~次回予告~ 『富士山麓に現れた怪鳥を調査すべく出撃したアフロダイAは突然の奇襲に出た機械獣ハルピアの奇襲によって片腕を失ってしまう!』 『これに力を得たゴーゴン大公はさらにマジンガーZを打ち砕くことを指令した』 『遂に追い込まれるマジンガーZ』 『それを助けようとアフロダイAは必死に駆け付けたのだが――』 『次回、マジンガーZ「壮烈!!アフロダイAの最後!!」にご期待下さい!!』
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羽手裏剣に全身を貫かれたアフロダイA。
そこに光線を受けたアフロダイAは爆発四散してしまう――
ボス「イヤッホー!」
ボス・ヌケ・ムチャの3人がバイクで野原を走っていた。
ボス「ありゃりゃ!?」
ボスは鳥の様な影を空に見かけた。
ボス「あれは何だ?」
ヌケ「目が悪いな、ボス。あれは鳥ですよ、鳥。良く見てみて、ね」
ボス「うわぁ!こっち来るぞ!」
飛んできた鳥は、妖機械獣・ハルピアπ7だった。
ボス達は逃げ出すが、ハルピアπ7は追いかける。
ハルピアπ7が真上を飛んだ衝撃で、ボス達は吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。
弓「ん、なんだ?あの飛行物体は?」
所員「異常発生してますよ」
弓「うーむ、原因を調べてみる必要があるね。シローくん、甲児くんはどこかね?」
シロー「みさとさんとどっかでデート中」
弓「そうか・・・しかたがないな。じゃあ、さやか、すまないがちょっと頼むよ」
さやか「甲児くんを探せばいいでしょ!」
弓「まあまま、そう怒るなよ、ちょっと調査するだけだから」
さやか「甲児くんたらホントにダメね!お父様の頼みじゃしかたないわ」
シロー「もてない女は仕事、仕事」
さやか「チビは余計なこと言わなくていいの!」
シローがさやかにはたかれる。
アフロダイAが光子力研究所から出撃した。
ボス「あーびっくりした、な、何だありゃ?」
ヌケ「全く鳥のようで鳥でない、飛行機のようで飛行機でない・・・」
ムチャ「だから、そんなことを言ってるばあいかよ!さやかさんに頼まれたことがあったろう!」
ボス「そうだ、兜とみさとが何をしてるのか、探るんだった。ヌケ、もたもたするな!行くぞ!」
ヌケ「はいよ」
その頃、甲児はみさとにバイクの運転を教えていた。
甲児「ほらほら、リラックスだよ。そっ、リラックスだよ」
ボス達がその場に来ていた。
ボス「兜のやつ、バイク乗りの特訓中だわさ。よりによってみさとの奴とよ~」
ヌケ「ど、ど、どうすんの、ボス?さやかに報告しちゃったらか~っと来ちゃって・・・」
ボス「バカやろう!俺だってか~って来てるんだい!みさとにあんなことさせやがって、ムチャ!さやかに報告しとけ!」
ムチャ「はいな!もしもし、さやかさん、応答せよ」
さやか「何よ、ムチャ」
ムチャ「兜は目下みさとさんにバイク乗りの特訓中、どうぞ」
さやか「何ですって!良く言っておいてちょうだい!私は今、怪鳥の調査中だってね!」
ムチャ「了解!」
アフロダイAが進んでいると、火口の中からハルビアπ7が出てきた。
さやか「あぁ!?」
ハルピアπ7の口からのミサイルは、アフロダイAの足元に着弾し、
アフロダイAは吹き飛ぶ。
さやか「そうれ!ええい!」
アフロダイAは胸からミサイルを撃つも、ハルピアπ7に軽々とかわされる。
