イースIII WANDERERS FROM Ysのオープニング


Amost 3 years had passed since Adol has rescued Ys from the clutches of evil.

Adol with his faithfull companion Dogi were wandering from country to country.

One day, a rumor they had happen to hear lead them to return to Dogi's place of birth.

Something strange had happened in Felugana.Fields were dying and becoming barren.

strange creatures hunted the people in the dark clork of night.

This did not discourage Adol.

Adol plunged into this new adventure.





古代王国イースを巡る冒険から、約3年が過ぎた。
国から国を彷徨うアドルとドギは、ある日奇妙な噂を聞きつけ、ドギの生まれ故郷・フェルガナ地方に辿り着いた。
そこは不毛の土地と化し、夜毎魔物が現れては人が襲われているというのだ。

不安を振り払い、アドルは新たな冒険に向かう。



フェルガナ地方の中央都市・レドモントの街の入口。

ドギ「ガードナーさん、久しぶりだな。ほら、俺だよ。十年前、この街から出て行ったドギだ。」
ガードナー「ドギ!! おまえ・・・あの頃はまだガキだったのに、こんなに立派になっちまって・・・」
ドギ「仲間がいっしょに来ているんだ。おい、アドル。何をしてるんだ。早くこいよ。」

遅れてアドルがやって来た。

アドル「ここが、ドギの生まれ故郷なんだね。」
ドギ「ガードナーさん。紹介しとくよ。こいつはアドルってんだ。ここ二年のあいだ、一緒に旅をしてる。旅先で、この地方の不吉なうわさを聞いたんで、寄ってみたんだが・・・いったい、どうしたって言うんだい?」
ガードナー「このあたりは妙な化物がうろつくようになったし、不作は続くし・・・まったく、どうかしてるよ。でも、お前がかえってきたとなれば、街のみんなも気をとりなおすさ。早く、顔を見せてやりなよ。」
ドギ「アドル。さあ、行くぞ。」

アドルはドギに連れられ、街を案内される。



Ys-III



Wanderers Ys
  From


宿屋の前に差し掛かったところで…。

ドギ「どうだい、アドル。ここは、いい街だろう。」
「きゃっ、ごめんなさい!!」

玄関から飛び出した少女がドギにぶつかった。

ドギ「ばかやろう!! どこに目をつけて歩いてやがるんだ。」
少女「・・・あら? もしかして、あなたドギじゃない?」
ドギ「おまえ、エレナか!! ・・・すっかり、見ちがえたぜ。」

少女はドギの幼馴染、エレナ=ストダートだった。

エレナ「ドギ・・・あなたはちっとも変わっていないのね。」
ドギ「おおきなお世話だ。そうそう、兄きはどうしてる? 元気かい。」
エレナ「兄とは、ここ数か月というもの会ってないの。私、ちょっと急いでいるから。また、後でね・・・」

去っていくエレナ。

ドギ「なんだよ。久しぶりの再会だっていうのにつれない奴だな。アドル。俺は、先に宿屋へ行ってるからな。」

(宿屋に入る。)
アドル「いい部屋だね。ドギ。」
ドギ「昔、俺はこの宿屋で働いていたことがあるんだ。十年の月日が流れたっていうのにここは、ちっとも変わっていないな。」

(入口前の広場に行く。)

男の周りに人だかりが出来ている。男は怪我をしているようだ。

アドル「どうしたんですか?」
「なんでも、ティグレーの採石場がモンスターに襲われたらしいんだ。坑夫が、ここまで知らせに来たんだよ。」
坑夫「いきなり、奴らが襲ってきたんだ。責任者のエドガーが逃げ遅れている。はやく助けに行かないと、手遅れになっちまう・・・」

(坑夫に話しかける。)
坑夫「君は?」
アドル「エドガーさんを助け出せばいいんですね。僕が、行きましょう。」
坑夫「そうか! 行ってくれるか!! 今、坑夫のデューイが助けに入っているんだがエドガーの消息はつかめないんだ。」


そしてアドルはティグレーの採石場へと向かった。
不穏な空気が渦巻くこのフェルガナ地方で、彼を待ち受ける運命は──。

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最終更新:2016年04月04日 17:20