マジンカイザーは宇宙空間から湖に落下し、そこに巨大なクレーターが形成され、
その巻き添えでスラバ・ビラニアス・ギラギンガの3体が溶解していた。
クレーターの周りをハーディアス、ユリシーザー、ドレイドゥの三将軍と戦闘獣軍団が囲んでいた。
ハーディアス「マジンカイザーは?」
ユリシーザー「あれ程の衝撃だ!マジンカイザーと言えど、只では済むまい!」
甲児「ターボスマッシャーパンチ!」
地面が揺らぎ、戦闘獣が足を取られる。
地面から飛び出したターボスマッシャーパンチが地上にいた戦闘獣軍団を全て撃破した。
甲児「光子力ビーム!」
ターボスマッシャーパンチも煙の中に戻った所で、
煙の中から、光子力ビームが放たれた。
ダンデ「うわあぁ・・・」
将軍達はビームをかわすも、悪霊型戦闘獣ダンデは全身を裂かれ、消滅していった。
ドレイドゥ「何ぃ!?」
煙が晴れた時、クレーターの中にマジンカイザーが立っていた。
弓「マジンカイザーは伊達に宇宙に上げた訳じゃない」
せわし「無重力下で精錬することで超合金NZαの完成度を高め!」
のっそり「マジンカイザーを強化する為じゃったんじゃ」
弓(思う存分戦うんだ、甲児君)
ドレイドゥ「おのれ、生きていたか・・・マジンカイザー!」
甲児「お前達のせいで、大勢の人が死んだんだ。絶対に許しはしない!」
「食らえ!ルストトルネード!」
マジンカイザーの口から放たれたルストトルネードは、ユリシーザーを包み、
富士山まで削り取っていった。
ユリシーザー「うおぉ・・・あぁぁ・・・」
ユリシーザーはルストトルネードの中で風化、消滅した。
甲児「冷凍ビーム!」
マジンカイザーが耳の角から放った冷凍ビームはハーディアスに直撃した。
ハーディアス「いやん!・・・・」
ハーディアスは瞬く間に凍結していき、そのまま粉砕された。
ドレイドゥ「おぉ・・・ハーディアスまで・・・恐るべし、マジンカイザー・・・!」
ドレイドゥは上空へ逃げ出した。
甲児「待ちやがれ!くそぉ、カイザースクランダー!」
カイザースクランダーが飛来してきた。
甲児「たぁ!」
マジンカイザーが飛び上がる。
甲児「スクランダークロス!」
マジンカイザーはカイザースクランダーとドッキングし、ドレイドゥを追う。
ドレイドゥ「大変です、暗黒大将軍・・・!!」
マジンカイザーがドレイドゥに追いついた。
ドレイドゥ「おのれぇ!」
ドレイドゥがマジンカイザーへ火炎を放つ。
甲児「ファイヤーブラスター!!」
ファイヤーブラスターはドレイドゥの火炎をかき消し、ドレイドゥを焼いた。
甲児「マジンカイザーの力を思い知れ!・・・まだ逃げるつもりか!」
ドレイドゥ「ま、まさか・・・我ら七大将軍がこうも呆気なく・・・倒されるとは・・・ぐわぁ!!」
ドレイドゥを潰しながら、無敵要塞デモニカがマジンカイザーに迫る。
甲児「え・・・うわぁ!」
デモニカはマジンカイザーと激突し、そのまま富士山に突っ込んだ。
暗黒大将軍「ぬふふふ、まずは良くやったと褒めておこう、マジンカイザーよ。
だが、この暗黒大将軍がいる限り、ミケーネの野望は不滅だ」
ボス「何やってんだ!しっかりしろ兜!」
ボス達はダンデにバラバラにされたボスボロットから戦いを見ていた。
暗黒大将軍「くだばるがいい、兜甲児。そしてマジンカイザー!」
デモニカが揺れ出す。
暗黒大将軍「ば・・・馬鹿な・・・」
マジンカイザーがデモニカを持ち上げた。
暗黒大将軍の乗っていたブリッジがデモニカから分離する。
ボス「よっしゃあ!そのまま放り投げちまえ!」
甲児「マジンパワー!!」
マジンカイザーはデモニカを放り投げた。
甲児「スクランダーオフ!」
マジンカイザーはカイザースクランダーを分離し、手に持った。
甲児「これでも食らえ!!」
デモニカに投げつけたカイザースクランダーはデモニカを両断し、
デモニカが大爆発した。
のっそり・せわし「「やったやった―!」」
シロー「凄いパワーだ・・・」
弓「マジンカイザーは無限の可能性を秘めている」
(正に神も悪魔も超える力を持っているんだ・・・)
最終更新:2016年03月23日 13:52