さやか「あぁ!」
ハルピアπ7の翼から射出された羽根手裏剣がアフロダイAの右手に刺さる。
そこへハルピアπ7は胸から光線を撃ち、アフロダイAの右手が破壊された。
さやか「きゃあー!あれはやっぱり機械獣だわ!」
ボス「おい、兜!怪しい鳥が現れたぞ!さやか一人に任せといていいのかよ!」
ヌケ「そうだ」
甲児「それそれ、もっとスピードを上げないと」
ボス「兜!俺の言ってることが聞こえねえのか!」
甲児「そうだ!そのままで、スピードを落とさないで、体を倒しながら、ターンするんだ。
いいぞ、みさとさん。スピード、スピード」
みさとはバイクを順調に運転していたが、岩にタイヤを取られ、バイクが跳ねてしまう。
みさと「きゃあ!」
甲児「危ない!」
ボス「危ねぇ!」
甲児達は下がろうとするも、甲児はみさとのバイクと衝突してしまう。
ボス「おい、みさと!」
みさと「甲児さんは・・?」
甲児のバイクから弓の通信が聞こえる。
弓「甲児くん!甲児くん!」
甲児「はい・・・甲児です・・・」
弓「ああ、甲児くんか。実は富士山頂におかしな鳥が現れたんだ。
アフロダイAが調査に行ったんだが、負傷してしまったんだ。救助を頼む」
甲児「し・・しかし・・・」
弓「おい、どうしたんだ?」
甲児「了解・・・直ちにマジンガーZを出撃させます・・・あぁ・・・」
弓「どうしたんだ!?いつもの甲児くんと違うぞ、甲児くん!」
ゴーゴン大公は海を進んでいた。
ゴーゴン「Drヘル、作戦開始だ。俺の指示に従って、援軍を送ってこい!」
地獄城
ヘル「ゴーゴン大公の奴、張り切っておるではないか」
ブロッケン「Drヘル、よくもそう落ち着いてみていられるものですな」
あしゅら「「奴に勝利の栄光を握られてしまったら、それこそ我々の努力は水の泡です!」」
ヘル「まあ、良いではないか。ゴーゴン大公の指示があったら協力してやれ」
ブロッケン・あしゅら(女)「「Drヘル!」」
ヘル「静まれ、二人とも。最後の栄光の瞬間までゴーゴン大公のものにはさせん」
あしゅら「な、なんですって?」
ヘル「最後に笑う者はこのわしじゃ」
ブロッケン「Drヘル、それでは」
ヘル「ははははは!」
甲児達は光子力研究所に戻ってきた。
弓「ああ、甲児くん!」
ボス「大丈夫か?」
弓「ボス、どうしたんだね一体?」
ボス「詳しいことはこいつらに聞いてください、俺は急いでるんだ」
甲児は、戦闘服に着替え、よろけながらもジェットパイルダーに乗り込もうとしたが、弓に止められる。
弓「甲児くん、そんな格好でマジンガーZが動かせると思っているのか」
甲児「冗談じゃないですよ・・・このぐらいのこと・・・あいた!」
弓「誰か!誰かいないか?」
せわし「どうしたんじゃね?・・・おぉ、甲児くん!」
弓「せわし博士、頼む」
せわし「はい。おい、のっそり君!もりもり君!」
弓「あぁ、ヌケ、ムチャ。君たちにやってもらいたい事があるんだ。そう、二人でアフロダイAを助けだすことが出来るかな?」
ヌケ・ムチャ「「えぇ!?」」
弓「ダメかい?」
ヌケ・ムチャ「「大丈夫です!」」
ゴーゴン大公は海岸に着き、光子力研究所へ向かうが、
ヌケとムチャの乗るボスボロットとすれ違った。
ゴーゴン「なにやつ!?」
ヌケ「はじめまして、失礼します」
ゴーゴン「待て、怪しいやつ」
ムチャ「なんだって!お前だって怪しいじゃないか!名を名乗れ!」
ゴーゴン「生意気な、地獄の土産に聞いておけ!
