」
イカサマン(普通、ああ言われればジョーカーだと思うだろ!)
ほたる「はい、ちびうさちゃんよ。」
ちびうさ「わあい!できた!」
悔しい表情を見せるイカサマン
ちびうさ「はい!」
カードを取るイカサマン
ちびうさ「やった!あがり!」
マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナス「やったあ!ちびうさちゃん!」
ムーン「さあ、約束よ!あたし達を元の所に返して頂戴!」
イカサマン「まだよ!出口へ通すのはこの娘が勝ってからだからね!」
ほたる「そんな・・・」
イカサマン「嫌なら、ここを通さないわよ!まっ、あと5分もないけどね・・・!」
ちびうさ「わかったわよ!ほたるちゃん、あいつの顔をよく見て、どっちのカードか決めるのよ!1枚はババで、もう1枚はハートのエースよ!」
カードを見つめるほたる
ほたる「ハートのエース・・・」
イカサマン(何としてもこいつにババを引かせなければ・・・よし!)
シャッフルをするイカサマン
カードを置くイカサマン
イカサマン「さ、これでどっちがババかあたしにもわからないわ!よーく考えてめくるのね・・・」
イカサマンの顔を見るほたる
ほたる(これで、皆の運命が決まってしまう・・・)
イカサマン(さっきの隙に・・・どっちがババかわかるよう印をつけておいたのよ!
適当に揺さぶりをかけてやれば・・・素直なこの娘のこと、あたしの言う通りにカードを引いてくれるわ!)
右のカードに手をやるほたる
イカサマン「あら?本当にそっちでいいの?」
ほたる「えっ!?」
左のカードに手をやるほたる
イカサマン「そうね、そっちの方がいいかもね!」
?「ほたるちゃん!」
ほたる「!」
ムーン「どっちでもいいわ!あなたの好きな方を選びなさい!」
マーズ「迷ってないで!」
ジュピター「ぱーっと、めくっちゃえ!」
ヴィーナス「大丈夫!」
マーキュリー「あたし達、皆、あなたを信じているわ!」
ほたる「どうして・・・?」
ムーン「あたし達皆、あなたが大好きだもの!」
ほたる「・・・」
ちびうさ「ほたるちゃん!神経衰弱だと思ってやっちゃえ!」
ほたる「うん!」
右のカードを引くたほる
イカサマン「!」
引いたカードはハートのA
ほたる「ああ・・・!」
ちびうさ「やった、ほたるちゃん!」
ほたる「ちびうさちゃん・・・」
突然倒れるほたる
ちびうさ「ほたるちゃん!」
マーキュリー「大丈夫、気を失っただけよ。」
ヴィーナス「さあ、約束よ!」
ムーン「あたしたちを帰して!」
イカサマン「そんな約束、忘れたわ!」
ムーン「何ですって!?」
マーズ「この卑怯者!」
イカサマン「何とでもお言いなさいよ!」
高笑いをするイカサマン
ちびうさ「許せない!"ムーン・プリズム・パワー・メイクアップ"!」
ちびムーンに変身する
ちびムーン「"ピンク・シュガー・ハート・アタック"!」
何も起こらず
ちびムーン「あれ?おかしいな・・・今日は気合入ってた・・・わあ!!」
光線が放たれる
よけるイカサマン
解放されるムーン
ムーン「危ないじゃないのよ!」
ちびムーン「でも・・・出られたじゃん!」
ムーン「あ、ほんと!」
聖杯を掲げるムーン
ムーン「"クライシス・メイク・アップ"!」
スーパーセーラームーンに変身する
スパイラル・ハートムーン・ロッドを振り回すムーン
ムーン「"レインボー・ムーン・ハート・エイク"!」
ハートの光線が放たれる
イカサマン「暴力反対!」
ハートがイカサマンを突き破る
イカサマン「ラブ・ラブリー!!」
消滅するイカサマン
ダイモーンの卵が出現し、卵が割れ、瘴気が消滅する。
ヴィーナス「戻った!」
マーキュリー「やったわ、セーラームーン!」
ムーン「ああ・・・。」
ほたるの下に向かうちびムーン
ちびムーン「ほたるちゃん!」
ムーン「ちょっと待った!」
ちびムーン「?」
ムーン「その格好のままじゃまずいでしょ!」
ちびムーン「あっ、そっか・・・」
ほたるを見つめるちびムーン
ちびムーン「ほたるちゃん・・・ありがとうね!」
土萌邸前にて
創一「ぐう・・・ぐう・・・」
扉が開く
創一「おお・・・ほたる・・・!ありがとう・・・何と感謝したらいいのか・・・!」
ほたるを見る創一
創一(いずれこの子を助けた事を、後悔する事になるよ、セーラー戦士諸君・・・)
眼鏡が光る
せつな「残念でしたね、はるかさん。」
みちる「せつなさん、はるかはね、私達以上にセーラームーンの事を信じているのよ。」
はるか「勝手な事を?」
ムーン「やったね。ちびうさ、ほたるちゃん!」
ちびうさ「うん・・・!(やっぱりあたし達、最強のコンビだね、ほたるちゃん!)」
最終更新:2023年10月16日 20:15