遊戯王Rの第1話

バトルシティトーナメント 遊戯VSマリク

遊戯のブラックマジシャン、ブラックマジシャンガール師弟の合体攻撃、
ブラック・バーニング・マジックが、闇マリクが融合したラーの翼神竜を破壊した。
闇マリク「ぐあああっ!!」

その戦いをモニターで見ている青年がいた。
?「主君(マイマスター)よ・・・いよいよ始まります」
「私からすべてを奪った遊戯――代償は高くつくぞ・・・」


決闘R 1 邪悪なる影・・・!?

海馬コーポレーショーン本社ビル、
その一室で警告音が鳴っていた。

社員「現在何者かが我が社にハッキングを仕掛けています!第13障壁突破されました、なおも進行中!」
磯野「アメリカにいる瀬戸様に連絡を!!」
社員「・・・」「だ・・・駄目です!!通信網へのアクセスが遮断されています!」
「最終ステルス障壁のパスワード捜査中!」
「1024桁中60%解析!」
「65%、70%」
「まもなくメインコンピュータ占拠されます!」
磯野「いかん!システムの電源をカットだ!」
社員「しかし・・・システムすべてをシャットダウンすると世界中のデュエルディスクが機能しなくなります!」
磯野「乗っ取られるよりはマシだ!いそげ!」
社員「はっ!」

社員「き・・・切れません!」
磯野「なんだと!!」
?「すこし遅かったようですね」
磯野「ヒッ・・・」
部下を引き連れた冒頭の青年がソリッドビジョンで現れた。
?「只今より海馬コーポレーション本社はI2(インダストリアルイリュージョン)社アジア総局が接収する――」
「これが海馬Cの中枢であり技術の粋・・・そしてソリッドビジョンシステムの基幹、デュエル・リング・サーバコンピューター。主君が得ようとしてかなわなかったこれをついに手に入れました」
(待っていたまえ遊戯――この私が神罰を下す)

遊戯たちは童美野高校の教室にいた。
城之内「おーい遊戯!何してんだ、帰ろうぜ」
遊戯「あ・・・うん。今行くよ」
?「武藤遊戯―――」
遊戯「え・・・誰?」
?「・・・」
城之内「何もたもたしてんだよ。どうした?ん?」
「うわあああっ!!」
あの青年が遊戯の机から出てきて、宙に浮かぶ。
城之内「机から人が生えてきた・・・・・」
?「お初にお目にかかる決闘王。この出会いに対し歓喜の極み・・・」
遊戯「き・・・君は?」
城之内「ななな・・・何者だてめぇ!!」
?「私はI2社の天馬夜行と申します」
遊戯(I2社・・・)
城之内「知らねーぞんな会社!」
杏子「ばかね城之内、I2と言えばカードゲームM&M(マジックアンドウィザーズ)の生みの親、ペガサス・J・クロフォードの会社じゃない」
本田「もう決闘者の王国(デュエリスト・キングダム)のこと忘れちまったのかよ」
城之内「う・・・」(忘れてた・・・)
「・・・そういやペガサスってどうなったんだ?」
本田「聞いた話ではペガサスは決闘者の王国の大会の後・・・消息不明だって・・・・」
遊戯「I2社の君がボクにいったい・・・」
夜行「決闘王の前に決闘者が立つ時・・・そこには闘いの始まりがあるもの」
「遊戯・・・貴方は私と闘い敗北とともに神罰を受ける定めにある」
「貴方は避けて通ることは出来ない。私は屋上で待つことにしましょう」
夜行は浮き上がり、天井に沈んでいった。
杏子「ななな・・・何アレ、天井に消えたわよ」
本田「ユーレイか」
城之内「ぶ・・・不気味なこと言うな!!」
遊戯「と・・・とにかく屋上に行ってみよう」
遊戯たちは屋上に行った。
そこで夜行が待っていた。

夜行「さぁ――決闘のお時間です」
遊戯「君は・・・本当の君は今この場に居ない――違うかい・・・?」
城之内「なにっ、やっぱりユーレイなのか。どこかで死んだ決闘者が遊戯と闘いたくて・・・」
遊戯「・・・違うよ」「彼はきっとソリッドビジョンで映された幻影・・・」
夜行「さすが決闘王。分析力と洞察力はすばらしい」
「だが・・・あなたはこの私との闘いを選ぶことになる。闘わないことによって「決闘王」の称号を守ることはありえない」
夜行は一枚のカードを掲げる。
夜行「それに――このカードが貴方を逃がしはしない――」
「・・・言っておこう。貴方にこのカードは攻略不能だとね――」
城之内「なんどとてめー!!」
前に出ようとする城之内を遊戯が制する。
遊戯の千年パズルが輝き、もうひとりの遊戯に人格交代した。
遊戯「・・・いいだろう。キサマの挑発に乗ってやる!」
夜行「・・・」
城之内「気をつけろよ、遊戯。あいつ絶対何か秘策があるんだぜ!」
遊戯「ああ、わかってるぜ。城之内くん」「始めるぜ天馬!」
夜行「ええ、こちらはいつでも」

遊戯・夜行「「決闘!!」」

夜行「フフフ・・・貴方はまだ知る由もない・・・」
(貴方に神罰を与えるのは貴方の持つ「神」ではなく――創造主が創造することすらためらった「神」――邪神!)

遊戯「見るがいい!天馬!!」
「これがオレの持つ三幻神のうちのひとつーー」
「オシリスの天空竜召喚!!!」
遊戯が3体の磁石の戦士を生贄にして、オシリスの天空竜を召喚した。

城之内「おっしゃぁ!神を召喚したぜ!いけ!遊戯」

遊戯「行くぜ!天空竜の攻撃!!」
「サンダーフォース!!」
オシリスのサンダーフォースが天馬のモンスターを破壊した。
夜行「おおつすばらしい!それが貴方の幻神獣ですか」
遊戯(・・・!)「出し惜しみしてんじゃねーよ天馬!見せてみなお前の「力」を!」
天馬「いいでしょう。見せて差し上げます。ただし「力」ではなくーーー」
(神を――)
「私のターン。魔法カード「黙する死者」を発動。先ほど倒されたモンスターを再び場に戻します」

黙する死者(魔法カード)
自分の墓地にあるモンスターを守備表示のまま場に戻す。
攻撃は封じられる。

天馬「3体のモンスターを生贄に捧げ――」
「邪神(デビルズ)・アバター召喚!!」
フィールドに漆黒の球体が出現した。
遊戯(何!?)
城之内「なんだぁ、真っ黒なラーみたいな球体が出現したぞ!?」
夜行(邪神・アバター―――その名の通り神の化身・・・)
(今その身を変え―――)
(神を超える邪神となる)
アバターは形を変え、漆黒のオシリスとなった。
遊戯「オ・・・オシリス」(こ・・・これはっ)

THE DEVILS AVATAR ★10
???
ATTACK ???
DEFENCE ???







続く

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2015年11月13日 20:58