ミケーネ・闇の帝王の先遣隊、ゴーゴン大公だ!」
ヌケ・ムチャ「「ゴーゴン大公!」」
ゴーゴン「待て!」
ボロットは逃げようとするも、ゴーゴンの鞭を右足に絡ませられ、動きを封じられる。
ヌケ「さやかさん、助けてくれ~」
ボロットの通信がアフロダイAに入る。
さやか「ヌケとムチャだわ!」
ボロットの元にアフロダイAが駆け付けた。
さやか「お待ちなさい!」
ヌケ「あっ、さやか!」
さやか「ミサイル発射!」
ゴーゴン「おわぁ!くそう!」
アフロダイAのミサイルをかわし、ゴーゴン大公は退いていった。
さやか「ボスはどうしたの?」
ヌケ「みさとさんがバイクで怪我して、看病で忙しいんだよ」
さやか「看病!?まったくなんてことなの、アフロダイAがこんなになってるていうのに・・・」
ヌケ「これまた、残酷なことを言っちゃって・・・」
そこへ、ハルビアπ7が飛来して、ミサイルを撃ってきた。
さやか「きゃあー!」
逃げるボロットにハルピアπ7が足の爪から電磁波を放ち、
ボロットの動きを止め、そこから足でボロットを持ち上げる。
さやか「電磁波が出てるわ・・・これじゃ計器が狂っちゃうわ!」
ハルピアπ7はボロットを離し、地面に叩きつける。
ゴーゴンは光子力研究所に来た。
ゴーゴン「マジンガーZ、出てこい!何故出てこないのだ?マジンガーZ!」
ヘル「う~む、チャンスだ。マジンガーZが出てこないのは、なにかある。あしゅら男爵、出撃せよ!」
地獄城から、あしゅら男爵の海底要塞フードが発進した。
甲児はベッドに寝かされていた。
シロー「先生、お兄ちゃんどう?」
弓「それが、たいぶ酷い打撲だそうだ。しばらく安静にしておかなくては・・・」
みさと「先生、申し訳ありません。あたしがいけなかったんです・・・」
所員「所長、アフロダイAとボロットがピンチです!
目下、機械獣の猛烈な攻撃を受けています!」
弓「何だって!?」
みさと「ボス、何してるの!こんなことでノンビリしてる場合じゃないでしょ!」
ボス「しかし、お前のことが気になってよ・・・」
みさと「ボスのバカ!」
みさとがボスを平手打ちした。
ハルピアπ7はミサイルでアフロダイAとボロットを攻め立てていた。
ゴーゴン「ふはははは!」
さやか「それぇ!」
アフロダイAがミサイルを撃つも、ハルビアπ7にかわされ
逆に爆発で崩れた岩がボロットの方へ落ちてきた。
さやか「きゃあ!・・・・これじゃあアフロダイAを無駄死にさせちゃうだけだわ・・・」
ゴーゴン「ふはは!ふはははは!」
ボスがバイクでボロットの元に駆けつけた。
ボス「おーい!ボスボロットーー!」
ヌケ「あ、ボス」
ボスがボロットに乗り込む。
ボス「おい、早く俺を乗せろ!」
ムチャ「急いで!」
ボス「バカ!命令するのはこの俺だい!」
ヌケ「あ、そうでした」
弓「さやか!逃げてはならん、さやか!」
さやか「そうは言っても、お父様!ここで勝負に出たらアフロダイAに自殺させるのと同じよ!」
ハルピアπ7の爪がアフロダイAの頭を砕いていった。
さやか「きゃあ!・・・どうして、アフロダイAだけがこんな目にあわなきゃいけないのよ!甲児くんとみさとさんが勝手なことしてくれなきゃ、こんなことにはならなかったのに!!」
甲児「一体何が起こってるんだ!?」
シロー「お兄ちゃん、ここはさやかさんとボスにまかせて・・・」
みさと「甲児さん、ごめんなさい・・・」
甲児「みさとさん、これは君だけの責任じゃないんだよ!バイク乗りを教えた僕も悪いんだ・・・」
シロー「お兄ちゃん」
みさと「甲児さん、我慢して」
