仮面ライダースーパー1(劇場版)のオープニング


「東北地方の山奥にマタギの里、山彦村があった。」
「マタギとは、山で狩りをして暮らしている人のことである」

その山彦村に、ドグマ帝国の戦闘員ドグマファイターと五人の男女、
幹部メガール将軍が近づいていた。

メガール「あれがマタギの里、山彦村だ。
頭の香坂健太郎を始め、村人たちはいずれもマタギ拳法の名手揃いだ。
いいか、心してかかれよ。行け!」
男達「おう!」

ドグマの軍団が山彦村に侵攻した。
鳴子が鳴らされ、その侵攻にマタギ達が気づく。
マタギ「敵だ!敵だ!敵だ!!」
マタギ達がドクマファイターと戦い始めた。
マタギ「お頭が危ない!急いで知らせろ」

マタギの頭の香坂健太郎が目を覚ました。
健太郎「チエ!シンタ!起きろ!」
健太郎は子供のチエとシンタを起こした。

マタギは次々にドグマファイターに倒されていく。

健太郎「チエ!シンタ!子供たちを連れて逃げるんだ!」
「村の秘密を命を懸けても守るんだぞ!いいな!」
チエ「はい!」
シンタ「はい!」
健太郎「行け!」

マタギ「頭!」
2人のマタギが、ドグマの5人の男女と共に健太郎の家に入ってきた。
健太郎「何者だ!お前たちは!」
鷹爪「我ら地獄谷五人衆!鷹爪火見子」
熊嵐「同じく熊嵐大五郎!」
蛇塚「蛇塚蛭夫!」
象丸「象丸一心斎!」
大虎「大虎竜太朗!」

健太郎「何しに来た!」
鷹爪「マタギの棟梁、香坂健太郎。ドグマの帝王テラーマクロの命令だ。 山彦村にある古代中国の戦車空飛ぶ火の車をドグマに渡せ!」
健太郎「黙れ!空飛ぶ火の車は山彦村の守り神だ。ドグマになど渡せるか!」
鷹爪「腕ずくでも奪い取るぞ!」
健太郎「来い!」

健太郎と2人のマタギが地獄谷五人衆と戦い始めた。
その間に、チエとシンタは子供達を連れて、逃げていった。

健太郎達は、地獄谷五人衆と接戦を繰り広げる。
健太郎「マタギ拳法ヤマビコ!」
健太郎達の連携攻撃が地獄谷五人衆を吹き飛ばす。
だが、地獄谷五人衆は正体であるドグマ怪人になった。

鷹爪火見子がサタンホークに、
熊嵐大五郎がストロングベアに、
蛇蛭夫がヘビンガーに
象丸一心斎がゾゾンガーに
大虎竜太朗がクレイジータイガーに変身した。

サタンホーク「殺せ!」
地獄谷五人衆は、健太郎達を圧倒し、打ちのめした。
健太郎「卑怯な・・・」

サタンホーク「刀を取れ!」
地獄谷五人衆は、壁に掛けられていた五本の刀を取って、
出て行った。
ゾゾンガー「もらった!」


地獄谷五人衆は、メガールが待つ石碑へ行った。
メガール「よくやったぞ!それでこそテラーマクロが直々に鍛えた地獄谷の勇者というものだ!では始めるぞ!」
地獄谷五人衆が刀を石碑に刺し込む。
メガール「太陽よ!大気のエネルギーよ!
森羅万象、命あるもののすべてのエネルギーよ!
御影石に集まり、空飛ぶ火の車を呼び起こせ。
3000年の眠りから蘇らせよ!」

山が割れ、その中から巨大な円盤、空飛ぶ火の車が現れた。

メガール「伝わる空飛ぶ火の車の伝説は誠であったぞ!」
見ろ!今こそ空飛ぶ火の車がドグマのものとなったのだ!」
火の車のハッチが開き、メガール達が乗り込む。
火の車が浮上する。
メガール「おぉ、何と素晴らしい乗り心地だ。これで我がドグマに恐れるものは何もない!まずはこの山彦村を焼き払い、この火の車の威力を試してくれよう。いけぇ!」

火の車が山彦村の真上に移動する。
メガール「撃てぇ!撃て!撃て-!」
火の車が口から火を噴き、村を焼き払う。
マタギ達が逃げ惑う。

メガール「香坂だ。撃て!撃てぇー!」
火の車の左右の爪からはミサイルが撃たれ、
地上の健太郎達を吹き飛ばす。
健太郎「チエ-!シンタ-!頼んだぞ・・・」
健太郎が力尽きた。

そして、山彦村は全滅してしまった。

チエとシンタの姉弟と子供達は離れた所からその様を見ていた。
チエ「ああ、村が焼かれた!」
シンタ「お父様・・・」

赤心寺からも、山彦村の惨状は見えていた。
弁慶「老師!あれは・・・」
玄海「弁慶!お前は直ちに山彦村に飛び、山彦村に何があったのか確かめてまいれ」
弁慶「かしこまりました」

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最終更新:2015年12月01日 20:16