甲児「でも、研究所の非常時に出撃できないとなったら、僕達のやった事は大変な罪悪になってしまうんだ!行かせてくれ!」
みさと「その体では無理よ!」
甲児「離せ、離してくれ!」
シロー「お兄ちゃん!」
ブードが海岸に停泊し、ハッチからあしゅら男爵の乗る戦車が出てきた。
あしゅら「「いいか、ゴーゴン大公に栄光の瞬間を一人占めさせるな。いくぞ!」」
鉄仮面の戦車隊がブードから出撃していった。
所員「所長、戦車が次々に上陸していきます」
弓「アフロダイAとボスボロットも駄目だったか・・・さやか、ボス。どうした?」
アフロダイAは湖に佇んでいた。
ボス「おい、さやか!さやか、所長が必死に呼びかけてるぜ。おい、さやか」
弓「おい、ボス」
ボス「はい、こちらボス」
弓「さやかはどうした?」
ボス「それが分かれば苦労しませんよ」
弓「なんだって!?Drヘルの戦車隊がこちらに向かってきてるんだ。二人とも動けるなら戻ってきてくれ」
さやか「お父様!こんな戦いでアフロダイAをダメにさせるなんてできないわ!!」
弓「何を言ってるんだ、さやか!お前の個人的な感情はこの際置いておくんだ!アフロダイAはまた作ればいい」
さやか「お父様ったらそんな酷いわ!」
ボス「・・・ようし!俺は研究所に行くぞ!」
さやか「アフロダイAは私と一心同体よ・・これ以上、むちゃくちゃにしたくないわ・・こんな気持ち、お父様には・・・」
ハルピアπ7はミサイルの連射で研究所を攻撃していた。
所員「うわー!」
弓「もう駄目だ!バリアーを張るんだ、早く!」
所員「は、はい!」
バリアが展開されるが、ハルピアπ7は羽根爆弾を刺してからの光線でバリアを破壊する。
ゴーゴン「よし、ハルピア。もう一ふんばりだ。研究所を落とすなどいとも簡単なことだ、突っ込め!む?」
あしゅら達の戦車隊が来た。
あしゅら「「ゴーゴン大公、ご援助申し上げます」」
ゴーゴン「なに、俺はまだ援軍など頼んでおらんぞ!」
あしゅら「「しかし、ゴーゴン大公。後一歩の詰めには機械獣では力不足です」
ゴーゴン「ええい、俺を舐めるのか!」
ゴーゴンはあしゅらの顔面を鞭で打ち、あしゅらは緑色の血を吐く。
弓「全員避難せよ!防衛不能!全員避難せよ!」
せわし「所長!」
弓「博士、残念だが今回はどうにもならない!今までマジンガーZを信じて、望みをつないできたが、それももう不可能だ」
せわし「所長!?」
弓「せわし博士ははやく避難を!」
戦車隊の砲撃が光子力研究所を攻撃する。
ボス「待て、このやろう!」
駆けつけたボロットは戦車隊を破壊するも、ハルピアπ7の羽根手裏剣を首に刺され、
光線による爆発で頭が吹き飛ばされた。
ボス「うわぁ~~!」
弓「おい、Drヘル。研究所は明け渡す、攻撃を中止したまえ。Drヘル!」
甲児がようやくジェットパイルダーに乗り込んだ。
甲児「・・・先生!マジンガーZを出撃します!」
弓「甲児くん!大丈夫なのか?」
甲児「先生、あんな奴に屈服しないでください」
ジェッドパイルダーが発進する。
甲児「マジーンゴー!パイルダーオン!」
ジェットパイルダーがドッキングし、マジンガーZが出撃する。
さやか「え、甲児くんが!?」
弓「甲児くんは自分の命を捨てて出て行った。それなのにお前はまだつまらない事に固執する気か?さやか、誰にだって大切なものがある。しかし、人間の命に代えられるものはない」
さやか「お父様・・・・」
弓「これが最後だ。弓弦之介の娘として恥ずかしくない決断を下したまえ」
さやか「・・・・」
弓(アフロダイAはまた作ればいい)
(人間の命に代えられるものはない)
さやか「アフロダイA・・・私のアフロダイA・・・ごめんなさい!」
マジンガーZは戦車隊の砲撃をものともせず、進む。
甲児「どけどけ!木っ端ども!そんな弾なんか、ハエが止まったにも感じないやい!」
ハルピアπ7がミサイルを撃ってきた。
甲児「おっと!」
マジンガーZはハルピアπ7のミサイルをよける。
甲児「ブレストファイヤー!」
マジンガーZはブレストファイヤーを撃つも、ハルピアπ7にかわされる。
甲児「アイアンカッター!」
アイアンカッターがハルピアπ7の両足を切り飛ばしたが、
ハルピアπ7は目からの光線でマジンガーZを撃つ。
甲児「あぁーー!!」
マジンガーZが追い詰められる中、アフロダイAが戦場に戻ろうとしていた。
さやか(ごめんなさい、甲児くん。アフロダイAが今行くわ)
(甲児くん、私だって女の意地があるわ。アフロダイAの意地が)
甲児「うわぁ~~」
ゴーゴン「パルピアπ7!今だ、ミサイルを撃て!」
マジンガーZがハルピアπ7のミサイルで吹き飛ばされる。
甲児「ちくしょう・・・体が、体がしびれて・・自由にならねぇや・・・・」
さやか(甲児くん、アフロダイAが必ずマジンガーZを救ってみせるわ!)
ゴーゴン「ようし、Zはもう動けない。止めの羽根爆弾を撃ちこめ!」
ハルピアπ7が倒れたマジンガーZに羽根手裏剣を撃つ。
甲児「あぁ!」
さやか「甲児くん!」
飛び込んできたアフロダイAがマジンガーZを庇い、自分の体に羽根手裏剣を受けた。
ハルピアπ7はそのままアフロダイAに羽根手裏剣を撃ち続ける。
甲児(さやかさん、お前は!!)
アフロダイAの全身に羽根手裏剣が突き刺さった。
甲児「さやかさん!」
さやか「甲児くん・・・アフロダイAの最期を無駄にしないで・・・」
甲児「さやかさん・・・」
ハルピアπ7の光線を受けて、アフロダイAが爆発四散した。
さやか「きゃあ―――!!」
甲児「さやかさん――!!」
さらにハルピアπ7はミサイルを撃つも、マジンガーZはかわす。
甲児「ルストハリケーン!」
ハルピアπ7はルストハリケーンをかわす。
甲児「くそう!マジンガーZのスペシャルダブル攻撃を受けてみろ!ロケットパンチ!アイアンカッター!」
ロケットパンチがハルピアπ7の右の羽根を破壊し、アイアンカッターが落下していくハルピアπ7を顔面から真っ二つに両断する。
甲児「光子力ビーム!」
止めの光子力ビームを受け、ハルピアπ7が大爆発した。
ゴーゴン「くそう!戦闘に必要な集中力を、貴様のおかげで奪われてしまったのだぞ!」
あしゅら「「ゴーゴン大公、申し訳ありません!」」
甲児「さやかさん!さやかさーん!さやかさん・・・」
アフロダイAの残骸の中にさやかが立っていた。
さやか「アフロダイA・・・ごめん、こんな惨たらしい殺し方をしてしまって、ごめんなさい」
甲児はマジンガーZの右手にさやかを乗せる。
甲児「さやかさん、僕が勝手なことをしてすまなかった・・・許してくれ」
さやか「あたしはいいの、その言葉はアフロダイAに言ってあげてちょうだい」
甲児「・・・アフロダイA、ありがとう。君のことは決して忘れないよ」
さやか「甲児くん、アフロダイAを静かで一番美しい所に送ってあげて・・・」
甲児「分かったよ。ルストハリケーン!」
マジンガーZのルストハリケーンがアフロダイAの残骸を砕き、風の中に飛ばしていった。
さやか(さようなら、アフロダイA!さようなら、さよ――なら・・・)
(続く)
最終更新:2018年11月23日 22:06